肝疾患についての市民公開講座「あなたの肝臓を肝炎、肝癌から守る」が開催されます。ふるってご参加下さい。
このたび、日本肝臓学会主催平成22年度四国地区市民公開講座が2010. 11. 28 (日)午後2時から4時、松山市総合コミュニティセンター企画展示ホールにおきまして開催されることとなりました。
今回の公開講座のテーマは「あなたの肝臓を肝炎、肝がんから守る」です。肝臓病は予防と進展防止が重要であり、多くの市民の皆様にご参加いただくことで、皆さまの健康増進、健康づくりにも貢献できるものと考えております。第一部は医学講演で、愛媛県において肝疾患診療の最前線で活躍されている4名の講師による医学的な講演、第二部は 特別企画「今、坂の上の雲は?」です。日露戦争と愛媛のB型肝炎に深い関連を推定させる報告があることから、今回の市民公開講座に特別企画として盛り込まれ、このことに関する講演ならびに、坂の上の雲ミュージアム副館長 松本啓治氏に <「坂の上の雲」と松山の風土、松山捕虜収容所> の演題名でご講演をいただく予定です。
今回の市民公開講座は、皆様にお役に立つとともに、興味をもってお聞きいただける内容と思います。多くの皆さま方がご参加いただけますようご案内申し上げます。
愛媛県立中央病院 消化器病センター 道堯浩二郎
主催: 日本肝臓学会
後援: 愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センター
愛媛県、松山市、愛媛県医師会、松山市医師会、愛媛新聞
お申し込み、お問い合わせ先
はがき、FaxまたはEメールにて、ご住所、ご氏名をお書きの上、「市民公開講座参加申し込みとご記入頂き、11月21日までに下記までお申し込み下さい。
790-0024 松山市春日町83
愛媛県立中央病院 総務課 庶務係
Tel:089-947-1111 Fax: 089-943-4136
E-mail: chuo-byoin@pref.ehime.jp
10月3日(日曜日)に第14回ヘルスアカデミー「肥満で肝臓病にならないために」を、愛媛大学、愛媛大学附属病院肝疾患診療相談センターおよび日本肝臓学会の主催で、いよてつ高島屋ローズホールで開催しました。
約300名の多数の方々のご参加を頂き、誠にありがとうございました。
市民公開講座の講演に関連するご質問、あるいは肥満とそれに関する肝臓病についてのご質問などありましたら肝疾患診療相談センターにお問い合わせ下さい。お問い合わせはFAX(089-960-5955)、あるいはお問い合わせのメールフォームをご利用下さい。
現在、成人の肥満人口は男性で1300万人、女性で1000万人に上っています。検診受診者のじつに20-30%は脂肪肝を伴っています。肥満は肝臓病の一大原因となってきました。
現代病とも言える肥満と、その肝臓病である脂肪肝は決して放置できる病気ではなく、なかにはNASHといわれている、肝硬変や肝細胞癌に進展する脂肪肝もあります。本ヘルスアカデミーでは、肥満と脂肪肝を防ぐためにどのような注意が必要なのか。またどのように努力したらよいのか、医師、栄養士さんから、具体的に、わかりやすく、またサンプルダイエット食などを用いながら、お話しいただく予定です。
コーディネーター | : | 大野 尚文 先生 (愛媛県肝炎治療特別促進事業認定審査会 会長・おおの内科消化器科医院 院長) |
パネリスト | : | 堀池 典生 先生 (済生会今治第二病院 院長) 道堯 浩二郎 先生 (愛媛県立中央病院 消化器病センター長) 上甲 康二 先生 (松山赤十字病院 肝胆膵センター所長) |
司 会 | : | 宇都宮 民 氏 (フリーアナウンサー) |
参加ご希望の方は事前に申し込みが必要です。はがき、ファクスまたはEメールに、(1)郵便番号(2)住所(3)氏名(4)年齢(5)電話番号(6)参加人数(複数応募の場合は各人必要事項)を明記して、下記宛先に6月10日(木)までにお送りください(必着)。応募者多数の場合は抽選のうえ、聴講券の発送をもって当選通知とさせていただきます。
C型肝炎に関するご質問のある方は、質問内容も併せてお書きください。質問の一部を個人が特定できないように処理した後、パネルディスカッションの中で取り上げさせていただく場合があります。また、講座終了後、個別相談会を行います。参加ご希望の方は上記(1)~(6)に追加して【個別相談会希望】と明記してください。相談を受けていただく方には6月14日(月)までに、相談会用はがきでご連絡致します。
【個人情報の取り扱いについて】ご記入いただきました個人情報は、本市民公開講座のご出席者の確認に主催関係者のみで使用し、その他の第三者に提供することはありません。使用目的達成後にはすみやかに廃棄致します。
愛媛新聞社 広告局 「C型肝炎」係
●はがき/〒790-8511 (住所不要)
●ファクス/089-941-8111
●Eメール/kikaku-cgata@ehime-np.co.jp
締め切り/2010年6月10日(木)必着
<お問い合わせ>
電話 089-935-2313
6月18日(金)18:30~21:00
松山全日空ホテル 南館4階「エメラルドルーム」
【特別講演1】
『模型細胞増殖因子による増殖制御機構』
愛媛大学大学院医学系研究科 生化学分子遺伝学
教授 東山繁樹先生
【特別講演2】
『C型慢性肝炎 最近の話題』
広島大学大学院医歯薬学総合研究科
分子病態制御内科学 教授 茶山一彰先生
肝臓機能障害による身体障害者手帳の交付について
身体障害者認定基準の取り扱いについて一部改訂があり、「身体障害認定要領」に「第11 肝臓機能障害」が追加されました。これにより、平成22年4月より、肝臓機能の著しい低下のある状態について、身体障害者手帳が交付されることになりました。(下記の厚生労働省の資料を参照)
対象者は、
・認定基準に該当する肝機能障害のある方
ただし、診断前の6ヶ月間にアルコールを摂取している方などは対象となりません。
・肝臓移植を受け、抗免疫療法を実施している方
認定基準に該当する肝機能障害とは、肝臓機能障害の重症度分類として繁用されているChild-Pugh分類によって判定します。3ヶ月以上グレードC (合計点数10点以上) に該当する非代償性肝硬変の方が、概ね身体障害者手帳の交付対象となります。(下記のChild-Pugh分類、肝性脳症の昏睡度を参照)
詳しい手続きの方法や、認定基準の内容、指定医のいる医療機関などについては、お住まいの市町村の担当窓口にお問い合わせください。
肝炎治療に対する医療費助成制度が一部改正されました
C型肝炎・B型肝炎のインターフェロン治療について、医療費を助成する制度を平成20年度から開始していますが、平成22年4月より一部改正されました。
これにより、
・インターフェロン治療については、以前すでに医療費助成制度を受けられた患者さんについても、医学的に効果が高いと認められる方は、インターフェロンを用いる再治療に対して、2回目の医療費助成制度が受けられるようになりました。
・また、B型肝炎に対する核酸アナログ製剤治療 (エンテカビル、ラミブジン、アデホビルによる治療) についても助成対象に加えられ、医療費助成制度が受けられることになりました。
・自己負担限度額が変更され、原則1万円 (世帯の市町村民税課税年額が235,000円以上は2万円) に軽減されます。
なお、肝炎治療に対する医療費助成制度は肝炎治療特別促進事業として行われており、実施期間は平成20年度から平成26年度の7年間を予定しています。(平成23年度に見直しを予定)
詳しくは
厚生労働省 B型・C型肝炎の患者のみなさまへ
厚生労働省 「ウイルス性肝炎の治療に関するお知らせについて」
愛媛県庁 健康増進課 肝炎対策について
をご覧下さい。
肝疾患に関する「市民公開講座」を10月3日(日曜日)に、いよてつ高島屋 ローズホールで日程と場所を変更して行うことになりました。タイトルは「肥満と肝臓病」を予定しています。
当日は数名の講師の先生による肝疾患についての説明、質問コーナーなどを予定しています。参加費は無料、予約の必要はありません。プログラムの詳細など決まりましたら、当ホームページで案内させて頂きます。
検診で肝機能異常を指摘された方、患者さんおよびご家族の方、肝疾患に興味のある方々の多数のご参加をお願い申し上げます。
日本肝臓学会が主催する肝疾患に関する「市民公開講座」を平成22年9月5日(日曜日)にコムズ(松山市男女共同参画推進センター: 松山市三番町6丁目4番地20)にて開催いたします。
平成22年4月10日(土)16時より、リジェール松山「クリスタルホール」において、第152回愛媛消化器疾患懇話会を開催いたします。
今回は、教育講演として、
愛媛大学大学院 統合生体情報学講座 薬理学分野 教授 前山一隆 先生に
「胃酸分泌調節の要、エンテロクロマフィン様細胞に迫る」
についてご講演頂きます。
また、特別講演として、
川崎医科大学 肝胆膵内科学 教授 日野啓輔 先生に
「酸化ストレスからみたC型肝炎の発癌」
東京医科歯科大学 消化器内科 教授 渡辺 守 先生に
「新しい時代に入った炎症性腸疾患治療を考える」
についてご講演頂く予定です。
医療関係者の方々の多数のご参加をお願い申し上げます。
また当研究会は愛媛大学大学院 消化器・代謝生物学コースフォーラムを兼ねており、愛媛大学大学院の学生さんも多数ご参加下さい。
2010年3月に厚生労働省研究班によるウイルス性肝疾患の治療ガイドラインが改訂されました。
詳細については、日本肝臓学会Webページ
日本肝臓学会 厚生労働省研究班によるウイルス性肝疾患の治療ガイドライン
あるいは、本Webサイト「医療関係者の方へ」の「治療ガイドラインについて」をご覧下さい。
「医療関係者の方へ」-「治療ガイドラインについて」