教室理念・第一内科が目指すところ

教室理念

第一内科は、開講以来、『楽しく自由に学び、個性を伸ばす。地域に根ざし、世界に通じる医療人を育てる』を理念として、教室運営を行っています。自ら学んでいく自由を支える組織の気風を引き継ぎ、互いに切磋琢磨し、愛媛県の医療を支え、世界に通用する研究を進めていきます。

1.臨床

血液・リウマチ・膠原病・アレルギー免疫疾患・感染症および総合内科的疾患を担当し、臓器横断的な内科系領域全般についての広い知識と診療技術(generality)と、高い専門性(subspecialty)を両立できる内科医の育成を目指しています。
新規治療法・国際的ガイドラインに対応し、先進的治療の提供を推進していきます。
各疾患における最適な治療法の確立とエビデンスの創出を目指して、多施設共同試験への参加、臨床治験の推進、地域における拠点機能の強化をしていきす。

2.教育

豊かな人間性をもち、チーム医療に対応し、国際的に活躍できる人材の育成を目指します。そのために、高度な専門的能力や優れた研究を推進できる教育者・研究者の養成を行っていきます。とくに、臨床教室である私たちは、ベットサイドの疑問点を基礎的視点で解決する能力を磨いていきたいと思います。

3.研究

国際化・技術革新に対応し、先進的な基礎研究による研究開発と医療を推進していきます。基礎教室や他機関との連携を活かした共同研究を推進していきます。第一内科でこれまで行われてきた「がん免疫療法」をはじめとした研究を引き継ぎ、「がん幹細胞」研究を加えて発展させていきます。