小児医療を通じて未来を守る
愛媛大学小児科 ~小児医療を通じて未来を守る~

冬の小児科学会愛媛地方会報告

11月18日(日)冬の小児科地方会が開催され、県内の勤務医〜開業医の先生から14演題の発表があり活発な討論が行われました。
今回の特別講演は、緑園こどもクリニックの山中龍宏先生による「子どもの傷害予防への科学的アプローチ」でした。山中先生は日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会の委員長で、“Injury Alert(傷害速報)”も担当されておられます。
(恥ずかしながら、福田は小児科学会雑誌の “Injury Alert” を完全にスルーしていました)

「注意をしても起こるのが子どもの事故」であり、何故事故が発生するのかを極めて科学的に実証し、如何に「製品や子どもをとりまく環境自体を改善」したり「保護者の行動を変えさせるか」等の具体的対策を打ち出して行く手法を attractiveに御講演頂きました。まさに目から鱗でした。

地方会終了後は年末恒例の情報交換会があり、前回、前々回地方会での優秀演題の表彰がありました。
受賞されたのは3人で、県立新居浜病院の村尾紀久子先生、県立中央病院の岡本健太郎先生、県立今治病院(現 県立新居浜病院)の手塚優子先生でした。

(右下:手塚優子先生は当直であり、賞状と副賞は石井先生が持って記念写真)

2012年11月18日

石井先生がラジオ番組に出演されました

お時間のある時にどうぞ!

【広報ラジオ番組「研究室からこんにちは!」】
 http://ncs2.rnb.co.jp/blog/konnichiwa/

2012年9月24日

3匹のラブラドールレトリバーが来てくれました

8月27日月曜日、小児科病棟に3匹のラブラドールレトリバーの「シャンティー」「ナッシュ」「ネーラ」が来てくれました。
難病を持つ子どもとその家族を支援する「ラ・ファミリエ」のご協力で日本盲導犬協会・島根あさひ訓練センターから3人の訓練士の方々と一緒のご訪問です。ご企画を頂いた藤村真弓先生からご挨拶のあと、訓練士のかたに盲導犬のお仕事についてお話しいただきました。危険なところに人を近寄らせない盲導犬の実演では驚きの声が上がっていました。

その後子供たちは盲導犬をなでたり、小さい子は背中に乗せてもらったり、写真を撮ったりして十分ふれあいを楽しみました。
今回、病棟を訪問してくれた犬たちは、病原体のスクリーニングを受けており、また間違って子供たちがたたいたり踏んだりしても、吠えたりしないようしっかりとしつけができています。本当にお利口な犬たちでした。

2012年8月29日

日野先生お疲れ様でした!

8月8日に日野先生の学位審査が行われました。日野先生の得意分野である漢方薬に関する研究で、論文は既にPLoS ONE(in press)に受理されており、多少の珍回答もありましたが内容の濃い質疑応答になりました。日野先生は社会人大学院生であり、関連病院での通常業務をしながらの研究という、普通の大学院生とは異なる「イバラの道」を歩かれました。また3児の母親としての育児や家事をこなしながらの研究生活でもありました。来年度くらいから漢方薬を使った臨床研究もしたいですね。

2012年8月9日

医局旅行記 〜黒川温泉&湯布院の旅〜 by 濱田先生

開局以来恐らく初めての2年連続幹事という大役に任命され、「宴会ができる温泉旅館を」という石井教授の意向をくみながらも、やや独断で旅先を決定した。温泉好きの私にとってはたまらない「湯めぐり」と「食べ歩き」ツアーとなったことはいうまでもない。
今年は関連病院より桑原先生(市立宇和島病院)、青野先生(市立八幡浜総合病院)が忙しい中を駆け付けてくれ、三好師長をはじめ、NICU・GCU病棟の看護師にも多数初参加して頂き、総勢35名を超える華々しい旅行となった。
さて出発の朝、8時に見事に全員集合。心地よく出発したと思いきや、車中宴会の影響ではや15分後のトイレ休憩。八幡浜港で徹夜明けの福田先生と合流し船旅開始。船内では大富豪(トランプ)でヒートアップしたためか、心配された船酔い者は出ずに無事に別府港に到着。阿蘇山など絶景を楽しめるしまなみハイウェイを経て、一路黒川温泉へ。

旅館に着くや否や早速入湯手形を持って「湯めぐり」に出発。絶対に行きたかった「山みず木」の露天風呂に若手ドクターを引き連れ入湯。「満足できなければ全額返金」という約束であったが、現時点でも請求されておらず堪能してもらえたものと自負している。恒例の大宴会は本日のお宿「優彩」にて。熊本地産地消の美味を堪能しながら、地酒ならぬ地焼酎に酔いしれ、また子どもたちはカラオケに大はしゃぎ。田代先生はさすが江戸っ子、今までの医局員にはいなかったB’zでカラオケ参戦。最後は渡邉先生のお祝いをしてお開きとなりました。

(注:右下 田代先生は約20cm空中に浮いています)

2日目。旅館で食べる朝食ほど開放感を実感できるものはありません。車内では皆さん食後高血糖のところ、幹事おすすめの「温泉名物 パティスリー麓(ろく)のそば粉シュークリーム」を味わって頂きました。湯布院に到着し、金鱗湖をお散歩した後は自由散策。自由散策=食べ歩きと思っているのは幹事だけではないようで、賛同者とともにグルメツアー。だんご汁、コロッケ、唐揚げなどなどごちそうさまでした。

楽しかった旅行も帰路へ。乗船前に立ち寄った道の駅で、佐賀関名物「関あじ・関さば丼」を食べて、さすがに食べ納め。皆さんお疲れ様でした。

2012年7月27日