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第6回カタバートレーニングを開催しました

2019年01月29日
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2019年1月26日、27日に当大学医学部手術手技研修センターにて第6回カタバートレーニングを開催しました。
例年通り,臨床心臓構造学のトップでいらっしゃる 日本医科大学多摩永山病院 循環器内科 井川 修 先生にお越し頂きました。
 
今年で6年目となる今回はリードレスペースメーカの手技とヒス束ペーシングをテーマとして、2日間にわたって井川先生の熱いレクチャーを受けることが出来て大変貴重な経験となりました.
実習後の講演会ではTAVIに役立つ大動脈弁の解剖について熱いディスカッションが行われました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
臨床医学における献体使用は、高度で安全な医療技術の普及のための外科教育、難治性の疾患に対する新たな治療法の開発のみならず、医療機器開発の推進による産業の育成も期待できる新たなアプローチであります。
本来は研修医、医学生の教育に責任を持つ、医学部を持つ大学は全大学で実施できるような体勢を整えるべきと考えます。
 
我が国でも、ご遺体(Cadaver)を利用した手術手技研修が可能となりましたが、今回のような我々の試みも全国でも数少なく、今後も継続して行きたいと思います。
 
ご献体下さった方々へ感謝し,来年度も有意義な実習になりますよう,臨床と心臓構造学を結びつけながら日々精進したいと思います.