小児医療を通じて未来を守る
愛媛大学小児科 ~小児医療を通じて未来を守る~

国際小児神経学会(Brisbane)参加報告

5月27日〜6月1日の間、第12回国際小児神経学会議・第11回アジア大洋州小児神経学会議 合同会議が AustraliaのBrisbaneで開催されました。愛媛からは、日野先生、元木先生と福田が参加し、空港で一緒になった順天堂の新島教授と会場に着きました。
日野先生は学位の仕事をまとめて口演発表し、JSCN Award for Excellent Abstract(優秀演題賞)を獲得しました。すごいっす。

また、思いのほかガッツリしたプレゼンと質疑応答をするPoster tourが企画されており、元木先生と福田が発表しました。『石橋を叩いて壊す』くらい慎重な元木先生は充分に準備されて、プレゼン後の複数の質問にも英語で対峙しました。

学会終了後は、ずっと学会中は我慢の子であった日野先生の娘さんを連れて、お約束のコアラとカンガルーに会って来ました。母親の袋の中の赤ちゃんカンガルーは無茶苦茶かわいいです。

おまけは、、、初の国際学会発表を無事に終了して開放感ダダ漏れの元木君です。

2012年6月9日

第85回日本小児科学会愛媛地方会の報告

先日の6月3日(日)に愛媛地方会が開催されました。
一般演題として13題の発表があり、活発な討論が行われました。

また午後からは、矢野喜昭先生がコーディネーターのイブニング シンポジウムがありました。
今回のテーマは『ライフステージにおける地域で行う療育 ー小児科医が子ども達の発達にどのようにかかわっていけるのかー 』でした。

↓↓ 以下は矢野先生からの “熱い” コメントです ↓↓
第85回日本小児科学会愛媛地方会のイブニングシンポジウムのテーマは療育でした。シンポジストの先生方の熱い思い(情念)で、時間はあっという間に過ぎてしまい討論の時間が短くなってしまいました。療育とは、優れた子育てであり特別な事ではありません。このシンポジウムは療育大国愛媛の第1歩です。次は、他科の医師、療育を行う様々な職種の方々、そして療育の中心である子供達や家族の皆さんと共に療育を語る機会があればいいなと思います。 


2012年6月5日

平成24年度 同窓会総会が開かれました

5月27日(日)毎年恒例の愛媛大学医学部小児科学教室同窓会の総会が開かれました。

今年の同窓会賞(松田賞)には、高橋貢先生、永井巧造先生、元木崇裕先生が選出され、受賞講演が行われました。


留学報告では、村上至孝先生、寺岡いづみ先生が留学先での仕事、実績、楽しかった思いでなどなどを報告しました。

そして今年の特別講演のテーマは『新生児疾患』であり、松田修先生と太田雅明先生の2人により特別講演が行われました。

受賞の皆様おめでとうございました。そして御講演の先生方、お疲れさまでした。

2012年6月4日

日本小児科学会学術集会(福岡)報告

先週の4月20-22日に、第115回日本小児科学会学術集会が福岡で開催されました。

愛媛からは、濱田先生(口演)、越智先生(ポスター)、国内留学中の手束先生(ポスター)、5年生の武井さん(ポスター)の発表がありました。
愛媛からの参加者も多く、皆さん昼間は学会場で発表や討論、お勉強ということですが、夜には他施設の先生も飛び入りで、どこをどう歩いたかは定かでありませんが、中洲川端〜祇園あたりで夜間集会(いわゆる飲み会ね)をしました。ちなみに手束先生は夜間集会の時間は、羽田→福岡の機上でした。

最後に医科学研究の成果を発表した5年生の武井さんの勇姿です。

福田の不始末により、学会場での写真が殆どありません。(これは本当に申し訳ない、、、)
証拠写真はありませんが、各先生とも立派に発表をされておられますので、ご了承下さい。

2012年4月30日

クリニクラウンがやって来た!

新年度となり、小児科病棟にも新たなスタッフが増え、日々の診療に取り組んでいます。
(ここらへんは、また後日にでも。。。)

さて昨年度末ですが、小児科病棟にクリニクラウンがやって来ました。

↓↓ 担当してくれた病棟スタッフからのレポートです ↓↓

2/27に小児科病棟にクリニクラウン(臨床道化師)の「いさ」と「みゅみゅ」がやってきました。

クリニクラウンとは、病院を意味する「クリニック」と道化師をさす「クラウン」を合わせた造語です。クリニクラウンは派手なメークやフリルの衣装を着ていません。それは、衣装を清潔に保つこと、容易に手や指を洗ったり、消毒ができること、カーテンやシーツを汚さないことを考えているからです。

クリニクラウンは象徴的な赤い鼻をつけています。鼻をつけているときを「ノーズオン」といいます。クリニクラウンは優れた表現者であると同時に、こどもとの接し方、こどもの心理、保健衛生や病院の規則に精通したスペシャリストです。

クリニクラウンはハーモニカとマラカスを鳴らしながらやってきました。不思議そうな顔をするこどもたちに扉を開けたり、閉めたりしてコミュニケーションをとりながらその距離を縮めていきます。距離が縮まれば、いっしょに皿回しを始めました。
こどもも、大人も、スタッフも自然と笑顔がこぼれる瞬間でした。

最後に「ノーズオン」し、お喜びの田内先生です。

(患者さん御家族と、日本クリニクラウン協会様に写真掲載の承諾を頂きました)

2012年4月12日