2023.02.07
新年になって、内科専攻医の中矢先生、研修医2年目の金澤先生、佐伯先生が研修に来てくれました。
同じ糖尿病でも、病態は千差万別であり、個々の患者さんに真摯に向き合い、熱心に研修に取り組んでくれました。
中矢先生は、循環器内科を専攻しており、糖尿病患者さんの循環器疾患に関して逆に教わることが多く、とても勉強になりました。
金澤先生は、研修終了後は整形外科を専攻されるとのことで、主に周術期や全身管理が必要な患者さんの血糖管理について学んでくれました。
佐伯先生は、4月から当科に入局され、内科専門医研修と並行して、本格的に糖尿病診療を開始されます。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
3人の先生方、あっという間の1ヶ月間でしたが、お疲れ様でした。これからも頑張って下さい。
2022.12.20
6年生の久保さんがこの度当科に入局されました!
ポリクリ、クリクラと当科を回っていただいた時から、大変熱心に実習に取り組んでくれていた学生さんで、私たちもフレッシュな仲間が増えて大変嬉しく思っています。卒業試験も無事に合格されたとのことで、あとは万全の体調で国家試験まで頑張って下さいね。
近年、当科では久保さんのように医学生のうちから入局を決めてくれる学生さんが多数おられます。早く決まると目的意識も具体化し、勉学にもより一層集中して取り組むこともできて、さらに大変効率の良い充実した医師生活をスタートさせることが出来ます。
当科でのサポート体制は万全ですので、これからも気軽に何でも相談して下さい。
2022.12.07
寒さが身に染みる季節になりました。
12月2日から3日にかけて、第43回日本肥満学会・第40回日本肥満症治療学会が沖縄で開催され発表してきました。本学会のテーマは『人生100年時代を見据えた肥満症学の新展開:協奏と創造』となっておりました。開催地の沖縄県は日本屈指の肥満症蔓延地域であり、かつての健康長寿の急激な崩壊は主催の琉球大学では 『沖縄クライシス』と命名されたようで、その実態解明に取り組まれています。今年は沖縄県が日本国に復帰して半世紀の年でもありました。糖尿病・内分泌代謝疾患とも非常に密接に関わる肥満症について研究の最先端に触れることができました。
イブニングセミナー2
糖尿病と心腎連関-SGLT2阻害薬の果たす役割-
髙田康徳
筋・サルコペニア(口演10)
一般住民におけるダイナペニア肥満類似クラスターは血中レジスチンが高い
池田陽介
2022.11.15
11月14日は、インスリンを発見したバンティング博士の誕生日、「世界糖尿病デー」です。
全国各地の施設が、テーマカラーである「ブルー」にライトアップされました。
愛媛大学医学部附属病院もブルーに輝き、幻想的な雰囲気となりました。
ブルーライトアップを見かけた際は、糖尿病デーのことを思い出してみてくださいね。
2022.11.15
紅葉の美しい季節になりました。
2022年11月11日-12日、広島で「日本糖尿病学会 中国四国地方会第60回総会」が開催されました。
当研究室からは、医科学研究の学生2名を含む、5演題を発表しました。
礒田 真由香(医学科3回生) 喫煙と血中レジスチン高値は、TG/HDL-C比の上昇と関連する【東温スタディ】
井上 瑠璃(医学科4回生) 一般住民においてレジスチン高値かつ腎機能低下はABI低値と関連する
高門 美沙季 一般住民において、頸動脈の低輝度プラークは血中レジスチン高値と関連する
池田 陽介 一般住民においてレジスチン高値はダイナペニア肥満に類似したクラスターの頻度が高い
川村 良一 レジスチンSNPハプロタイプと腹部肥満はCRP高値と関連する【東温ゲノムスタディ】
地方会は久しぶりの現地開催で、質疑応答も活発に行われました。
礒田さん、井上さんはこれまでの練習の成果を存分に発揮でき、とても堂々とした発表でした。
これからも是非、一緒に研究を続けていきましょう!
2022.10.14
第60回日本糖尿病学会九州地方会が2022年10月7日(金)~10月8日(土)に福岡県で開催されました。当研究室からは、私 池田が発表してきました。本会の大会長は九州大学第三内科の小川佳宏教授で、私の出身医局で主催の会でした。マスク越しではありましたが、懐かしい方々と再会できて、また有意義な議論もでき、大変有意義な学会参加でした。また、共同演者での発表演題が九州支部賞(基礎部門)を受賞しました。本賞は、糖尿病の基礎研究において最も優秀な業績を修めた40歳未満1名(筆頭演者)に授与されるものです。
シンポジウム⑥「予防に活かす 最新の大規模臨床研究の成果」
糖尿病に関連する遺伝因子解明の新たな展開~SNPsと環境因子の関わりを含めて~
池田陽介
九州支部賞(基礎部門)
代謝特性に着目したカナグリフロジンの遅筋と速筋の代謝調節作用の解明
2022.10.14
第62回日本臨床化学会年次学術集会が2022年9月30日(金)~10月2日(日)に富山県で開催されました。当研究室の林智里先生は、第18回合同地方会四国支部においてYIA(Young Investigator Award)を受賞し、今回その受賞講演と授賞式が行われました。本賞は四国支部で最も優秀な演題を発表した35歳未満の1名のみに授与されるものです。
以下、林先生より一言です
「名誉ある賞をいただき身が引き締まる思いです。ご指導くださいました先生方に心よりお礼申し上げます。今後遠隔診療はますます必要となっていくものと考えますが、当科でのこの研究が実用化できれば、遠隔診療をより精度の高いものにできると考えます。私も微力ながら貢献できるよう、精進していきたいと思います。」
林先生おめでとうございます!
在宅での自己採取を前提とした濾紙血によるNT-proBNP測定系の開発
林智里
2022.10.12
2年目研修医の藤堂先生が当科に研修にきてくれています!
糖尿病はもちろん、甲状腺機能低下症や副甲状腺機能亢進症、副腎皮質機能低下症などの内分泌疾患も、診断、治療開始も含め経験してもらっています。
研修期間もあと少しですが、引き続き頑張ってください!
2022.09.21
9月20日から22日まで、医学科1回生2名が当科に病院体験実習に来ています。
医科学研究Ⅰでも糖尿病内科を履修している学生さんです。
カンファレンスや回診に参加し、病院の雰囲気を体験してもらっています。
この実習で、さらに糖尿病への興味が深まったことと思います。
初心を忘れず、今後の勉強に励んでください!
2022.09.01
2年目研修医の山田先生が、8月から当科での研修を開始されています。
研修開始時、「DKAやHHSを経験したいです!」と意気込んでおられました。
早速、糖尿病ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖状態、周術期血糖管理など、幅広い疾患を経験中です。
先日は糖尿病腎症に対する新薬についての抄読会も担当され、知識、経験ともにレベルアップ中です。
さらなるご活躍を期待しています!