第10回 肝臓病教室「C型肝炎のはなし」を開催いたしました

2012年12月6日

11月20日(火)に第10回肝臓病教室を愛媛大学医学部附属病院にて行いました。

今回は、「C型肝炎のはなし」というタイトルで、国民最大の感染症の一つであるC型肝炎について肝臓病教室を行いました。C型肝炎は日本で180万人の患者さんが存在していると言われています。C型肝炎ウイルスによる感染症であり、放置していると炎症が持続して肝臓が硬くなり、肝硬変にいたってしまったり、高率に肝細胞癌が発生します。そのため、最も優先されるべき治療はC型肝炎ウイルスを体から排除する抗ウイルス療法です。最近、C型肝炎に対する治療はどんどん進歩しております。新しい治療の現状、治療効果と副作用の状況、また将来の治療についてお話いたしました。また、「C型肝炎の食事療法と運動療法」について、栄養士の清家さん、運動療法士の永井さんよりお話をいただきました。

今回も満席でした。参加者は、40名にのぼり多数の方にご参加をいただきました。

ありがとうございました。

次回の第11回は平成25年1月15日(火)の午後1時30分より、愛媛大学医学部附属病院 外来棟3階栄養指導室にて「B型肝炎のおはなし」をテーマに肝臓病教室をさせていただきます。B型肝炎の最新の治療、治療において注意するべき事項、今後の治療など、新しい話題をお話したいと思います。また、食事と運動のはなしと患者サロンも予定したいと思います。定員にはまだ余裕がありますのでお気軽にお問い合わせください。

肝臓病教室は院内の患者さんのみならず、院外の患者さん、および家族の方も参加可能です。参加希望の方は、肝疾患診療相談センター(Tel: 089-960-5955)にご連絡いただき、ご予約下さい。