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呼吸器学会/肺癌学会地方会が2025/07/25-26に開催されました。

2025年07月26日
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2025年7月25日(金)、26日(土)に愛媛県民文化会館で、第72回日本呼吸器学会中国・四国地方会/第63回日本肺癌学会中国・四国支部学術集会が開催されました。

愛媛大学関連では。
①一般演題で、福西宥希先生が「免疫グロブリン療法により改善したステロイド抵抗性免疫関連肺臓炎の1 例」を発表されました。
②初期研修医の三好杏佳先生が「進展型小細胞肺癌の副腎oligometastasis に外科的局所治療を行い良好な予後を得た一例」を、主に八木貴寛先生の指導下で発表されました。
③医科学実習で来てくれている乃万愛さん(医学科3回生)が「当院における非小細胞肺癌患者のPD-L1発現率と臨床経過の検討」を発表されました。
④野上尚之教授が、肺癌学会の特別企画「Beyond the Evidence」などで座長をされました。
⑤リハビリテーション部の石川勇登先生が、「重症離床困難例における早期運動療法導入の意義:悪性胸膜中皮腫術後の1 例」を発表されました。
⑥呼吸器外科の大谷真二先生、坂尾伸彦先生、武田将司、川上夏葵先生方がそれぞれ発表しておられました。

関連病院では。

愛媛医療センターの田邉美由紀先生がCS-LUNGの特別企画シンポジウム「「NTM診療における未解決問題について実診療での対応はどうなっているのか」」でディスカスタントとして登壇されました。
松山赤十字病院の後期研修医、松木和樹先生が「EGFR-TKI再治療の判断にがんゲノムプロファイリング検査が有用であった肺腺癌の1例」を発表されました。
松山赤十字病院の後期研修医、茅田祐輝先生が「経気管支肺生検後に迷走神経反射様症状を呈した脳空気塞栓症の1 例」を発表されました。
済生会今治病院の初期研修医、五十嵐そら先生が「地域医療連携による出張IVR で救命し得た重症喀血の1例」を発表されました。
済生会今治病院の初期研修医、福田千尋先生が「免疫チェックポイント阻害薬を併用した化学療法で長期奏効した進展型小細胞肺癌の一例」を発表されました。
市立宇和島病院の初期研修医、中山義基先生が「MET 遺伝子変異陽性肺がんに対してグマロンチニブを投与し肺障害を起こした症例」を発表されました。

発表された先生方、指導された先生方、お疲れ様でした!
そして三好杏佳先生、乃万愛さん、茅田祐輝先生、石川勇登先生は優秀演題賞を獲得しました。おめでとうございます!!

愛媛や中四国の呼吸器の勢いを感じる学会でした。
地元開催なので多くの方々が発表/指導/会の運営に携わりました。お疲れ様でした!
お名前が漏れていたらごめんなさい!
あと関連病院の方々、今回の学会の写真があったらください!(文責:山本将)