子宮収縮抑制剤の新生児への影響調査・検討

お知らせ

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテを利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。

【研究課題名】
子宮収縮抑制剤の新生児への影響調査・検討

【研究機関】愛媛大学医学部附属病院産婦人科

【研究責任者】松原裕子(産婦人科 講師)

【研究代表者】
「子宮収縮抑制剤の新生児への影響調査・検討ワーキンググループ」
楠田 聡   杏林大学医学部 小児科
齋藤 滋   富山大学大学院 医学薬学研究部 産科婦人科学教室

【研究の目的】
過去に当院で分娩された患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、治療後の赤ちゃんへの影響を評価する研究を行うことといたしました。この研究は子宮収縮抑制剤の新生児への影響調査・検討を目的としたものであり、今後の診療にも役立つことができると考えています。

【研究の方法】
(対象となる患者さん)
愛媛大学医学部附属病院で2014年に在胎32週0日~36週6日で出生した新生児

(利用するカルテ情報)
母体情報:使用した薬剤(リトドリン塩酸塩、硫酸マグネシウムなど)、分娩時間など
新生児の情報:血液検査の結果、異常の有無 など

【共同研究について】
この研究は、一般社団法人日本周産期・新生児医学会に参加している他の病院や研究施設と共同で行っています。
対象となる患者さんのデータは、匿名化されて、Webに入力することによって「子宮収縮抑制剤の新生児への影響調査・検討ワーキンググループ」に送られます。多くの情報を解析することで、医学・医療の発展に役立つ成果が得られることが期待されます。

【個人情報の取り扱い】
収集した試料・情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

<情報の管理責任者>  愛媛大学病院  産婦人科  氏名 松原裕子

さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。

【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院産婦人科 松原裕子
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5379