対象疾患Target disease
膠原病・リウマチ疾患を中心に診療を行っています。関節リウマチや全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合織病、シェーグレン症候群、ベーチェット病などの膠原病が対象疾患です。これらの症状には、発熱、関節炎、皮疹、脱毛、腎障害、皮膚硬化、口内炎、筋力低下、口渇、眼乾燥感などがあります。
診療の特色Feature of medical care
当院は、日本リウマチ学会認定教育病院として、多くの指導医、専門医の育成を行っております。また県下の中核病院として、膠原病・リウマチ患者さんの紹介を多数受けております。
外来は月曜日から金曜日の午前に開き、指導医・専門医が担当し、初診や紹介の患者さんも常時受け付けております。
外来患者数は、既に1300名をこえ、また、他院からの紹介患者数は月約50名、入院院患者のべ数は年間約100名です。診療に関しては、とくに難治性膠原病疾患に力を入れ、各患者さんの病態の解析とともに、生物学的製剤や新たな免疫抑制剤を積極的に取り入れ、治験も積極的に行っております。
さらに、膠原病、リウマチ性疾患の多くは全身性疾患であることから他の診療科との協力体制を重視して、的確な臓器病変の評価や治療を行っております。
加療や精査目的の外来受診や入院のほか、セカンドオピニオンのご依頼もお受けいたしております。