Department of Hematology, Clinical Immunology and Infectious Diseases
Ehime University Graduate School of Medicine
2025年4月24日から3日間、第69回 日本リウマチ学会 総会・学術集会が福岡で開催されました。
当科からは、4演題の発表がありました。
石﨑先生
演題名「全国レセプトデータベース研究でみえた認知症合併関節リウマチ患者の診療実態と課題」
レセプトデータを用いて関節リウマチ患者における認知症の疫学調査および認知症発症前後の治療の変化などについて発表されました。
平岡先生
演題名「The role of soluble CD93 in the pathogenesis of skin fibrosis in systemic sclerosis」
全身性硬化症モデルマウスを用いて皮膚線維化における可溶性CD93の役割について発表されました。
堀元先生
演題名「テゼペルマブ投与中に発症した好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の一例」
テゼペルマブ投与中に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)を発症した初の症例報告で、テゼペルマブの作用機序とEGPAの病態生理との関連にも焦点を当て発表されました。
堀江先生
演題名「ANCA関連血管炎性中耳炎におけるANCA関連血管炎の2022ACR/EULAR新分類基準についての検証」
ANCA関連血管炎で用いる新分類基準、Wattsらの分類アルゴリズム、厚生労働省診断基準をANCA関連血管炎性中耳炎に当てはめ未分類例、重複例、再分類の可能性について評価を行い、その結果を発表しました。
参加および発表された先生方、お疲れ様でした!!