第12回 肝臓病教室「自己免疫性肝疾患のおはなし」を開催いたしました

2013年4月1日

3月19日(火)に第12回肝臓病教室を愛媛大学医学部附属病院にて行いました。

今回は、「自己免疫性肝疾患のはなし」というタイトルで、阿部雅則先生に自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変などの自己免疫性肝疾患について肝臓病教室をしていただきました。自己免疫性肝疾患は比較的まれな病気ですが、その罹患患者数は年々増加傾向であり、決して放置できない疾患です。大切なことは確実な診断をするということ、またその診断に基づいた適切な治療をすることです。比較的まれな疾患であるためになかなか講演会などは開催されておらず、今回の肝臓病教室は貴重な機会になりました。当日は阿部先生にわかりやすいお話をしていただき、好評をいただいております。また当日はさらに「肝疾患の食事療法と運動療法」について、栄養士の清家さん、運動療法士の永井さんよりお話をいただきました。

多数の方にご参加をいただきました。ありがとうございました。

自己免疫性肝疾患について語る阿部雅則先生

次回の第13回は平成25年5月21日(火)の午後1時30分より、愛媛大学医学部附属病院 外来棟3階栄養指導室にて「肝機能検査のみかた」をテーマに肝臓病教室をさせていただきます。外来で肝機能検査のデーターをもらっても、同評価すれば良いのかよくわからないという、患者さんの生の声を反映して開催することになりました。定員にはまだまだ余裕がありますのでお気軽にお問い合わせください。

肝臓病教室は院内の患者さんのみならず、院外の患者さん、および家族の方も参加可能です。参加希望の方は、肝疾患診療相談センター(Tel: 089-960-5955)にご連絡いただき、ご予約下さい。