疫学調査「血液疾患登録」

お知らせ
愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録情報を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテ情報を利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。

【研究課題名】疫学調査「血液疾患登録」

【研究機関】愛媛大学医学部附属病院第一内科(血液内科)

【研究責任者】山之内 純(第一内科 講師)

【研究代表者】   一般社団法人 日本血液学会
理事長 赤司 浩一 (九州大学 医学部 第一内科教授)

【研究の目的】
当病院は、日本血液学会が行っている疫学調査「血液疾患登録」に参加しています。この疫学調査は、新たに血液疾患と診断された患者さんの病名やその後の経過を調査することによって、血液疾患の発生頻度、地域差、年次推移などを明らかにし、各疾患の原因究明や治療法の解明に役立てることを目的としています。

【研究の方法】
 (対象となる患者さん)2012年1月~2021年12月に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち新たに血液疾患(明らかな出血による貧血および鉄欠乏性貧血は除く)と診断された患者さんです。ある患者さんが血液疾患と診断された場合、その病名が登録センターにインターネットを介して登録されます。また、登録されてから5年までの間、1年ごとにその時点での患者さん状態(転帰)が報告されます。
(利用するカルテ情報)患者氏名のイニシャル、患者ID番号、性別、生年月日、住所:都道府県市区町村郡(JISコード)、診断日、WHO分類に基づいた疾患名、予後・転帰。

【共同研究について】
この研究は日本血液学会専門医が常勤医として勤務する施設および日本血液学会研修施設のうち,疾患登録への参加の意思を表明した施設で行われています。

【個人情報の取り扱い】
 収集した情報は名前、電話番号・住所(番地)など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。

【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院第一内科(血液・免疫・感染症内科学) 東 太地
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5296