卵巣癌・卵管癌・原発性腹膜癌における相同組換え修復機構への化学療法の影響

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録や通常の診療で行った検査の後に保管されている残った組織を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテや保管されている組織を利用することにご了解いただけない方は、以下の【お問い合わせ先】までご連絡下さい。

【研究課題名】
卵巣癌・卵管癌・原発性腹膜癌における相同組換え修復機構への化学療法の影響

【研究機関】愛媛大学医学部附属病院・産婦人科

【研究責任者】森本明美(産婦人科・助教)

【研究の目的】
過去に当院を受診された進行卵巣がん患者さんの手術摘出検体を解析し,治療方法や有効性について評価する研究を行うことと致しました。この研究は進行卵巣がんにおける有効な治療方法の検討を目的としたものであり、その結果は今後の診療にも役立てられると考えています。

【研究の方法】
(対象となる患者さん)2017年1月から現在までに愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち進行卵巣がんと診断された患者さん
(利用するカルテ情報)手術日,術式,手術完遂度,病理組織型,HRD検査,
化学療法の実施日・レジメン・サイクル数・効果,初回治療終了時の残存腫瘍の状態,維持化学療法の実施日・レジメン・サイクル数あるいは期間,初回治療終了後の無増悪生存期間,全生存期間など
(利用する試料)通常の診療で使用した後に残った手術時に摘出した組織

【個人情報の取り扱い】
 収集した試料・情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

<試料・情報の管理責任者> 愛媛大学医学部附属病院・産婦人科・森本明美

さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。

【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院・産婦人科・森本明美
住所:〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
電話:089-960-5379