第18回肝臓病教室「C型肝炎の最新治療」を開催いたしました

2014年2月10日

平成26年1月28日(火)に、愛媛大学医学部附属病院にて第18回肝臓病教室が開催されました。今回は「C型肝炎の最新治療」というタイトルで、日浅陽一医師より現在最新のC型肝炎治療と、今後の治療の展望について話がありました。また、栄養部の竹島さんより、C型肝炎に効果があるとされる鉄制限食の話があり、永井さんより肝炎の運動療法の話がありました。

定員一杯の多数の方々にお集まりいただき、すこし難しい先端治療の話にも熱心に耳を傾けていただきました。

C型肝炎の治療は、数年前とくらべて格段に改善し、今や、難治例と言われた1型C型肝炎の患者様を含めて、8-9割の人が治る時代になりました。そしてさらに今後、副作用の少ない治療法の開発が進んでいます。昔治療をして治らなかったからとあきらめている患者様、あるいは肝炎と言われたけど症状もないからと放っている患者様、一度、肝臓専門医を受診して、新しい治療の話を伺ってみて下さい。

 

日浅先生

 

日浅先生2

 愛媛大学医学部附属病院 消化器・内分泌・代謝内科学 日浅 陽一 教授

 

肝疾患診療相談センターでは、これからもこのような新しい治療法などを紹介する機会として、肝臓病教室を定期的に開催していきます。

次回の第19回は平成26年3月18日(火)の午後1時30分より、愛媛大学医学部附属病院 外来棟3階栄養指導室(外来棟改修に伴い外来棟4階で開催しておりましたが、外来棟3階に移動しております)にて「自己免疫性肝障害のはなし」をテーマに肝臓病教室を開催させていただきます。

お気軽にご参加下さい。

肝臓病教室は院内の患者さんのみならず、院外の患者さん、および家族の方も参加可能です。参加希望の方は、肝疾患診療相談センター(Tel: 089-960-5955)にご連絡いただき、ご予約下さい。