愛媛大学大学院医学系研究科  整形外科学

研究室からのお知らせ

  • 冨永 雄介先生の論文が、Journal of Experimental Orthopaedics誌にacceptされました

    2024.10.18
    本講座 専攻医 冨永 雄介先生の論文が、Journal of Experimental Orthopaedics誌にacceptされました。
    TKA術前のX線立位側面像での大腿骨-脛骨のcontact pointの後方偏位は、TKA術後の屈曲初期の大腿骨の非生理的な前方運動の予測因子であることを証明した論文です。
    冨永先生は救急指定病院で大変ご多忙な日常診療をこなしながら研究も遂行し、この度論文掲載を達成することができました。そのバイタリティおよび実行力を大変素晴らしく思います。
    Tominaga Y, Kinoshita T, Hino K, Kutsuna T, Watamori K, Tsuda T, Horita Y, Takao M.
    Preoperative tibiofemoral contact point on standing lateral radiograph predicts anteroposterior knee kinematics in total knee arthroplasty.
    Journal of Experimental Orthopaedics. 2024 (in press)
  • 3Dポーラスミーティングを開催いたしました

    2024.09.27
    ANAクラウンプラザホテル松山で、3Dポーラスミーティングを開催いたしました。
    基調講演では獨協医科大学病院整形外科学 講師 富沢 一生先生
    特別講演では山口大学医学部付属病院整形外科学教授 坂井 孝司先生より、
    3Dポーラスインプラントの最近の進歩についてご講演をいただきました。日々進化を遂げる3Dポーラスにおける基本からマニアックな内容まで、非常に勉強になる刺激的なお時間を過ごしました。この度はご講演を下さり、誠にありがとうございました。
  • 津田先生の臨床研究が「令和6年度愛媛大学若手研究活動支援事業」に選ばれました

    2024.09.20
    院生医員の津田貴史がブレイクダンスに関する臨床研究の取り組みで、学内の研究助成企画「令和6年度愛媛大学若手研究活動支援事業」および、カクタス・コミュニケーションズ株式会社による若手研究助成プログラム「エディテージ・グラント2024」に入選、入賞いたしました。
    今年はオリンピックでも正式種目として開催されたブレイクダンス(ブレイキン)の安全体制構築に向けて、責任を持って研究を遂行して参ります。
  • 山岡慎大朗先生が取り組んでいるクラウドファンディング「脊椎内視鏡手術の技術を次世代へ継承したい」が、この度目標額を達成いたしました

    2024.09.09
    本講座 山岡慎大朗先生が取り組んでいるクラウドファンディング「脊椎内視鏡手術の技術を次世代へ継承したい」が、この度目標額を達成いたしました。
    本プロジェクト達成に際し、お力添えをいただきました皆様に心より感謝申し上げます。今後も愛媛県、そして全国の脊椎内視鏡に関する教育環境の整備を推進して参ります。
  • 「脊椎内視鏡手術の技術を次世代へ継承したい ~育成体制の構築にご寄付を~」

    2024.08.26

    患者さんにとって体に負担の少ない内視鏡手術(FESS/BESS)は素晴らしい術式ですが、急速な医療機器の発展により手術までに習得しなければならない事も飛躍的に増加しております。手術を患者さんに提供する際には十分な練習が必須ですが、残念ながら日本にはFESS/BESS 手術手技を学べるトレーニングの環境が十分整っているとは言えません。

    全国の脊椎外科の先生方から頂いた内視鏡技術を、全国の脊椎内視鏡外科医の先生方とともに、愛媛で次世代の脊椎内視鏡外科医を育てたい。それが私に教えてくださった全国の先生方への唯一の恩返しと考えます。

    脊椎内視鏡専門の医療機器については、当院でトレーニング用に確保しているものがなく、これまでのトレーニングではなんとか医療機器の会社のご協力をいただき、レンタルをすることができました。しかし、次にトレーニングを希望する時期に、確度高く指導できる環境を用意できるかについては不明瞭です。

    そこで、今回のクラウドファンディングでは、愛媛大学サージカルトレーニングセンターに実際のFESS手術機材を購入させていただき、FESS手技のトレーニングが可能になる環境整備を進めてまいります。また、Next Stageとして、BESSの手術機材も購入し、実際の手術に使用する機材の不足を充填したいと考えます。

    第一目標金額:500万円
    FESSトレーニングの実施に必要な機材購入費
    ・消耗品費
    ・講師招聘費
    ・クラウドファンディング手数料、諸経費など
    FESS手術に必要な医療機器を購入させていただきます)

    第二目標金額:1000万円
    BESSトレーニングの実施に必要な機材購入費など

    愛媛で次世代の脊椎内視鏡外科医を育てたい!
    是非皆様のご協力をお願いいたします。

    脊椎内視鏡手術の技術を次世代へ継承したい|育成体制の構築にご寄付を(愛媛大学医学部附属病院脊椎センター(整形外科) 山岡 慎大朗 2024/08/26 公開) – クラウドファンディング READYFOR


     

    インターネットでのお申し込みが難しい方は

    お手数ですが申込用紙を印刷し必要事項をご記入の上

    〒791-0295
    愛媛県東温市志津川454
    愛媛大学整形外科医局 宛てにご郵送ください。

    代理で手続きをさせていただき、ご記入いただきました御住所へ振込先口座をご連絡いたします。

    申込用紙はこちら↓
    ご寄付お申し込みフォーム

     

     

  • えひめ膝を語る会

    2024.07.08
    2024.7.6 えひめ膝を語る会
    膝関節について熱い議論が展開される「えひめ膝を語る会」、今年で第3回が開催されました。
    今回は慶應義塾大学医学部 整形外科 専任講師 原藤 健吾先生より
    「目指そう!!バイオメカを究めた膝関節外科手術 -関節負荷と骨粗鬆症の関連とは-」
    京都大学大学院医学研究科 整形外科学 講師 栗山 新一先生より
    「科学的根拠に基づいた変形性膝関節症治療」
    のご講演をいただきました。
    膝関節研究のトップランナーの先生方の研究は非常に勉強になり、刺激的でした。大変貴重なお時間を誠にありがとうございました。
  • 国際学会体験記 -その2-

    2024.06.24

    国際学会体験記 -その2-

    北半球の果てから無事帰還し、ホーム愛媛よりご報告です。
    2024.6.19-22 オランダで開催されましたCAOS international 2024で、この度木下 智文助教が見事ポスター賞を受賞いたしました!去年に引き続き2年連続の受賞を達成した愛媛大学、来年にはハットトリックを目指します!

     

  • 国際学会体験記 -その1-

    2024.06.24
    2024.6.19-22 国際学会体験記 -その1-
    北半球の果てからご報告です。
    現在オランダで開催中のCAOS international 2024に参加しております。今年の学会でも、若手の演題発表、積極的な質疑応答で活発な議論を展開しております。
    世界のCAOSを牽引する愛媛大学整形外科となるべく、残りの会期も医局員一同精一杯取り組んで参ります。また続報も適宜発信して参ります。
    ~続く…かも~
     
  • 第 178 回 愛媛整形外科集談会が開催されました

    2024.06.12
    2024.6.1  第 178 回 愛媛整形外科集談会が開催されました。
    特別講演として、東京大学医学系研究科外科学専攻 整形外科学 教授 田中 栄先生より「骨粗鬆症のマネジメント」のご講演をいただきました。東京大学が取り組まれている大規模研究、骨粗鬆症治療の最新情報とその有効性の新たなる知見は、非常に学びの多い刺激的なご講演でした。
  • 第68回日本リウマチ学会総会・学術集会に参加しました

    2024.05.07
    2024年4月18日(木)〜 4月20日(土)神戸コンベンションセンターで開催されました 
    第68回日本リウマチ学会総会・学術集会で、髙尾教授が講演いたしました。

    教育研修講演
    リウマチ外科医への提言 -ロボット, ナビゲーションからXR, AIまで –
    座長:   黒田 良祐 神戸大学大学院整形外科
    講師:   高窪 祐弥 山形大学医学部附属病院 リハビリテーション部

    デジタル時代におけるリウマチ性疾患に対する手術治療の進歩
    講師:   稲葉 裕  横浜市立大学医学部 整形外科

    関節外科におけるAI,XR,ナビ,ロボット活用の現状と展望
    講師:   高尾 正樹 愛媛大学大学院医学系研究科 整形外科学

    リウマチ診療、加療においても、進歩した科学技術の応用が今後も期待されます。
    愛媛大学では最先端の技術を駆使した診療、研究を今後も推進して参ります。