2026 産婦人科臨床解剖学講義 (260415)
今年も医学科4年生を対象に、産婦人科学に特化した臨床解剖学講義を行いました。
4年生になると臨床医学の学習が本格的に始まり、学生たちの講義への反応も2年生の頃とは大きく変わってきます。質問やリアクションにも積極性が見られ、医師を目指す自覚や成長を感じることができました。
一方で、臨床を学び始めるこの時期になると、「2年生の解剖学や解剖実習でもっと理解を深めておけばよかった」と実感する学生も少なくありません。今回の講義後に実施したアンケートでも、「解剖学が臨床で役立つ」と回答した学生は平均4.82点(5点満点)と非常に高い評価でしたが、「2年生で学んだ解剖学が十分身についている」と感じている学生の評価は平均3.11点にとどまりました。また、「解剖実習の予習を十分に行っていた」という項目も平均3.14点でした。
これらの結果は、臨床を学び始めて初めて基礎医学の重要性を実感する学生が多いことを示しています。臨床で必要となる知識を見据えながら、2年生の解剖学教育をどのように充実させ、学生の主体的な学びにつなげていくかが、今後の大きな課題であると改めて感じました。


