腫瘍センター

腫瘍センター

対象疾患 Target disease

いずれの診療科にも属さない腫瘍(原発不明がん、希少がん、軟部肉腫、超高齢者がん、多くの合併症を有するがん)や、治療に難渋する腫瘍。

診療の特色 Feature of medical care

腫瘍内科は、がん化学療法のスペシャリストとして欧米で生まれ、現在日本でも少しずつその活動が認知されるようになってきました。その診療内容は、様々ながんの化学療法に加え、がん診療におけるサポート、緩和ケア、がんゲノムプロファイリング検査(CGP検査)の提供、更にはがん診療の啓蒙活動にまで及びます。近年腫瘍内科の活動は、分子標的治療薬(*1)、免疫療法(オプジーボ等)、遺伝子解析を元に実施されるprecision medicineの進展により、更に多岐に渡っています。

腫瘍グループは、現在腫瘍センター(https://www.hsp.ehime-u.ac.jp/section/section/id/81)に属し、診療科の狭間にある腫瘍、高齢者や合併症を有するがん患者さんの診療・コンサルテーション、免疫チェックポイント阻害剤(ICIs)やがんゲノムプロファイリング検査(CGP検査;*2)を通じてた新たな治療法の提案、外来化学療法室の運営、疾患早期からの緩和ケアの導入、院内外の啓蒙活動等を行っています。

また、がん専門職(がんプロフェッショナル)を養成するために、がん診療連携拠点病院拠点病院(*2)と協調し、がん専門職の教育や大学院教育(がんプロ大学院)にも携わっています。

 

 
 

外来診療 Ambulatory care

月曜日 薬師神 芳洋(がん薬物療法専門医, 血液学会専門医)
火曜日 山本 将一朗(がん薬物療法専門医, 日本呼吸器学会専門医)
水曜日 薬師神 芳洋(がん薬物療法専門医, 日本血液学会専門医)*がんゲノム検査外来あり(午後)
木曜日 薬師神 芳洋(がん薬物療法専門医, 血液学会専門医)
金曜日 長谷部 晋士(がん薬物療法専門医, 総合内科専門医)