2023.09.05
【令和5年度日本補綴歯科学会中国・四国学術大会】
【参加者】 本釜 聖子
令和5年9月2日ー3日、高知県総合あんしんセンターにて令和5年度日本補綴歯科学会中国・四国支部学術大会が開催されました。今回の学会では、「歯科の未来」をメインテーマに、デジタル化と超高齢化社会への対応の講演が企画されていました。
恩師の徳島大学口腔顎顔面補綴学分野の市川哲雄教授が、『DX推進への対応:デジタルデンチャーシステムの現状と今後』についてシンポジウムで講演されました。歯科のデジタル化について、すでに実用化が始まっているデジタルデンチャーシステムと、義歯治療におけるデジタル化の現状と問題点について学ぶことができました。また、『生命予後、健康寿命延伸に対する補綴歯科の可能性』の講演では、高齢者の口腔内の現状、生命予後、健康寿命との関係について最近の研究報告などについて知識を得ることができました。今後の研究、臨床に活かすため、研鑽を積みたいと思いました。
また、ご指導いただいていた永尾寛准教授はじめ、久しぶりに徳島大学口腔顎顔面補綴学分野の先生方と再会し、話に花が咲きました。
2023.09.05
【第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会】
【発表者】本釜 聖子
2023年9月2日ー3日にパシフィコ横浜ノースにて第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会が開催されました。今回の学会テーマは、「摂食嚥下リハビリテーションと多様性」でした。
また、当科からは、本釜が「頬粘膜癌術後のQOL低下がボールアタッチメント型義歯により改善した1例」の演題で発表を行いました。
摂食嚥下リハの医療現場では、対象となる患者様は、複数の障害を持つことが多く、社会的背景も異なり、治療の目標も異なってきます。そのため、他分野の医療者との交流、意見交換、知識・技能を身に付ける必要があります。学会で得た知識を日々の臨床に活かせるよう、研鑽を積みたいと思います。
2023.07.07
【第52回 日本口腔外科学会中国四国支部学術集会】
【参加者】中城 公一、上村 亮太、一色 快斗、土井 貴晴
7月2日、出雲市で開催された日本口腔外科学会中国四国支部学術集会に参加してきました。
当科からは上村が一般演題のセッションにおいて座長を勤めました。また上村が「口腔扁平上皮癌症例に対する S-1 術前化学療法の有用性に関する検討」、一色が「早期口腔扁平上皮癌における頸部の取扱いに関する検討」という演題で発表を行いました。
研修医にとっては初めての学会であり、他病院の先生方の様々な意見はとても良い刺激となりました。
夕食時には徳島大学口腔内科学講座の青田桂子先生と共に貴重な時間を過ごすことができました。
2023.07.03
【第66回中・四国矯正歯科学会大会】
【参加者】栗林恭子
7月1日、2日に徳島県のあわぎんホールにて開催された第66回中・四国矯正歯科学会大会に参加してきました。
テーマは「矯正歯科治療の診断と治療の新たな広がり」で、各種講演、展示から矯正歯科領域における新たな知見を得ることができました。
シンポジウムは「特発性下顎頭吸収(ICR)に対する診断と治療法」についてで、ICRの基礎知識ならびに各症例を通じて特徴を詳しく知ることができました。ICRは、頻度の少ない原因不明の難治性疾患であるため、先生方との臨床経験の共有が大切であると感じました。
学会は、久しぶりの現地参加で、矯正歯科の先生方との情報交換もでき非常に有意義でした。
2023.06.28
【第47回日本頭頸部癌学会 】
【参加者】内田大亮、中城公一、雑賀将斗
6月15~16 日にグランキューブ大阪で行われた第47回日本頭頸部癌学会に参加しました。
学会では頭頸部がんの診療、研究に携わっておられる複数の領域の先生が発表されており、BNCTや光免疫療法など新しい治療法など幅広く学ぶことができました。今後の診療に活かせるよう研鑽を積みたいと思います。
当科からは内田教授がポスターセッションで座長を行い、雑賀が『ヒト口腔扁平上皮癌細胞における microRNA-375 の標的遺伝子と機能』の演題で発表を行いました。一昨年の研修医の人見先生と久々に再会し、話に花が咲きました。
2023.06.26
【参加者】中城公一、雑賀将斗、白井博之
6月 21~23 日に佐賀市文化会館で第27回がん分子標的治療学会学術集会が行われました。
当科からは白井が「ヒト口腔扁平上皮癌細胞における microRNA-1260a 機能阻害による増殖抑制効果」、雑賀が「ヒト口腔扁平上皮癌細胞に対する microRNA-375 の遊走能阻害効果」という演題で発表を行いました。
シンポジウムなどでは免疫系に関する新たな知見も講演されており、非常に勉強になりました。今後の研究へ活かしていきたいと思います。
2023.06.19
【日本老年歯科医学会 第34回学術大会】
【参加者】本釜聖子、武田紗季
2023年6月16日〜18日にパシフィコ横浜ノースにて日本老年歯科医学会 第34回学術大会が開催されました。
当科からは本釜聖子が『愛媛大学医学部附属病院歯科口腔外科・矯正歯科外来患者における口腔機能低下症の調査』、武田紗季が『肺癌を有する長期間義歯不使用の後期高齢患者に対し、上下全部床義歯製作と周術期口腔機能管理を実施した一症例』の演題でポスター発表を行いました。
今回は日本老年医学会との合同開催であり、超高齢社会を目前とする日本の現状に対し、訪問診療における歯科医師・歯科衛生士の求められる立場や在宅医療での医科歯科連携の在り方について学びました。
また、徳島大学大学院医歯薬学研究部 口腔顎顔面補綴学分野 市川哲雄教授、永尾寛准教授から講評をいただく機会があり、大変有意義な時間となりました。
今回の学びと経験を今後の臨床と研究へ活かし、より一層精進してまいります。
2023.05.22
【題】公益社団法人日本補綴学会 第132回学術大会(ハイブリッド開催)
【参加者】本釜聖子
【内容】令和5年5月18日(金)~20日(日)まで、補綴歯科学会第132回学術大会がハイブリッド形式で開催されました。今大会のメインテーマは「補綴の未来,歯科の未来.”Society 5.0に向けたイノベーションの創出”」でした。
今回は、基礎研究の成果から社会実装された実例や、臨床スキルアップ企画、歯科技工士・歯科衛生士セッションではデジタルデンティストリーに関する企画、さらに、新たな企画として歯科医師と歯科技工士がタッグを組んでの臨床症例のコンペティションもあり、とても有意義なものでした。
学会で得られた知識や知見を、診療で活かせるようこれからも研鑽を積みたいと思います。
2023.05.16
【参加者】内田大亮、合田啓之、足立智子
5 月 11~13 日に岡山コンベンションセンターでNPO法人日本口腔科学会学術大会が行われました。
当科からは内田がポスターセッションの座長を務め、足立が「口腔扁平上皮癌患者におけるInterleukin-6の予後予測因子としての有用性」という演題で発表を行いました。
シンポジウムや特別講演では、口腔外科だけでなく、他分野の専門の先生方のお話を聞くことができ、新たな知見を得られる有意義な学術大会となりました。今後の臨床や研究に活かしていきたいと思います。
2023.04.24
【第20回日本口腔ケア学会総会・学術大会/第3回国際口腔ケア学会総会・学術大会】
【参加者】内田大亮、日野聡史、栗林伸行、徳善紀彦、武田紗季、河本裕美子、菊池結花、稲垣杏菜、村越千夏
2023年4月20日、21日に東京で開催された第20回日本口腔ケア学会総会・学術大会/第3回国際口腔ケア学会総会・学術大会に参加してきました。
日本口腔ケア学会では内田先生、日野先生がそれぞれランチョンセミナーの座長を行い、日野先生が「Characteristic analysis of patients who required a mouthpiece for perioperative oral management」、栗林先生が「当院薬剤関連顎骨壊死発症リスク患者の臨床的検討」、徳善先生が「血友病患者患者の口腔管理への取り組み―血友病包括外来を通じて―」、菊池さんが「当科における重症COVID-19感染症患者への口腔ケア介入の現状」、稲垣さんが「周術期口腔機能管理にマウスピースを要した患者の特徴分析」村越さんが「口腔ケアを拒否する患者に有効であった看護師による口腔ケア介入の一工夫」を発表しました。国際口腔ケア学会では日野先生が「Oral care intervention for patients with severe COVID-19 infection in our department」、栗林先生が「Clinical study of patients with risk for medication-related osteonecrosis of the jaw in our hospital」、徳善先生が「Efforts for hemophiliacs in our department through hemophilia comprehensive outpatient」を発表しました。学会では急性期から慢性期における口腔ケアについての効果やオーラルフレイルについての発表などがありました。また、関連病院の松山市民病院、済生会西条病院の先生と意見交換会も開催しました。
明日からの臨床に繋げて、患者様へ貢献できるように邁進していきます。