愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センターでは、肝臓病で悩まれている患者様・ご家族に、病気について理解し、その不安を解消していただく機会として、肝臓病教室を定期的に開催することにしました。大学病院に通院している外来患者様、入院している患者様およびその家族の方々、また院外の患者様も対象に、病気・看護に対する最新情報をわかりやすく説明していく予定です。また、肝臓病は薬などによる治療のみではなく、適切な栄養補給と運動などの生活習慣がその病態や予後に密接に関わっています。本教室では、栄養士による栄養指導、運動管理士による適切な運動療法の紹介もかねて行っていきます。また患者様の情報交換の場(サロン)としてもご利用いただければと考えています。
2ヶ月に1回、定期的に開催しており、次回は4回目になります。
第4回を平成24年1月17日に「B型肝炎のはなし」というタイトルで肝臓病教室を予定いたしたく存じます。お気軽にご参加頂きますようどうかよろしく御願いいたします。
9月30日(金)に第2回肝臓病教室を愛媛大学医学部附属病院にて行いました。
愛媛大学医学部附属病院では、肝臓疾患に興味のある方、家族の方々を対象に、肝臓病教室を開催しています。
今回は、第3回目で、「脂肪肝のお話」というタイトルで、脂肪肝という病気についてのお話、食事療法のお話、運動療法のお話をいたしました。
約10名の方に御参集いただき、前半に脂肪肝も侮れないということについてお話をさせていただきました。また、栄養部より、「脂肪肝の食事・運動療法」についてお話しさせていただきました。
ご参加いただいた方、ありがとうございました。
愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センターは、今後も肝臓病教室をとおして、患者さんおよび家族の方々の疑問、リクエストにお答えしたいと思っています。よりよい医療のためには、病気についての患者さんや家族の方々の理解が必要不可欠です。今後も、病気についてのお話や食事・運動のお話をして、お役に立てればと思います。
次回は平成24年1月17日(火) 午後1時30分より、愛媛大学医学部附属病院 外来棟3階栄養指導室にて第4回目を「B型肝炎のはなし」のタイトルで行う予定です。
院内、院外の患者さんも含めて、参加希望のある方は、肝疾患診療相談センター(Tel: 089-960-5955)にご相談ください。
11月23日(水曜日・祝日)に「C型肝炎は治せる時代へ!」と題してC型肝炎の市民公開講座が、松山市総合コミュニティセンター3階大会議室で開催されます。
パンフレットを添付しますのでご参照下さい。
愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センターでは、肝臓病で悩まれている患者様・ご家族に、病気について理解し、その不安を解消していただく機会として、肝臓病教室を定期的に開催することにしました。大学病院に通院している外来患者様、入院している患者様およびその家族の方々を対象に、病気・看護に対する最新情報をわかりやすく説明していく予定です。また、肝臓病は薬などによる治療のみではなく、適切な栄養補給と運動などの生活習慣がその病態や予後に密接に関わっています。本教室では、栄養士による栄養指導、運動管理士による適切な運動療法の紹介もかねて行っていきます。また患者様の情報交換の場(サロン)としてもご利用いただければと考えています。
第1回は18名、第2回は27名の多数の方々の参加をいただき、サロンも盛り上がりました。第3回を11月18日に最近のトピックであります「脂肪肝」についての肝臓病教室を予定いたしたく存じます。ご参集いただきますようよろしく御願いいたします。
9月30日(金)に第2回肝臓病教室を愛媛大学医学部附属病院にて行いました。
愛媛大学医学部附属病院では、肝臓疾患に興味のある方、家族の方々を対象に、肝臓病教室を開催しています。
今回は、第2回目で、「慢性肝炎について」というタイトルで、病気についてのお話、食事療法のお話、運動療法のお話をいたしました。
25名以上の方に御参集いただき、前半に慢性肝炎、主にC型肝炎の新しい治療についてお話をさせていただきました。また、栄養部より、「慢性肝炎の食事療法」、「慢性肝炎の運動療法」についてお話しさせていただきました。
熱心にご聴講いただき、講演後の質問も多数頂きました。ご参加いただいた方、ありがとうございました。講演の後は前回と同じく、患者サロンをさせていただき、円卓を囲んで聴講者同士の情報交換をしていただきました。「良かったです」との感想を多数頂き、我々も勇気づけられます。
愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センターは、今後も肝臓病教室をとおして、患者さんおよび家族の方々の疑問、リクエストにお答えしたいと思っています。よりよい医療のためには、病気についての患者さんや家族の方々の理解が必要不可欠です。今後も、病気についてのお話や食事・運動のお話をして、お役に立てればと思います。
次回は11月18日(金) 午後1時30分より、愛媛大学医学部附属病院 外来棟3階栄養指導室にて第3回目を「脂肪肝」をタイトルに行う予定です。
院内、院外の患者さんも含めて、参加希望のある方は、肝疾患診療相談センター(Tel: 089-960-5955)にご相談ください。
愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センターでは、肝臓病で悩まれている患者様・ご家族に、病気について理解し、その不安を解消していただく機会として、肝臓病教室を定期的に開催することにしました。大学病院に通院している外来患者様、入院している患者様およびその家族の方々を対象に、病気・看護に対する最新情報をわかりやすく説明していく予定です。また、肝臓病は薬などによる治療のみではなく、適切な栄養補給と運動などの生活習慣がその病態や予後に密接に関わっています。本教室では、栄養士による栄養指導、運動管理士による適切な運動療法の紹介もかねて行っていきます。また患者様の情報交換の場(サロン)としてもご利用いただければと考えています。
第1回はおかげさまで18名の満席の参加をいただき、高評価を頂きました。サロンも盛り上がったようです。引き続き、第2回を9月30日に慢性肝炎、特にC型肝炎についての肝臓病教室を予定いたしたく存じます。ご参集いただきますようよろしく御願いいたします。
7月22日(金)に第1回肝臓病教室を愛媛大学医学部附属病院にて行いました。
肝臓疾患に興味のある方、家族の方々に御参集いただき、前半に「肝硬変とその治療のお話し」というタイトルで病気についての話をし、その後、「肝硬変の栄養(食事)療法と運動療法」というタイトルで栄養部の栄養士、運動管理士より講演を頂きました。
肝臓の病気について、「普段から疑問に思っていたことについてよくわかりました。」「食事についてどうしたらいいかわかりました。」など評価を頂きました。また説明の後、サロンとして参加者の方々の間で情報交換していただきました。
肝疾患診療相談センターでは、今後定期的に肝臓病教室を行い、患者さんの疑問、リクエストにお答えして、病気についてのお話や生活についてのお話をしていく予定です。
次回は9月30日(金) 午後1時30分より、愛媛大学医学部附属病院 外来棟3階栄養指導室にて第2回目を行う予定です。
院内、院外の患者さんも含めて、参加希望のある方は、肝疾患診療相談センター(Tel: 089-960-5955)にご相談ください。
愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センターでは、肝臓病で悩まれている患者様・ご家族に、病気について理解し、その不安を解消していただく機会として、肝臓病教室を定期的に開催することにしました。大学病院に通院している外来患者様、入院している患者様およびその家族の方々を対象に、病気・看護に対する最新情報をわかりやすく説明していく予定です。また、肝臓病は薬などによる治療のみではなく、適切な栄養補給と運動などの生活習慣がその病態や予後に密接に関わっています。本教室では、栄養士による栄養指導、運動管理士による適切な運動療法の紹介もかねて行っていきます。また患者様の情報交換の場(サロン)としてもご利用いただければと考えています。
愛媛県の肝疾患診療連携拠点病院である愛媛大学医学部附属病院と、EKEN netに所属している愛媛県内の肝疾患専門医療機関との共同研究の成果が発表されました。ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎のペグインターフェロン+リバビリン併用治療において、その治療効果はペグインターフェロン投与総量に依存することが明らかになり、その研究結果を日本肝臓学会の英文誌であるHepatology Researchに発表しました(Watanabe T, Konishi I, Shigematsu S, et al. Sustained virological response of patients with hepatitis C virus genotype 2 depends on pegylated interferon compliance. Hepatology Research, 41:722-730, 2011)。
ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎はペグインターフェロン+リバビリン併用治療によるC型肝炎ウイルス排除効果は約80%と比較的良好ですが、ウイルスを排除できない患者さんもいらっしゃいます。治療効果と関連する要素として、ペグインターフェロン投与総量が多いことが明らかになりました。一方、リバビリン投与総量は、ペグインターフェロン投与総量ほど治療効果に影響を与えませんでした。これらの結果から、ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎に対するペグインターフェロン+リバビリン併用治療では、ペグインターフェロンをなるべくしっかりと投与する工夫が求められることになります。
愛媛大学医学部附属病院で臨床試験いたしました、C型肝炎患者さんを対象とした運動療法の結果が、日本肝臓学会の英文誌であるHepatology Researchに掲載されました(Konishi I, Hiasa Y, Tokumoto Y, et al. Aerobic exercise improves insulin resistance and decreases body fat and serum levels of leptin in patients with hepatitis C virus. Hepatology Research, Epub ahead of Print)。
積極的な運動を心がけることにより血糖コントロールをするホルモンであるインスリンが効くようになり、体脂肪の低下、レプチンというホルモンの低下を来たし、予後改善効果が期待されることがわかりました。C型肝炎において運動療法の有用性を実証した結果になっています。C型肝炎だから安静にするというのではなく、日常生活に積極的に運動を取り入れることが望まれることになります。