PAGE TOP

愛媛大学大学院医学系研究科 口腔顎顔面外科学講座

医局新着情報

日本口腔腫瘍学会 @ 長崎

2019.01.29

【第 37  回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会】

【参加者】中城公一、合田啓之、徳善紀彦

1 月 24 日~25 日に長崎にて開催された第 37  回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会に参加してきました。

本学会のテーマは「がんばらんば 口腔がん治療」であり、台湾の National Yang-Ming University の Prof. Chung Ji Liu 先生の招請講演に始まり、口腔がんの最新の Translational Research に対しては、国立がん研究センター研究所の本田一文先生の講演と、基礎から臨床まで多岐に渡り、かゆいところに手が届くという表現がぴったりくる、充実した内容でした。

約 20 年ぶりの長崎訪問となりましたが、他大学との意見交換や研究方針の確認、また、くえ鍋や地産の海鮮等を満喫でき有意義な時間を過ごせました。

当科からは、合田啓之がシンポジウム「予防的頸部郭清術はどのような症例で有用か?」において「口腔癌 N0 症例の治療戦略について(センチネルリンパ節生検症例から考える予防的頸部郭清術と今後の課題)」を、徳善紀彦が基礎研究のセッションにおいて「MicroRNA361-3p のヒト口腔扁平上皮癌の増殖における役割」について発表を行いました。

口腔科学会中国・四国地方部会 @ 島根

2018.11.23

【第 66 回日本口腔科学会中国・四国地方部会/第 17 回中国四国口腔癌研究会学術集会】

【参加者】中城公一、合田啓之

11 月 22 日~23 日に島根大学医学部にて開催された第 66 回日本口腔科学会中国・四国地方部会/第 17 回中国四国口腔癌研究会学術集会に参加してきました。

神有月・出雲市での開催であり、ホテル予約から難航しましたが、地方会とは思えないほど、理事長講演、基調講演、教育講演やランチョンセミナー等、充実しており、素晴らしい学会でした。

11 月下旬の日本海側であり、厳しい寒さと雨天のあいにくの天候でしたが、今が旬の「のどぐろ」や温泉等も満喫でき有意義な時間を過ごせました。

当科からは、合田啓之が「上顎歯肉に発症した悪性神経鞘腫瘍の 1 例」の演題にて発表および臨床セッションの座長を務めてきました。

ESMO 2018 Congress @ Germany

2018.10.28

【European Society for Medical Oncology Congress 2018】

【参加者】中城公一、合田啓之

10 月 19 日~23 日にドイツ・ミュンヘンにて開催された ESMO 2018 Congress に参加してきました。

ASCO に次ぐ、臨床腫瘍学会であり、マイナーな領域である口腔癌においても様々な臨床試験の結果が報告され、刺激の多い学会でした。近年の話題を独占している、免疫療法ですが、やはり課題も多く、precision tool の確立が必須であることも再確認でき、今後の研究方針の確認をすることが出来ました。

連日、晴天に恵まれドイツビール、ドイツソーセージと堪能しましたが、個人的にはア〇ヒスーパード〇イが世界一美味しい確信を得ることが出来ました。

この規模の学会になると、周遊チケットが参加証に付随しており、学会の合間には、バイエルンミュンヘンの本拠地であるアリアンツ・アレーナや BMW 本社の見学等、ミュンヘンを堪能することができました。来年は、バルセロナで開催されます。来年に向けてモチベーションを高め、研究を進めたいと思います。

当科からは、合田啓之が「Sentinel lymph node biopsy for clinically N0 oral squamous cell carcinoma」の演題にて発表を行いました。

ISNS2018/第 20 回 SNNS 研究会学術集会 @ 東京

2018.10.14

【International Sentinel Node Society Biennial Meeting / 第 20 回 SNNS 研究会学術集会 】

【参加者】中城公一、合田啓之

10 月 10 日~13 日に紀尾井カンファレンスにて開催された SNNS 研究会と同時開催された国際センチネル学会に参加してきました。

乳癌や悪性黒色腫等にといては、すでに標準治療となっているセンチネルリンパ節生検ですが、近年大腸癌、胃癌、子宮癌等、様々な領域への応用が急速に広まってきています。当科も 2001 年より早期口腔癌に対する臨床応用を進めてきました。全身各領域の基礎・臨床応用についての発表が国際レベルで発表され、様々な刺激が得られる学会となりました。

会場が紀尾井町であったため目前に迫った、東京オリンピック会場も初めて目の当たりにし、オリンピック熱も肌で感じることが出来ました。

当科からは、合田啓之が「Prognostic prediction of sentinel node negative patients in oral squamous cell carcinoma using preoperative serum interleukin-6」、「口腔扁平上皮癌における術前血清 IL-6 値を用いたセンチネルリンパ節生検陰性症例の予後予測」の 2 演題にて発表を行いました。

第 77 回日本癌学会学術総会 @ 大阪

2018.09.30

【第 77 回日本癌学会学術集会 】

【参加者】中城公一、合田啓之

9 月 27 日~29 日に大阪国際会議場、リーガロイヤルホテル大阪にて開催された癌学会に参加してきました。

学会開催が大阪ということもあり、テーマは「極めたるで!がん研究」とパンチの効いたフレーズで、学会ポスターにもたこ焼きが使用される等、ご当地ならではの趣向が凝らされていました。さて、近年癌研究の分野では、Precision Medicine が主流であり、ゲノム編集や人工知能を用いた最先端のがん研究が目白押しでした。共同研究を予定している各大学との有意義な議論を行い、グルメも堪能し、非常に有意義な学会となりました。

当科からは、合田啓之が「Interleukin-6 released by cancer associated fibroblasts is critical for angiogenesis in oral squamous cell carcinoma」の演題にて発表を行いました。

第47回日本口腔外科学会中国四国支部学術大会@岡山

2018.06.17

【第47回日本口腔外科学会中国四国支部学術大会】
【参加者】中城公一、徳善紀彦

6月16日に岡山で開催された第47回日本口腔外科学会中国四国支部学術大会に参加してきました。

各施設からの珍しい症例報告や新しい取り組みなど素晴らしい発表が行われました。また理事長講演として口腔外科学会理事長の古郷幹彦先生から「口腔外科をどうすすめるのか。」といった講演があり、今後の口腔外科の在り方や口腔外科の人材不足について講演していただきました。

当科からは中城が一般公演の座長を務め、徳善が「入院加療を要した歯性感染症例の検討」の演題を発表しました。

AACR 2018 @ Chicago

2018.04.19

【AACR Annual Meeting 2018 @ Chicago】
【参加者】中城公一、徳善紀彦
4 月 14 日~18 日にアメリカのシカゴで開催された AACR Annual Meeting 2018 に参加してきました。

現地の気温は最高気温が0℃から2℃と厳しい寒さが続いており、春の日本を出て真冬に逆戻りした感じとなりました。AACRでは最新の研究発表や、新しい研究機器に触れる事ができ、今後の研究について考えるよい時間を過ごすことができました。シカゴは当科の中城が留学していた都市でもあり、有名なシカゴピザやジョンハンコックセンターなどを案内していただき、観光も充実していました。当科からは、徳善が「Antitumor effect by inhibition of PI3K/AKT/mTOR and RAS/MAPK pathways in human oral squamous cell carcinoma cells」の演題にて発表を行いました

IAOO @ India

2017.05.22

【6th World Oral Cancer Congress of the International Academy of Oral Oncology】

【参加者】中城公一、合田啓之、浜川知大

5 月 17 日~20 日にインド・バンガロールにて開催された 6th World Oral Cancer Congress of the International Academy of Oral Oncology に参加してきました。

嗜好品や慣習により世界で最も口腔癌の罹患患者が多い地域での、口腔癌に特化した国際学会でした。やはり、日本国内では組めない規模での臨床試験の結果等が世界中から報告され今後の治療指針の方向付けがなされた情報を多く得ることが出来ました。地域特性はあるものの、ロボット手術や免疫療法等、先端医療の必要性を感じる学会でした。

人生初インドでしたが、一日に何度も電気が切れ、横断歩道を渡るのに命懸けなこと以外は、住民もフレンドリーで、物価も安くなかなかの国です。インドワインは強烈でした。

人生観は変わることなく、腸内細菌が完全に入れ替わった旅となりました。

当科からは、合田啓之がシンポジニストとして、「Array-based application of sentinel node biopsy」の演題にて発表を行いました。