令和7年度愛媛呼吸循環器腎臓病医学研究会のご報告
2025年08月25日
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2025年8月23日に令和7年度 愛媛呼吸循環器腎臓病医学研究会が開催されましたので報告いたします。
今年度は、クリニカルコンペティション部門に2演題、一般部門に6演題の発表がありました。
どの演題も非常に興味深く素晴らしい研究であり、今後の発展も期待できる内容した。
採点結果としては、愛媛県内の多施設共同試験の研究計画を競うクリニカルコンペティション部門では、山本将一朗先生が、進展型小細胞肺癌に対するアムルビシン治療時における持続型G-CSF製剤予防投与の実態とその臨床的意義で優秀賞を受賞されました。
一般演題では、愛媛医療センターの三好誠吾先生が、高齢者結核患者の予後規定因子で奨励賞を受賞されました。今年はいずれも呼吸器部門が受賞されました。
最後の特別公演では、松山市民病院 顧問兼呼吸器・アレルギーセンター長 横山彰仁先生から「COVID-19診療の現在地」のタイトルでご 講演を頂きました。横山先生が愛媛大学に勤務されていた頃の研究内容を説明して頂いた後に、COVID-19の後遺症やワクチンついて詳しく説明して頂きました。ありがとうございました。