HOME > 講座紹介 > 教授挨拶

教授挨拶

愛媛大学大学院医学系研究科 循環器・呼吸器・腎高血圧内科学講座教授 山口 修

2018年4月1日付で愛媛大学大学院医学系研究科循環器・呼吸器・腎高血圧内科学講座(第二内科)教授に就任いたしました山口 修と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

本講座は循環器疾患、呼吸器疾患、腎疾患、高血圧を担当しております。初代 國府 達郎先生、第二代 日和田 邦男先生、第三代 檜垣 實男先生が発展させてこられ、私が第4代の教授となります。着任からまだ日も浅いですが、日々愛媛の素晴らしさを発見・実感する毎日です。

私はこの愛媛の地において医療を守ること、若い医師を育てること、そして医学を前に進めるために医学研究を行うこと、この3つを進めてまいります。特に医学研究を行うことこそが、リサーチマインドを持った若い医師を育て、愛媛の医療を守ることに直結すると信じております。着任にあたり私が掲げた教室運営の目標は『みんなで夢を分かちあえる講座』です。皆さんの夢を実現する場として、私達の講座に新たに先生たちが加わってくれることをお待ちしています。

 

御挨拶

 私は1995年(平成7年)に大阪大学医学部を卒業し、大阪大学医学部附属病院、国立大阪病院(現国立病院機構大阪医療センター)にて内科系研修を行った後、大阪警察病院で循環器診療に携わりました。大阪警察病院では数多くの心臓カテーテル検査や治療などを中心に虚血性心疾患の診療、血管内視鏡を用いた臨床研究に携わりました。一次予防や急性期治療など動脈硬化性心疾患に対する治療の進歩は素晴らしく、急性心筋梗塞の死亡率は今も年々低下傾向にあります。しかしながら、あらゆる心疾患の最終像である心不全の死亡者数は年々増加傾向にあります。その要因には高齢化を含めた様々な因子が関与していますが、私が特に注目しているのは心不全の内科的治療に大きな変革がもたらされていないことです。悪性腫瘍の治療においては、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などが各社によって開発され、近年その治療内容は劇的に変化しました。当科の肺癌診療においても、その治療レジュメは最新の知見を元に行われています。また、循環器疾患治療のための機器類も大きく進歩しました。冠動脈形成術のための薬剤溶出性ステント、不整脈カテーテルアブレーションのための新しいカテーテル、ペースメーカー等のデバイス類、大血管のステントグラフト、経皮的大動脈弁置換術などの低侵襲治療、植込み型補助人工心臓などその進歩には目を見張るばかりです。しかし、その一方で心不全の内科治療の中心にあるのは、現在もACE阻害薬やβ遮断薬です。私の研修医時代から大きくは変化していません。確かに生命予後改善効果の観点から言えば、既存の心不全治療薬は一定の効果を挙げてきました。しかし、重症心不全の生命予後は極めて不良であり、その治療最終手段としての補助人工心臓や心臓移植はどんな患者さんにでも届けることが出来る治療ではありません。

 

 私は心筋細胞内現象の分子機構を明らかにすることで、新たな心疾患治療に結びつけることを目標に研究を行ってきました。特に心不全の発症進展の分子機構に関心を持ち、心筋細胞死をテーマに研究に取り組んできました。2016年に大隅良典博士がノーベル賞を受賞され、一躍注目を浴びたオートファジーに関する研究にも15年近く取り組んでいます。私はオートファジーが心臓保護的に働いており、特にミトコンドリアの品質管理を通して心機能の維持や心筋炎症に関わっていることを明らかにしてきました。今後はこれまでの研究内容を、診断や治療に結びつけていきたいと考えています。研究は本当に面白いと思います。自分の立てた仮説を証明するために方法論を調べ、考え、実行し、そして再度考える。論理的な思考力を養うことは、必ずや良き診療にも直結します。私が従事してきた基礎医学研究では、世界中の誰一人知らないことが眼の前で繰り広げられる知的興奮、仮説や予想とは全く異なる結果に頭を悩ませます。最近は基礎的研究への敬遠などが医学を含めた全ての理系分野で見られているのは周知の事実です。また、出口を意識した研究や、すぐに応用可能な研究に資金が投入される傾向に変化はありません。もちろん将来的には何らかの応用を目指すべきですが、そこを重視するあまり小粒な近視眼的研究になってしまうことを危惧します。役に立つか立たないか、研究を始めた時点では誰にもわからないものです。私自身に投影すると、好きなことをさせて頂ける環境に身を置いていたのは本当に幸運でした。皆さんにも研究の醍醐味を味わっていただければ幸いです。

 

 このたびご縁を頂いた愛媛大学医学部附属病院は、心臓血管外科など関連各科の多くの先生のご尽力により、四国で唯一の植込み型補助人工心臓実施施設として認定されており、これまでも多くの重症心不全患者さんの治療に当たってきました。この強みを今後も活かし、心臓血管外科と手を携えて重症心不全の診療に更に積極的に取り組んで参りたいと考えています。私自身も前任地である大阪大学医学部附属病院にて、数多くの重症心不全や心臓移植に携わって参りました。微力ですが私の経験を愛媛の心不全診療に役立てたいと存じます。私自身の専門領域は循環器内科ですが、当講座は肺癌やびまん性肺疾患などの呼吸器疾患、慢性腎臓病などの腎疾患、動脈硬化性疾患の危険因子として極めて重要な高血圧の診療に注力しております。診療においては臓器別の専門化・細分化が進んでおりますが、近年は『全身を診る』ことの重要性が再認識されています。循環器、呼吸器、腎高血圧いずれも全身を診ることが特に重要な診療科であると考えています。臓器ごとの専門性も大変重要ですが、病気ではなく患者さんを診る、を目標に医局員一同で診療にあたっていくのが内科大講座の一つである第二内科の使命です。

 

 若い先生たちを第二内科の関連病院の皆さんと連携し、優秀な医師へ育てていくのは私達に課せられた重大な責務です。研究を敬遠しないでほしい。研究を通して必ずや医師としての成長が得られます。リサーチマインドを持った医師はこれからの医療に必要です。ベッドサイドでもベンチでも問題点や違いを自ら発見し、それを解決するための努力を続けていける、そうした医師を一人でも多く育てていけたら本望です。

 

愛媛大学大学院 循環器・呼吸器・腎高血圧内科学講座(第二内科)教授
山口 修

 

経歴

愛媛大学大学院医学系研究科 循環器・呼吸器・腎高血圧内科講座 教授

1970年5月  愛知県生まれ
1995年3月  大阪大学医学部卒業
1995ー1996年  大阪大学医学部附属病院
1996ー1997年  国立大阪病院
1997-2000年  大阪警察病院循環器科
2005ー2007年  日本学術振興会特別研究員(PD)
2007-2014年  大阪大学大学院医学系研究科循環器内科 助教
2014-2016年  大阪大学大学院医学系研究科循環器内科 講師
2016-2018年  大阪大学大学院医学系研究科循環器内科 准教授
2017-2018年  大阪大学医学部附属病院 病院教授
2018年4月ー  愛媛大学大学院医学系研究科 循環器・呼吸器・腎高血圧内科学講座 教授
所属
  • 日本循環器学会

社員、FJCS心臓移植委員会委員、副委員長

心臓移植適応検討部会委員、植込型VAD事後検証部会委員

重症心不全に対する植込型補助人工心臓治療ガイドライン 班長

心臓移植委員会委員、副委員長(2021年改訂版)

四国支部役員、支部評議員

  • 日本内科学会 評議員 四国支部評議員
  • 日本心不全学会 理事

デバイス委員会委員長、ガイドライン委員会委員、学術委員会委員

  • 日本心臓病学会 FJCC、Journal of Cardiology Cases, Associate Editor
  • 日本心臓血管内視鏡学会 評議員
  • 国際心臓研究学会日本部会 評議員
  • 脳心血管抗加齢研究会 評議員
  • 欧州心臓病学会 FESC
  • 日本腫瘍循環器学会 評議員 教育研修委員会委員
  • 日本人工臓器学会 評議員
  • 補助人工心臓治療関連学会協議会 理事
  • 日本成人病(生活習慣病)学会 評議員
  • 日本病態プロテアーゼ学会 評議員
  • 日本高血圧学会 学術委員会委員、Hypertension Research編集委員会委員
  • Asia Pacific Society of Cardiology   Editorial Board of JAPSC
  • 愛媛県循環器病対策推進協議会 委員・会長
  • 日本高血圧協会 愛媛県支部長
  • 日本成人先天性心疾患学会
  • 日本心血管インターベンション治療学会
  • 日本心臓リハビリテーション学会 評議員・心リハ研修制度部会部員
  • 米国心臓協会(AHA)
  • 日本呼吸器学会
  • 日本肺癌学会
  • 日本腎臓学会
  • 日本透析医学会

主要著書・論文など

原著

Asakura M, Ueda Y, Yamaguchi O, Adachi T, Hirayama A, Hori M, Kodama K:

Extensive development of vulnerable plaques as a pan-coronary process in patients with myocardial infarction: an angioscopic study. J Am Coll Cardiol. 37, 1284-8, 2001

Ueda Y, Asakura M, Yamaguchi O, Hirayama A, Hori M, Kodama K:

The healing process of infarct-related plaques. Insights from 18 months of serial angioscopic follow-up. J Am Coll Cardiol. 38, 1916-22, 2001

Adachi T, Hirayama A, Asakura M, Yamaguchi O, Ueda Y, Kuzuya T, Hori M, Kodama K:

Angioscopic observation after coronary angioplasty for chronic coronary occlusion comparison with severe stenotic lesion. Diagn Ther Endosc 7,7-14, 2000

Hirotani S, Otsu K, Nishida K, Higuchi Y, Morita T, Nakayama H, Yamaguchi O, Mano T, Matsumura Y, Ueno H, Tada M, Hori M:

Involvement of nuclear factor-kappaB and apoptosis signal-regulating kinase 1 in G-protein-coupled receptor agonist-induced cardiomyocyte hypertrophy. Circulation 105, 509-15, 2002

Higuchi Y, Otsu K, Nishida K, Hirotani S, Nakayama H, Yamaguchi O, Matsumura Y, Ueno H, Tada M, Hori M:

Involvement of reactive oxygen species-mediated NF-kappa B activation in TNF-alpha-induced cardiomyocyte hypertrophy. J Mol Cell Cardiol 34, 233-40, 2002

Date MO, Morita T, Yamashita N, Nishida K, Yamaguchi O, Higuchi Y, Hirotani S, Matsumura Y, Hori M, Tada M, Otsu K:

The antioxidant N-2-mercaptopropionyl glycine attenuates left ventricular hypertrophy in in vivo murine pressure-overload model. J Am Coll Cardiol. 39, 907-12, 2002

Nakayama H, Otsu K, Yamaguchi O, Nishida K, Date MO, Hongo K, Kusakari Y, Toyofuku T, Hikoso S, Kashiwase K, Takeda T, Matsumura Y, Kurihara S, Hori M, Tada M:

Cardiac-specific overexpression of a high Ca2+ affinity mutant of SERCA2a attenuates in vivo pressure overload cardiac hypertrophy. FASEB J. 17, 61-3, 2003

Otsu K, Yamashita N, Nishida K, Hirotani S, Yamaguchi O, Watanabe T, Hikoso S, Higuchi Y, Matsumura Y, Maruyama M, Sudo T, Osada H, Hori M:

Disruption of a single copy of the p38alpha MAP kinase gene leads to cardioprotection against ischemia-reperfusion. Biochem Biophys Res Commun. 302,56-60,2003

Higuchi Y, Otsu K, Nishida K, Hirotani S, Nakayama H, Yamaguchi O, Hikoso S, Kashiwase K, Takeda T, Watanabe T, Mano T, Matsumura Y, Ueno H, Hori M:

The small GTP-binding protein Rac1 induces cardiac myocyte hypertrophy through the activation of apoptosis signal-regulating kinase 1 and nuclear factor-kappa B. J Biol Chem. 278, 20770-7, 2003

Yamaguchi O, Higuchi Y, Hirotani S, Kashiwase K, Nakayama H, Hikoso S, Takeda T, Watanabe T, Asahi M, Taniike M, Matsumura Y, Tsujimoto I, Hongo K, Kusakari Y, Kurihara S, Nishida K, Ichijo H, Hori M, Otsu K:

Targeted deletion of apoptosis signal-regulating kinase 1 attenuates left ventricular remodeling. Proc Natl Acad Sci U S A. 100, 15883-8, 2003

Hirotani S, Higuchi Y, Nishida K, Nakayama H, Yamaguchi O, Hikoso S, Takeda T, Kashiwase K, Watanabe T, Asahi M, Taniike M, Tsujimoto I, Matsumura Y, Sasaki T, Hori M, Otsu K:

Ca(2+)-sensitive tyrosine kinase Pyk2/CAK beta-dependent signaling is essential for G-protein-coupled receptor agonist-induced hypertrophy. J Mol Cell Cardiol 36, 799-807, 2004

Asahi M, Otsu K, Nakayama H, Hikoso S, Takeda T, Gramolini AO, Trivieri MG, Oudit GY, Morita T, Kusakari Y, Hirano S, Hongo K, Hirotani S, Yamaguchi O, Peterson A, Backx PH, Kurihara S, Hori M, MacLennan DH:

Cardiac-specific overexpression of sarcolipin inhibits sarco(endo)plasmic reticulum Ca2+ ATPase (SERCA2a) activity and impairs cardiac function in mice. Proc Natl Acad Sci U S A. 101, 9199-204, 2004

 

Yamaguchi O, Watanabe T, Nishida K, Kashiwase K, Higuchi Y, Takeda T, Hikoso S, Hirotani S, Asahi M, Taniike M, Nakai A, Tsujimoto I, Matsumura Y, Miyazaki J, Chien KR, Matsuzawa A, Sadamitsu C, Ichijo H, Baccarini M, Hori M, Otsu K:

Cardiac-specific disruption of the c-raf-1 gene induces cardiac dysfunction and apoptosis. J Clin Invest. 114, 937-43, 2004

 

Hikoso S, Yamaguchi O, Higuchi Y, Hirotani S, Takeda T, Kashiwase K, Watanabe T, Taniike M, Tsujimoto I, Asahi M, Matsumura Y, Nishida K, Nakajima H, Akira S, Hori M, Otsu K:

Pressure overload induces cardiac dysfunction and dilation in signal transducer and activator of transcription 6-deficient mice. Circulation. 110, 2631-7, 2004

Nishida K, Yamaguchi O (co-1st author), Hirotani S, Hikoso S, Higuchi Y, Watanabe T, Takeda T, Osuka S, Morita T, Kondoh G, Uno Y, Kashiwase K, Taniike M, Nakai A, Matsumura Y, Miyazaki J, Sudo T, Hongo K, Kusakari Y, Kurihara S, Chien KR, Takeda J, Hori M, Otsu K:

p38alpha mitogen-activated protein kinase plays a critical role in cardiomyocyte survival but not in cardiac hypertrophic growth in response to pressure overload. Mol Cell Biol. 24, 10611-20, 2004

Kashiwase K, Higuchi Y, Hirotani S, Yamaguchi O, Hikoso S, Takeda T, Watanabe T, Taniike M, Nakai A, Tsujimoto I, Matsumura Y, Ueno H, Nishida K, Hori M, Otsu K:

CaMKII activates ASK1 and NF-kappaB to induce cardiomyocyte hypertrophy. Biochem Biophys Res Commun. 327, 136-42, 2005

Nakagawa T, Shimizu S, Watanabe T, Yamaguchi O, Otsu K, Yamagata H, Inohara H, Kubo T, Tsujimoto Y:

Cyclophilin D-dependent mitochondrial permeability transition regulates some necrotic but not apoptotic cell death. Nature. 434, 652-8, 2005

Tsujimoto I, Hikoso S, Yamaguchi O, Kashiwase K, Nakai A, Takeda T, Watanabe T, Taniike M, Matsumura Y, Nishida K, Hori M, Kogo M, Otsu K:

The antioxidant edaravone attenuates pressure overload-induced left ventricular hypertrophy. Hypertension. 45, 921-6, 2005

Watanabe T, Otsu K, Takeda T, Yamaguchi O, Hikoso S, Kashiwase K, Higuchi Y, Taniike M, Nakai A, Matsumura Y, Nishida K, Ichijo H, Hori M:

Apoptosis signal-regulating kinase 1 is involved not only in apoptosis but also in non-apoptotic cardiomyocyte death. Biochem Biophys Res Commun. 333, 562-7, 2005

Takeda T, Asahi M, Yamaguchi O, Hikoso S, Nakayama H, Kusakari Y, Kawai M, Hongo K, Higuchi Y, Kashiwase K, Watanabe T, Taniike M, Nakai A, Nishida K, Kurihara S, Donoviel DB, Bernstein A, Tomita T, Iwatsubo T, Hori M, Otsu K:

Presenilin 2 regulates the systolic function of heart by modulating Ca2+ signaling. FASEB J. 19, 2069-71, 2005

Kato H, Takeuchi O, Sato S, Yoneyama M, Yamamoto M, Matsui K, Uematsu S, Jung A, Kawai T, Ishii KJ, Yamaguchi O, Otsu K, Tsujimura T, Koh CS, Reis e Sousa C, Matsuura Y, Fujita T, Akira S:

Differential roles of MDA5 and RIG-I helicases in the recognition of RNA viruses. Nature. 441, 101-5, 2006

Nojiri H, Shimizu T, Funakoshi M, Yamaguchi O, Zhou H, Kawakami S, Ohta Y, Sami M, Tachibana T, Ishikawa H, Kurosawa H, Kahn RC, Otsu K, Shirasawa T:

Oxidative stress causes heart failure with impaired mitochondrial respiration. J Biol Chem. 281, 33789-801, 2006

Nakai A, Yamaguchi O (co-1st author), Takeda T, Higuchi Y, Hikoso S, Taniike M, Omiya S, Mizote I, Matsumura Y, Asahi M, Nishida K, Hori M, Mizushima N, Otsu K:

The role of autophagy in cardiomyocytes in the basal state and in response to hemodynamic stress. Nat Med. 13, 619-24, 2007

Hikoso S, Ikeda Y, Yamaguchi O, Takeda T, Higuchi Y, Hirotani S, Kashiwase K, Yamada M, Asahi M, Matsumura Y, Nishida K, Matsuzaki M, Hori M, Otsu K:

Progression of heart failure was suppressed by inhibition of apoptosis signal-regulating kinase 1 via transcoronary gene transfer. J Am Coll Cardiol. 50, 453-62, 2007

Taniike M, Yamaguchi O, Tsujimoto I, Hikoso S, Takeda T, Nakai A, Omiya S, Mizote I, Nakano Y, Higuchi Y, Matsumura Y, Nishida K, Ichijo H, Hori M, Otsu K:

Apoptosis signal-regulating kinase 1/p38 signaling pathway negatively regulates physiological hypertrophy. Circulation. 117, 545-52, 2008

Ueno M, Suzuki J, Zenimaru Y, Takahashi S, Koizumi T, Noriki S, Yamaguchi O, Otsu K, Shen WJ, Kraemer FB, Miyamori I:

Cardiac overexpression of hormone-sensitive lipase inhibits myocardial steatosis and fibrosis in streptozotocin diabetic mice. Am J Physiol Endocrinol Metab. 294, E1109-18, 2008

Watanabe T, Takeda T, Omiya S, Hikoso S, Yamaguchi O, Nakano Y, Higuchi Y, Nakai A, Abe Y, Aki-Jin Y, Taniike M, Mizote I, Matsumura Y, Shimizu T, Nishida K, Imai K, Hori M, Shirasawa T, Otsu K:

Reduction in hemoglobin-oxygen affinity results in the improvement of exercise capacity in mice with chronic heart failure. J Am Coll Cardiol. 52, 779-86, 2008

Hirayama A, Saito S, Ueda Y, Takayama T, Honye J, Komatsu S, Yamaguchi O, Li Y, Yajima J, Nanto S, Takazawa K, Kodama K:

Qualitative and quantitative changes in coronary plaque associated with atorvastatin therapy. Circ J. 73, 718-25, 2009

Omiya S, Hikoso S, Imanishi Y, Saito A, Yamaguchi O, Takeda T, Mizote I, Oka T, Taneike M, Nakano Y, Matsumura Y, Nishida K, Sawa Y, Hori M, Otsu K:

Downregulation of ferritin heavy chain increases labile iron pool, oxidative stress and cell death in cardiomyocytes. J Mol Cell Cardiol. 46, 59-66, 2009

Hikoso S, Yamaguchi O, Nakano Y, Takeda T, Omiya S, Mizote I, Taneike M, Oka T, Tamai T, Oyabu J, Uno Y, Matsumura Y, Nishida K, Suzuki K, Kogo M, Hori M, Otsu K:

The I{kappa}B kinase {beta}/nuclear factor {kappa}B signaling pathway protects the heart from hemodynamic stress mediated by the regulation of manganese superoxide dismutase expression. Circ Res. 105, 70-9, 2009

Mizote I, Yamaguchi O, Hikoso S, Takeda T, Taneike M, Oka T, Tamai T, Oyabu J, Matsumura Y, Nishida K, Komuro I, Hori M, Otsu:

Activation of MTK1/MEKK4 induces cardiomyocyte death and heart failure. J Mol Cell Cardiol.48, 302-9, 2010

Hirayama A, Saito S, Ueda Y, Takayama T, Honye J, Komatsu S, Yamaguchi O, Li Y, Yajima J, Nanto S, Takazawa K, Kodama K:

Plaque-stabilizing effect of atorvastatin is stronger for plaques evaluated as more unstable by angioscopy and intravenous ultrasound. Circ J. 75, 1448-54, 2011

Taneike M, Mizote I, Morita T, Watanabe T, Hikoso S, Yamaguchi O, Takeda T, Oka T, Tamai T, Oyabu J, Murakawa T, Nakayama H, Nishida K, Takeda J, Mochizuki N, Komuro I, Otsu K:

Calpain protects the heart from hemodynamic stress. J Biol Chem. 286, 32170-7, 2011

Okada K, Ueda Y, Takayama T, Honye J, Komatsu S, Yamaguchi O, Li Y, Yajima J, Takazawa K, Nanto S, Saito S, Hirayama A, Kodama K:

Influence of achieved low-density lipoprotein cholesterol level with atorvastatin therapy on stabilization of coronary plaques: sub-analysis of the TWINS study. Circ J. 76, 1197-202, 2012

Oka T, Hikoso S, Yamaguchi O, Taneike M, Takeda T, Tamai T, Oyabu J, Murakawa T, Nakayama H, Nishida K, Akira S, Yamamoto A, Komuro I, Otsu:

Mitochondrial DNA that escapes from autophagy causes inflammation and heart failure. Nature. 485, 251-5, 2012

Takayama T, Hiro T, Ueda Y, Honye J, Komatsu S, Yamaguchi O, Li Y, Yajima J, Takazawa K, Nanto S, Saito S, Hirayama A, Kodama K:

Plaque stabilization by intensive LDL-cholesterol lowering therapy with atorvastatin is delayed in type 2 diabetic patients with coronary artery disease-Serial angioscopic and intravascular ultrasound analysis. J Cardiol. 61, 381-6, 2013

Tamai T, Yamaguchi O, Hikoso S, Takeda T, Taneike M, Oka T, Oyabu J, Murakawa T, Nakayama H, Uno Y, Horie K, Nishida K, Sonenberg N, Shah AM, Takeda J, Komuro I, Otsu K:

Rheb (Ras homologue enriched in brain)-dependent mammalian target of rapamycin complex 1 (mTORC1) activation becomes indispensable for cardiac hypertrophic growth after early postnatal period. J Biol Chem. 288, 10176-87, 2013

Oyabu J, Yamaguchi O, Hikoso S, Takeda T, Oka T, Murakawa T, Yasui H, Ueda H, Nakayama H, Taneike M, Omiya S, Shah AM, Nishida K, Otsu K:

Autophagy-mediated degradation is necessary for regression of cardiac hypertrophy during ventricular unloading. Biochem Biophys Res Commun. 441, 787-92, 2013

Mao Y, Tokudome T, Kishimoto I, Otani K, Nishimura H, Yamaguchi O, Otsu K, Miyazato M, Kangawa K:

Endogenous ghrelin attenuates pressure overload-induced cardiac hypertrophy via a cholinergic anti-inflammatory pathway. Hypertension. 2015;65(6):1238-44

Murakawa T, Yamaguchi O, Hashimoto A, Hikoso S, Takeda T, Oka T, Yasui H, Ueda H, Akazawa Y, Nakayama H, Taneike M, Misaka T, Omiya S, Shah AM, Yamamoto A, Nishida K, Ohsumi Y, Okamoto K, Sakata Y, Otsu K:

Bcl-2-like protein 13 is a mammalian Atg32 homologue that mediates mitophagy and mitochondrial fragmentation. Nat Commun. 6, 7527, 2015

Masuda M, Mizuno H, Enchi Y, Minamiguchi H, Konishi S, Ohtani T, Yamaguchi O, Okuyama Y, Nanto S, Sakata Y:

Abundant epicardial adipose tissue surrounding the left atrium predicts early rather than late recurrence of atrial fibrillation after catheter ablation. J Interv Card Electrophysiol. 44, 31-7, 2015

Masuda M, Yamada T, Mizuno H, Minamiguchi H, Konishi S, Ohtani T, Yamaguchi O, Okuyama Y, Uematsu M, Sakata Y:

Impact of atrial fibrillation ablation on cardiac sympathetic nervous system in patients with and without heart failure. Int J Cardiol. 199, 65-70, 2015

Taniguchi T, Ohtani T, Nakatani S, Hayashi K, Yamaguchi O, Komuro I, Sakata Y:

Impact of Body Size on Inferior Vena Cava Parameters for Estimating Right Atrial Pressure: A Need for Standardization? J Am Soc Echocardiogr. 28, 1420-7, 2015

Ichibori Y, Ohtani T, Nakatani D, Tachibana K, Yamaguchi O, Toda K, Akasaka T, Fukushima N, Sawa Y, Komuro I, Kotani J, Sakata Y:

Optical coherence tomography and intravascular ultrasound evaluation of cardiac allograft vasculopathy with and without intimal neovascularization. Eur Heart J Cardiovasc Imaging. 17, 51-8, 2016

Taneike M, Nishida K, Omiya S, Zarrinpashneh E, Misaka T, Kitazume-Taneike R, Austin R, Takaoka M, Yamaguchi O, Gambello MJ, Shah AM, Otsu K:

mTOR Hyperactivation by Ablation of Tuberous Sclerosis Complex 2 in the Mouse Heart Induces Cardiac Dysfunction with the Increased Number of Small Mitochondria Mediated through the Down-Regulation of Autophagy. PLoS One. 11, e0152628, 2016

Ishida H, Saba R, Kokkinopoulos I, Hashimoto M, Yamaguchi O, Nowotschin S, Shiraishi M, Ruchaya P, Miller D, Harmer S, Poliandri A, Kogaki S, Sakata Y, Dunkel L, Tinker A, Hadjantonakis AK, Sawa Y, Sasaki H, Ozono K, Suzuki K, Yashiro K:

GFRA2 Identifies Cardiac Progenitors and Mediates Cardiomyocyte Differentiation in a RET-Independent Signaling Pathway. Cell Rep. 16, 1026-38, 2016

Omiya S, Omori Y, Taneike M, Protti A, Yamaguchi O, Akira S, Shah AM, Nishida K, Otsu K:

Toll-like receptor 9 prevents cardiac rupture after myocardial infarction in mice independently of inflammation. Am J Physiol Heart Circ Physiol. 311(6), H1485-H1497, 2016

Ichibori Y, Mizote I, Maeda K, Onishi T, Ohtani T, Yamaguchi O, Torikai K, Kuratani T, Sawa Y, Nakatani S, Sakata Y:

Clinical Outcomes and Bioprosthetic Valve Function After Transcatheter Aortic Valve Implantation Under Dual Antiplatelet Therapy vs. Aspirin Alone. Circ J. 81(3), 397-404, 2017

Sakamoto Y, Kioka H, Hashimoto R, Takeda S, Momose K, Ohtani T, Yamaguchi O, Wasa M, Nakatani S, Sakata Y:

Cardiogenic shock caused by a left midventricular obstruction during refeeding in a patient with anorexia nervosa. Nutrition. 35, 148-150, 2017

Ide S, Sumitsuji S, Yamaguchi O, Sakata Y:

Cardiac computed tomography-derived myocardial mass at risk using the Voronoi-based segmentation algorithm: A histological validation study. J Cardiovasc Comput Tomogr. 11(3), 179-182, 2017

Taniguchi T, Ohtani T, Kioka H, Tsukamoto Y, Onishi T, Nakamoto K, Katsimichas T, Sengoku K, Chimura M, Hashimoto H, Yamaguchi O, Sawa Y, Sakata Y:

Liver Stiffness Reflecting Right-Sided Filling Pressure Can Predict Adverse Outcomes in Patients With Heart Failure. JACC Cardiovasc Imaging. pii: S1936-878X(17)31139-7, 2018.

Misaka T, Murakawa T, Nishida K, Omori Y, Taneike M, Omiya S, Molenaar C, Uno Y, Yamaguchi O, Takeda J, Shah AM, Otsu K:

FKBP8 protects the heart from hemodynamic stress by preventing the accumulation of misfolded proteins and endoplasmic reticulum-associated apoptosis in mice. J Mol Cell Cardiol. 114: 93-104, 2018.

総説

Nishida K, Yamaguchi O, Otsu K:

Crosstalk between autophagy and apoptosis in heart disease. Circ Res. 103, 343-51, 2008

Nishida K, Kyoi S, Yamaguchi O, Sadoshima J, Otsu K:

The role of autophagy in the heart. Cell Death Differ. 16, 31-8, 2009

Yamaguchi O, Otsu K:

Novel in vivo tool to evaluate autophagic activity in the heart. Circ J. 74, 49-50, 2010

Yamaguchi O, Otsu K:

Role of autophagy in aging. J Cardiovasc Pharmacol. 60, 242-7, 2012

Yamaguchi O, Taneike M, Otsu K:

Cooperation between proteolytic systems in cardiomyocyte recycling. Cardiovasc Res. 96, 46-52, 2012

Hori M, Yamaguchi O:

Is tumor necrosis factor-α friend or foe for chronic heart failure? Circ Res. 113, 492-4, 2013

Nishida K, Yamaguchi O, Otsu K:

Degradation systems in heart failure. J Mol Cell Cardiol. 84, 212-22, 2015

Otsu K, Murakawa T, Yamaguchi O:

BCL2L13 is a mammalian homolog of the yeast mitophagy receptor Atg32. Autophagy. 11, 1932-3, 2015

*Yamaguchi O, Murakawa T, Nishida K, Otsu K:

Receptor-mediated mitophagy. J Mol Cell Cardiol. 95, 50-6, 2016

著書

Nishida K, Yamaguchi O, Otsu K:

Autophagy in the Cardiovascular System. Autophagy in Health and Disease. Roberta A. Gottlieb, Academic Press, 33-39, 2012

症例報告

Ito S, Hagiya H, Kimura K, Nishi I, Yoshida H, Kioka H, Ohtani T, Yamaguchi O, Tanabe K, Tomono K, Sakata Y:

Capnocytophaga ochracea-related Bacterium Bacteremia in a Hypertrophic Cardiomyopathy Patient without Neutropenia. Intern Med. 55(18):2731-5, 2016

Tsuchiya H, Kioka H, Ozu K, Ohtani T, Yamaguchi O, Yazaki Y, Yamauchi-Takihara K, Sakata Y:

Interferon Therapy Exacerbated Pulmonary Hypertension in a Patient with Hepatitis C Virus Infection: Pathogenic Interplay among Multiple Risk Factors. Internal Med. 56(9), 1061-1065, 2017

Konishi S, Minamiguchi H, Ozu K, Mizuno H, Hikoso S, Yamaguchi O, Sakata Y:

Routine exercise testing could not predict T-wave oversensing in a patient after a subcutaneous implantable cardioverter-defibrillator implant. Clin Case Rep. 6(2): 309-313, 2017.

Ishihara S, Kioka H, Ohtani T, Asano Y, Yamaguchi O, Hikoso S, Toda K, Saito Y, Sawa Y, Yamauchi-Takihara K, Sakata Y: Successful treatment of severe combined post- and pre-capillary pulmonary hypertension in a patient with idiopathic restrictive cardiomyopathy.

Pulm Circ. 8(3): 2045894018770131, 2018.