本邦における子宮体癌に対する低侵襲手術(MIS)の実態調査

お知らせ

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテの記録を利用することにご了解いただけない方は、以下の【お問い合わせ先】までご連絡下さい。

【研究課題名】
本邦における子宮体癌に対する低侵襲手術(MIS)の実態調査

【研究機関】愛媛大学医学部附属病院 産婦人科

【研究責任者】藤岡 徹(産婦人科 准教授)

【研究代表者】吉田 浩(東海大学医学部専門診療学系産婦人科学 准教授)

【研究の目的】
過去に当院を受診された子宮体癌の患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、腹腔鏡手術の実態調査を行うことといたしました。この研究は子宮体癌における腹腔鏡手術のより適切で安全な普及を図ることを目的としたものであり、その結果は今後の診療にも役立てられると考えています。

【研究の方法】
(対象となる患者さん)2015年1月から2017年12月に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち子宮体癌と診断され、腹腔鏡手術を受けられた患者さん

(利用するカルテ情報)
・日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会 婦人科悪性腫瘍登録事業及び登録情報に基づく研究で収集された情報(年齢、疾患名、治療開始日、進行期分類(FIGO 分類およびTNM 分類)、組織分類、局所進展、所属リンパ節転移、遠隔転移、治療内容と手術術式、予後など)
・腹腔鏡手術の術式の詳細、術前診断、病理結果、術後補助療法、再発の有無・再発日・再発場所など

【共同研究について】
この研究は、他の病院や研究施設と共同で行っています。
対象となる患者さんのデータは、匿名化されて、学会事務局のHPへアップロードされます。多くの情報を解析することで、医学・医療の発展に役立つ成果が得られることが期待されます。

【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

<試料・情報の管理責任者>

吉田 浩(東海大学医学部専門診療学系産婦人科学 准教授)

さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。

【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院産婦人科 藤岡 徹
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5379