愛媛県でも肝疾患コーディネーター養成が始まりました。

2015年12月15日

平成27年12月14日(月曜日)に第1回の愛媛県肝疾患コーディネーター養成講習会を開催し、様々な職種から38名に参加していただくことができました。

愛媛県は不名誉なことに肝がんの死亡率が高く、原因の一つに肝炎ウイルス検査の受検率が低いことが想定されています。そのため、できるだけ受検者を増やすこと、さらに検査で陽性の人や陽性なのを知っていて受診していないような患者さんを、肝臓を専門としている医者を受診するように、県民のそばで働きかけることが望まれています。そこで、肝保健師や看護師、薬剤師、栄養士といった方々に、肝疾患に対する関心を高め、肝疾患の啓発や相談を地元でおこなってもらえるように「肝疾患コーディネーター」という資格を愛媛県と協力して立ち上げることになりました。

まずは、愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センターの活動報告と国の施策の方向性についての話がありました。続いて最新の肝疾患診療について、日浅センター長からウイルス肝炎について、廣岡医師から肝がんについて分かりやすく講演してもらいました。さらに、愛媛大学医学部附属病院で肝疾患患者さんの対応をしている看護師より、肝疾患患者の看護について講演をいただきました。また、愛媛県健康増進課からも愛媛県が行っている肝疾患対策についての説明がありました。最後に日浅センター長より認定証の授与を行い第1回目の講習会は無事終了となりました。

実は、これほどまで多数の希望があるとは予想しておらず、会場規模の問題で一部の方をお断りすることとなり、申し訳ございませんでした。来年度からも開催予定ですので、是非参加いただければと願っております。

本日認定された38名の「愛媛県肝疾患コーディネーター」の方々には、愛媛県の肝がん死亡率を下げるため、どんどん活動していただくようお願いします。また、不明なことがあれば愛媛県の肝疾患診療を担うチームとして気楽にセンターに問い合わせてください。

お疲れ様でした。
図1