2019.10.29
【第6回日本細胞外小胞学会】
【参加者】中城公一
2019年10月24、25日、国立がん研究センター研究所(東京)で開催された第6回日本細胞外小胞学会に参加してきました。
学会場は満員で活気に満ちていました。唾液中の細胞外小胞の解析を含め新しい知見が数多く発表され、今後は細胞外小胞の医療への応用が期待されます。
ただ、細胞外小胞の精製については多数のメーカーから様々なキットが展示されており、非常に悩ましいと感じました。
2019.10.28
【第 57 回 日本癌治療学会学術集会 】
【参加者】栗林伸行
10月24日から26日に福岡国際会議場・福岡サンパセレス・マリンメッセ福岡で開催されました日本癌治療学会学術集会に参加してきました。
癌治療におけるAIの進歩、ゲノム医療における日本の現状についてのシンポジウムは医療の急速な進化を実感するものでした。
頭頸部セッションにおいては免疫療法と分子標的治療をcombinedした内容についてが比較的多く勉強になりました。
学会参加後は、博多ラーメンともつ鍋を食し、博多を堪能させて頂きました。
当科からは、栗林伸行が「Oral squamous cell carcinoma arising in a patient with Werner syndrome: genomic analysis on house-made small panel by next generation sequencing」の演題にて発表を行いました。
2019.10.21
【第 21 回 SNNS 研究会学術集会 】
【参加者】中城公一、合田啓之
10 月 18 日~19 日に仙台市の TKP ガーデンシティーにて開催された SNNS 研究会に参加してきました。
リンパ節転移に対するセンチネルという概念を、臓器横断的にまた、診療科横断的に学べる学術集会であり、20 年の積み重ねを踏まえ、『SNNS の意義を再考する』というテーマでの学会でした。
各領域においてのエビデンスは蓄積されており、現状での問題となる臨床研究法への対応や、今後の展望等、非常に意義のある学会参加となりました。
仙台は初めての訪問でした。台風の被害が生々しく残る場所もあり、心よりお見舞い申し上げるとともに、被害の軽微なることと、速やかなご復興を祈念いたします。
当科からは、合田啓之が「センチネルリンパ節マッピングによる舌扁平上皮癌の至適郭清範囲の検討」の演題にて発表を行いました。
2019.10.18
2019.10.16
2019.10.16
2019.10.16
【モンゴル国国際医療支援】
【参加者】栗林伸行
10月6日~10月11日にモンゴル国における国際医療支援活動に参加させて頂きました。
川又均主任教授を中心とした獨協医科大学チームの医療支援で、今回はウランバートル市にてモンゴル国立母子医療センターCLPチームのスタッフと一緒に口唇・口蓋裂患者を中心に20症例以上の手術を行いました。
手術スケジュールは部活の合宿の様なハードさでしたが、術後の患者さんとご家族の方の幸せそうな笑顔を見ると医療支援の意義を改めて実感した6日間となりました。
4日目にはモンゴルチームとの懇親会を行い、より結束力が高まった夕食となりました。
また、5日目の夕方に連れて行っていただいた恐竜博物館は貴重な本物の化石が数多く展示されており、素敵な思い出となりました。
このような機会を与えてくださった川又教授および内田教授、コーディネーターを務めてくださった泉先生をはじめご協力頂いた先生方に感謝いたします。今後の診療にも活かしていきます。
2019.10.03
【European Society for Medical Oncology Congress 2019】
【参加者】内田大亮、合田啓之
9 月 27 日~10 月 1 日にスペイン・バルセロナにて開催された ESMO 2019 Congress に参加してきました。
学会では、近年重要性が増してきた免疫療法を中心に、liquid biopsy や biomarker 、single cell analysis 等、基礎から臨床の様々な観点からのアプローチについて学ぶことができました。
連日、晴天に恵まれピンチョス、パエリア、サルスエラ等を堪能し、2026 年完成予定のサクラダファミリア等の名所も観ることができました。
また、獨協医科大学の川又教授、福本先生と意見交換等を行い有意義な時間を過ごせました。
来年に向けてモチベーションを高め、研究を進めたいと思います。
当科からは、合田啓之が「Topographical distribution of sentinel lymph nodes in early tongue squamous cell carcinomas」の演題にて発表を行いました。
2019.10.01
【第78回日本癌学会学術総会】
【参加者】中城、徳善
京都で9月26日から28日まで開催された日本癌学会に参加してきました。学会では癌研究の最新の知見としてexosome研究の最前線、がん免疫療法遺伝子解析、シングルセル解析での細胞プロファイリングなどが発表されました。またシンポジストとして本庶佑先生のがん免疫に関する発表があり非常に充実した内容でした。『Detection of gene mutations from exosomal RNA in human oral squamous cell carcinoma cells in vitro and in vivo』という演題でポスター発表を行いました。
夜は徳島大学の工藤先生と獨協大学の長谷川先生と研究に関しての情報交換を行いました。
2019.09.24
【第29回日本口腔内科学会】
【参加者】内田、日野
9月20日~23日に開催された日本口腔内科学会に参加し、「カルバマゼピンによる有害事象が疑われた3例」と題した発表を行いました。今回は、日本口腔検査学会、日本臨床口腔病理学会、日本口腔診断学会との合同学術大会であったため、基礎から臨床のさまざまな分野の専門家が参加されており、活発な討議が行われていました。