中尾恭久先生の論文がInternal medicineに掲載されました。

本論文は当院放射線科との共同研究であり、吉田和樹先生が共同第一著者です。放射線科の先生方がかねてより提唱してきた“冠動脈CT希釈造影法”を用いて冠動脈プラークの性状評価をした論文です。昨今、冠動脈プラークに対するfollow upおよび薬剤効果の判定が重要視されております。低侵襲で安定した冠動脈プラークの追跡調査が可能である希釈造影法への期待は高まっており、今後の調査の礎となる研究と考えます。

中尾先生、吉田先生、おめでとうございます！そしてお疲れ様でした！

Yasuhisa Nakao , Kazuki Yoshida , Shinji Inaba , Yuki Tanabe , Akira Kurata , Teruyoshi Uetani , Teruhito Kido , Katsuji Inoue , Teruhito Mochizuki , Osamu Yamaguchi
Plaque Characterization with Computed Tomography Angiography Based on a Diluted-contrast Injection Protocol.
Intern Med. 2021; 60: 3671-3678. 

文責　稲葉慎二