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第65回日本不整脈心電学会学術集会

2018年07月25日
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循環器グループ 不整脈班からです。

2018年7月11日から14日まで、東京で開催された、第65回日本不整脈心電学会学術集会に参加しました。

一般口演として

藤井 昭 助教が「Contact Vector Predicts a Feasible initial Impedance Drop during Pulmonary Vein Isolation」を報告しました。心房細動アブレーションにおいてカテーテル先端のセンサーで記録される角度により良好なカテーテル接地が得られ、良好な通電効果が期待されるといった内容です。

次に、臨床工学技師の石原 隆史 CEが「電池交換後より特定の体位にてペーシング不全をきした一例」を報告しました。体位により変化するペーシング閾値によりペーシング不全を来たした症例を報告し、会場から多くの質問が出て、非常に白熱した議論がなされていました。今後は前向きに検討を進めていく予定です。

最終日には西村 和久 講師が「Cadaver Training for the Implantation of Leadless Pacemaker Micra TM」を発表されました。日本はじめてのカタバートレーニングを使用したペースメーカ留置に関する検討であり、今後の論文化が期待されます。