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Asian Pacific Heart Rhythm Society Scientific Session 2017

2017年09月19日
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2017年9月14日から18日まで横浜パシフィコでアジアの不整脈国際学会であるAsian Pacific Heart Rhythm Society Scientific Session 2017が開催されました。今年は日本不整脈学会と合同で盛大に行われ、世界中から不整脈のスペシャリストが横浜に集まり、活発な議論が交わされました。

当科不整脈グループからは藤井昭MDがGeneral symposium Fighting with ‘Refractory Ventricular Arrhythmia’にて留学先のブリガムアンドウィメンズ病院のデータからSignificance of Inducible Non-sustained Ventricular tachycardia after Catheter Ablation for VT in Ischemic Cardiomyopathyを発表し、川上大志MDが愛媛県の多施設研究データからAtrial High Rate Episodes Associate with Adverse Outcomes in Elderly, but not in the Younger, Populationを発表しました。

 

また愛媛大学ME機器センターの石原隆史MEがメディカルプロフェッショナルシンポジウムにてICD植え込み患者の自動車運転に関する取り組みと現状について発表しました。平成26年6月に道路交通法が改正されて以来、ICD植え込み患者の自動車運転に関する環境は日々変化しており、当院における現状と臨床における指導の経験について報告し、活発な議論が交わされました。

また、今年から初めて学会主導にて開催された、留学を志す若い医師に情報提供を行う 「留学を志す君へ」においては4月よりボストン・ブリガムアンドウィメンズ病院の留学から帰国した藤井昭MDより、○○留学のススメ について報告がありました。多くの留学を志す先生がたが参加し、部屋に入れなくなるほど盛況なセッションになりました。多くの方が留学を目指されているようです。

来年は日本不整脈学会は2018年7月11日-14日に東京にて、APHRSは2018年10月17日ー20日に台北にて行われる予定です。