伍代夏子氏、今村美月氏、兵頭葵氏をお迎えして繁盛EXPO Yモール2022の特別イベント(トークショー)を開催しました(知って、肝炎プロジェクト)

令和4年10月30日(日)アイテムえひめで繁盛EXPO Yモール2022(主催:松山商工会議所青年部)があり、「知って、肝炎プロジェクト」の特別イベントが開催されました。

 

肝炎対策特別大使の伍代夏子様、スペシャルサポーターのSTU48から今村美月様、兵頭葵様(愛媛県出身)をお迎えし、愛媛大学大学院医学系研究科消化器・内分泌・代謝内科学の日浅陽一教授と「今、働きざかりのあなたに知って欲しい、肝炎のこと」をテーマにトークショーが行われました。

日浅教授からは健康診断の肝機能検査(AST、ALT、γ-GT)の結果では肝炎ウイルスに感染しているか分からないことや、肝炎ウイルスに感染していても症状がほとんどないため、知らない間に肝臓が悪くなり肝硬変や肝がんになる方がいることが紹介されました。

今村様、兵頭様から、早期発見、早期治療に向けて「自分に関係ないと思わずに一度は肝炎ウイルス検査を受けて欲しい」と繰り返し呼びかけられていました。

また、肝炎ウイルス検査は血液をとるだけの簡単な検査だが、会社の健康診断に含まれないことが多いことが話題にあがり、オプションで申し込んだり、自治体が行っている無料の検査を利用して欲しいということでした。

もし、「肝炎ウイルス検査の結果が陽性」としても、現在の肝炎治療は劇的に進歩してC型肝炎は飲み薬だけで消すことができたり、B型肝炎も飲み薬で肝炎の進行を止めることができるとのことでした。伍代様は「私がC型肝炎の治療を行った時は、インターフェロンの治療で副作用も強く非常に辛かったです。今は飲み薬だけで治る夢のような時代になったので、もっと多くの方に知っていただきたいですね」とお話されていました。

トークショーの参加者はお若い方も多く、出演者の発言にうなずきながら熱心に聞いているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、会場内ステージ正面に「知って、肝炎プロジェクト」啓発ブースが設けられました。「知って肝炎、プロジェクト」が作成した啓発動画の放送、パネル展示など、来場者が立ち止まりながら視聴されているのが印象的でした。

同ブースには無料肝炎ウイルス検査の説明と申込みの場も設置されました。愛媛県保健福祉部健康増進課の担当者が肝炎ウイルス検査の重要性について説明し、無料検査を受けるための要件を確認して、松山市に住民票がある方には受診票の申込み手続きと松山市の(無料検査が可能な)委託医療機関のリスト提供、松山市以外に住民票のある方には愛媛県内の委託医療機関のリスト提供と受診票を提供しました。当センターからも今井、徳本が参加し微力ながら説明などお手伝いをさせてもらいました。トークショーで無料肝炎ウイルス検査の申込みができることをお話いただいたこともあり、多くの方から肝炎ウイルス検査の申込みをいただくことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、松山商工会議所青年部の繁盛EXPO Yモールで「知って、肝炎プロジェクト」のイベントを開催したことで、30-40歳代の働き盛りの方など多くの愛媛県民に対して肝炎ウイルス検査の重要性をお伝えすることができました。

「一生に一度は肝炎ウイルス検査」を受けることが重要です。ご自身だけでなくご家族、ご友人など、肝炎ウイルス検査を受けたことのない方がいらっしゃれば、肝炎ウイルス検査を受けましょう!