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第109回日本循環器学会四国地方会

2016年12月05日
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 2016年12月3日に松山市総合コミュニティーセンターで第109回日本循環器学会四国地方会が開催されました.

 学生研修医セッションでは「冠動脈バイパス術後に狭心症を発症したCoronary subclavian steal syndromeの1例」を初期研修医1年目の仲地究先生が発表されました.8時半からのセッションの第一演題で会場内が独特の空気に包まれる中,指導医である青野潤先生は (飲んでいた缶コーヒーのキャップを落とすほど) 自らの発表より緊張すると言いながら見守っていらっしゃいました.私も隣でドキドキしておりました.練習の成果を120%出し切り,質疑応答も乗り切って席に戻ってきた仲地先生は「パーフェクトやったよ」と青野先生に声を掛けられ安堵の表情でした.

 同じく学生研修医セッションで「肺動脈塞栓症との鑑別にdual source CTが有用であった肺動脈血管内膜肉腫の1例」を初期研修医2年目の横本祐希先生が発表されました.上谷・横本ペアでの演題発表はすっかり定着し,ディスカッションしながら発表の準備に取り組んでいる姿をよく医局で見かけます.横本先生が学会発表するのを会場で見るのは初めてだったのですが研修医とは思えない堂々としたプレゼンテーションで,今まで何度も場数を踏んできた玄人そのものでした.

 仲地究先生も横本祐希先生も研修医奨励賞を受賞し,最高のフィナーレでした.
 仲地先生,横本先生おめでとうございます.

 なお,臨床工学技士の石原隆史さん,循環器グループからは永井啓行先生,井関洋成先生,渡部勇太先生,飯尾が演題発表し,地元開催で大賑わいの地方会でした.

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