第123回内科学会四国地方会において、研修医の松本実希先生が研修医奨励賞を受賞されました

2020年11月23日に開催された第123回内科学会四国地方会において、研修医の松本実希先生が研修医奨励賞を受賞されました。おめでとうございます!また、指導医の丸田雅樹先生も指導医奨励賞を受賞されました。
学会がWEB開催であったため、後日、竹中教授と記念撮影を行いました。

第一内科では卒前・卒後教育に関するワーキンググループを構成し、学生さんや研修医の皆さんの要望に沿った指導内容となるよう改善に努めています。将来の進路で悩んだり、気になったりすることがありましたら、お気軽に研修相談窓口にご連絡ください(1nai@m.ehime-u.ac.jp)。

研修医松本先生のコメント

「今回は初めての学会発表であったため、文献検索、発表構成の組み方、スライド作成など、すべて一から勉強させていただきました。その中で最も重要だと感じ、時間を割いたのは、発表内容の構成でした。今回の症例を通して自分が何を学び、次回からの症例に何を活かしたいのか。それを分かりやすく受け手に伝えるにはどこまで情報を洗練し、どのような順序で組み立てればよいのか。それらについて考えることで、今回の症例について整理し、考察をより一層深めることができたと思います。
今後も、症例を俯瞰して見る目を養い、一つ一つの症例から学ぶべきポイントを見逃さないようにして、日々成長する医師になりたいと思います。
今回の発表準備を通して、私に考える時間と最適なタイミングで丁寧な示唆を与えてくださった丸田雅樹先生、そしてこのような貴重な発表の機会を与えてくださった第一内科の先生方に、心より感謝いたします。」

指導医丸田先生のコメント

「松本実希先生は研修医1年目の時に当科で研修して下さりましたが、冷静で感情を表に出さない一方で親切で勉強熱心な面があり、病棟での仕事でも信頼していました。今回は松本先生が外病院で研修中の準備でしたので、オンラインによる共同作業で一緒に考えながら進めました。指導においては、初めから自分が知っているやり方を一方的に伝えるのではなく、一緒に考える過程で自発的に学んで貰えるようにしっかりと時間をかけました。今回の受賞を励みに、これからも後輩の先生に大きく成長して貰えるように、丁寧な指導を心掛けたいと思います。」