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仁志川先生の論文がInternal Medicineにアクセプトされました

2025年01月28日
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仁志川知晃先生の論文が2025年1月にInternal MedicineにAcceptされました。

貧血は心血管疾患(CVD)にしばしば合併し、死亡率と関連があります。生体インピーダンス解析(BIA)は人体組成を非侵襲的に測定する方法です。CVDにおける貧血検出に対するECW/TBW比の予測価値は十分に解明されていませんでした。本研究では2021年1月から2022年12月までに当院循環器内科に入院した連続症例を対象にBIAを実施し、Hbレベルと細胞外水分量と総体水分量の比率(ECW/TBW)の相関を評価しました。その結果、ECW/TBWは、BNPが上昇していない場合において、CVD症例の貧血を予測するための有効な指標であることを示した論文です。

仁志川先生おめでとうございます.

Role of Bioelectrical Impedance Analysis in Predicting Anemia among Cardiovascular Disease Patients

Tomoaki Nishikawa, MD, Akinori Higaki, MD, PhD, Rikako Horie, MD, Tomoki Fujisawa, MD, Shigehiro Miyazaki, MD, Yusuke Akazawa, MD, Toru Miyoshi, MD, Hiroshi Kawakami, MD, PhD, Haruhiko Higashi, MD, PhD, Shunsuke Tamaki, MD, PhD, Kazuhisa Nishimura, MD, PhD, Katsuji Inoue, MD, PhD, Shuntaro Ikeda, MD, PhD, Osamu Yamaguchi, MD, PhD