特発性血小板減少性紫斑病の全国診療実態調査に基づく疫学研究

お知らせ
当院では、以下の臨床研究を多施設と共同で実施しております。この研究は全国の担当医によって記載された特発性血小板減少性紫斑病(ITP)個人臨床調査票の集計データを厚労省から提供してもらって行います。このような研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんお一人お一人から直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開することが必要とされております。
この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、下記の「問い合わせ先」へご照会ください。

【研究課題名】
特発性血小板減少性紫斑病の全国診療実態調査に基づく疫学研究

【研究機関】愛媛大学医学部附属病院第1内科(血液内科)

【研究責任者】羽藤高明(輸血・細胞治療部 准教授)

【研究代表者】村田満(慶應義塾大学医学部臨床検査医学 教授)

【研究の目的】
過去に受診された特発性血小板減少性紫斑病患者さんの個人臨床調査票の情報を収集し、治療方法や有効性について評価する研究を行うことといたしました。この研究は特発性血小板減少性紫斑病における有効な治療方法の検討を目的としたものであり、皆様の今後の診療にも役立つことができると考えています。

【研究の方法】
(対象となる患者さん)全国の特発性血小板減少性紫斑病と診断された患者さん
(利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、身体所見、血液検査データ、画像検査データ、治療状況 等

【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたしますので、個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

この研究の対象となられる方で「ご自身の診療録(カルテ)は除外してほしい」と望まれる方は下記お問い合わせ先までご連絡下さい。

【問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院第1内科(血液内科)羽藤高明
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5296