Department of Hematology, Clinical Immunology and Infectious Diseases
Ehime University Graduate School of Medicine
2024年2月1日・2日
令和6年度エイズ対策政策研究事業(厚生労働省科学研究費、課題名:ブロック拠点病院のない四国地域の中核拠点病院の機能評価と介護療養体制整備)の一環として、「令和6年度 四国地域のHIV診療・連携の向上を目指した研修会」が松山市のたかのこのホテルで開催されました。
四国のエイズ中核拠点病院である香川大学医学部附属病院、徳島大学病院、徳島県立中央病院、高知大学医学部附属病院、愛媛大学医学部附属病院のHIV診療・支援に携わる医療従事者が集まり、講演会や症例・課題検討を行いました。
当院からは池田聖社会福祉士が基調講演①で「HIV診療における医療制度の落とし穴」について、末盛浩一郎医師が基調講演②で「愛媛県エイズ拠点病院の再構築と地域連携~愛媛大学HIV診療チームの取り組み~」について、乗松真大薬剤師が活動報告で「抗HIV持効型注射剤ボカブリア・リカムビスの当院における運用」について、それぞれ講演を行いました。
症例・課題検討では香川大学医学部附属病院、徳島県立中央病院、高知大学医学部附属病院、愛媛大学医学部附属病院から症例提示があり、どの症例もグループディスカッションでは大いに盛り上がり、活発な交流が行われました。
2日間にわたる研修会はあっという間に過ぎ、四国内の中核拠点病院同士の連携を深めるよい機会となりました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。