今年の医局旅行は「おんせん県の名所たっぷり2日間」ということで大分県別府市に行きました．

大学を出発し，三崎港からフェリーに乗りました．
海の駅で早速昼食を摂り，大分名物のだんご汁を頂きました ．

香りをテーマにした博物館，「大分香りの博物館」では学芸員の男性から香りに関するお話を聞きました．青野潤先生が博物館をまわりながら「匂わんな」「これ臭いっ」とおっしゃっていたのが印象的でした．

別府地獄めぐりでは全ての地獄をまわりました．かまど地獄では，タバコの煙の粒子を核として周りに水蒸気がくっついて目に見える状態を実演していました．タバコを吸って，その呼気を水面に吹きかけていたのですが，実演していた男性が檜垣實男教授に「やってみますか?」と声を掛けました．循環器内科的にはclass III (禁忌)と思われる事象でした (もちろん檜垣教授はお断りされておりました)．

たくさん歩いた後は，温泉に入り，夕食です．2号館5階病棟の新人看護師の皆さんと本年度入局の井関洋成先生，渡部勇太先生が余興を準備して下さっており，楽しい時間となりました．忙しい中，本当におつかれさまでした．
2日目の朝は6時半に集合して恒例のfun runでした．西村和久先生，上谷晃由先生，清家史靖先生，渡部勇太先生，初期研修医1年目の山田七海先生 (AM4:00まで飲んでいたらしい)，飯尾の6名で6.5kmを走りました．曇天でしたのでいつの間にか朝日が昇っていましたが，とても気持ちよく別府の海岸沿いを走ることができました．

動物と仲良くなる水族館「うみたまご」では，愛くるしいセイウチのみーちゃんが色々な芸をしてくれました．特に700kgの巨体で腹筋をする姿には感動しました．
また，うみたまごではイルカショーも間近で観ることが出来ますので非常におススメスポットであると思いました．

明礬湯の里では湯の花の製作過程を見学し，お昼ご飯を食べました．お天気にも恵まれ，にこやかに集合写真をパチリ．
池田俊太郎先生はご家族へのお土産に湯の花を購入されていましたが，店員さんから風呂釜が詰まるかもしれないことを支払い後に明かされたため少し困っていらっしゃいました．

ジャングルバスに乗って猛獣に餌やり体験が出来る「アフリカンサファリ」に行きました．バスには格子がついていて収監されるような気持ちになりましたが，その隙間からトングを使い，自由行動している動物たちに餌をあげるというものでした．あまりに近くまで寄ってくるので肉食動物が貪欲に餌を食べる姿を写真に撮ることはできませんでした．

往路のバスでは明るいうちからアルコールを飲める嬉しさで，お酒がすすみましたが復路はさすがにお疲れモードでした．私は初めて医局旅行に参加させて頂きました．皆でわいわいと小旅行するのは本当に楽しく，貴重な時間でした．来年はどこに行くことになるのでしょうか，今から楽しみですね．