市民公開講座のお知らせです。
平成28年7月31日(日曜日)13時半からホテルJALシティ松山で市民公開講座を行います。
事前申し込みは不要、入場料も無料です。
お気軽にお立ち寄りください。
今回は第3部の肝がんの治療についてです。
肝臓の病気を持っていると、肝がんができる可能性が高くなります。このため、一度はウイルス肝炎の検査を受けて、隠れた肝臓の病気を早期に発見できるようにおすすめしています。
では、肝がんがあると言われた時に、どうすればいいのでしょうか?がんの治療が必要と言われても、どのような治療か知らなければ怖いですね。何事も備えが大事です。万が一に備えて、ちょっとお話を聞いてみてください。
愛媛県立中央病院の平岡先生には、内科で行っている肝がん治療であるラジオ波焼灼術(RFA)についての話をしていただく予定です。RFAは条件にもよりますが、肝臓を切るのと同じくらいの効果を発揮することができる治療です。おなかを切ることなく、肝がんを治療することができる内科治療について是非聞いてみてください。
愛媛大学の藤山先生には、肝がんに対する手術についての講演をお願いしています。患者さんの負担が少ない方法がどんどん開発され、手術後の経過も徐々に改善してきているようです。また、愛媛大学では10年以上前から肝臓移植にも取り組んでおり、肝がんを含めた肝硬変に対する肝臓移植についてのお話もあるかもしれません。
当日は、栄養士さんが考えた体に優しい特製デザートの試食も用意しています。
ぜひ、お誘い合わせの上、参加をお願いいたします。
肝疾患診療相談センターと愛媛県は肝疾患啓発に向けて毎年街頭キャンペーンを行っています。
今年は7月30日(土)の14時から16時頃まで、いよてつ高島屋前の坊ちゃん広場をメインに開催する予定です。
愛媛県からみきゃん、ダークみきゃん、愛媛大学病院から愛ちゃん、大ちゃんが駆けつけてくれる予定です。暑いので休みながらのキャンペーン参加になりますので、運がよければ会えるかもしれません。
また、ミニうちわも配布します。
坊ちゃん広場でミニうちわをもらってから土曜夜市に行きましょう!
参加は愛媛大学医学部附属病院の看護師、栄養士、医師など、愛媛県健康増進課、松山市保健所、愛媛健康保険協会愛媛支部、愛媛新聞社、患者さんなどを予定しています。
問い合わせは肝疾患診療相談センターまで
平成28年7月31日(日曜日)13時半からホテルJALシティ松山で市民公開講座を開催します。
事前申し込みは不要、入場料も無料ですので、お気軽にお立ち寄りください。
前回は第1部の肝臓と栄養について紹介しました。
今回は第2部の「ウイルス性肝炎の最新情報」についての紹介です。
B型肝炎については松山赤十字病院の眞柴先生、C型肝炎については肝疾患診療相談センターの日浅センター長からお話を頂きます。
B型肝炎は出産時にお母さんからもらうことが多い感染症です。また、愛媛県では過去にB型急性肝炎が乳幼児に流行したことがあり、現在40歳前後になっていると推定されています。B型肝炎ウイルスは体から完全に追い出すことはできないため、どうすれば、肝臓を悪くせずに仲良くつきあっていけるかが重要です。
この数年でC型肝炎の治療は大きく変化し、飲み薬を飲むだけでウイルスが消せるようになりました。知り合いが治療を受けて、すすめてもらったという患者さんも増えてきました。ただ、お薬とウイルスの相性や、もともと服用している血圧の薬などとの飲み合わせが問題となることがあります。今までのインターフェロン治療と何がちがうのか?本当に効果があるのか?症状はないのに治療が必要なのか?皆さんが疑問に思っていることに対して、日浅センター長が分かりやすく説明します。
当日は、栄養士さんが考えた体に優しい特製デザートの試食も用意しています。試食をしたセンター員には大好評でした。レシピも配布予定ですのでお楽しみに。