小児医療を通じて未来を守る
愛媛大学小児科 ~小児医療を通じて未来を守る~

腎グループ 

診療

小児腎疾患

腎グループは赤ちゃんから中高生、疾患により成人も含めた腎疾患を中心に専門医(小児科学会・日本腎臓学会)が担当させていただいております。学校検尿異常を指摘された方の精査から集中治療室での血液浄化療法まで、他のグループや他科の先生方とも協力して診療しております。愛媛県内の関連病院の先生方とも定期的な勉強会を通じて連携をとり、愛媛県の腎疾患を患う小児患者さんたちのために日々励んでおります。また当グループでは自己免疫・炎症性疾患の診療も担当させていただいており、日本免疫不全・自己炎症学会連携施設として遺伝子検査や生物学的製剤による治療など積極的な診療を行っております。

研究

腎臓を構成する細胞の1つであるポドサイトとよばれる細胞に発現するSMPDL3bという蛋白と自然免疫機構との関係についての研究を行っております。子供の腎臓病(ネフローゼ症候群やIgA腎症)がウイルス感染(自然免疫機構の活性化)により増悪したり再燃したりする仕組みを解明し、患者さん達のためになる治療法の開発を目指して取り組んで参ります。 また解析病理学教室の先生方と協力して自己炎症性疾患の患者さんの検体を用いた機能解析を行い、各自己炎症性疾患のより詳しい病態を明らかにすることを目指して研究しております。ご興味のある研修医の方、学生の方はいつでもご連絡いただけましたら幸いです。

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