フォンタン術後肝合併症における超音波検査の有効性を報告しました!
2020年12月22日 9:13 PM
小泉洋平先生の論文がJournal of Medical Ultrasonicsにアクセプトされました。
以下、小泉洋平先生からのコメントです。
論文タイトルは「Noninvasive ultrasound technique for assessment of liver fibrosis and cardiac function in Fontan-associated liver disease: diagnosis based on elastography and hepatic vein waveform type」です。単心室などの先天性心疾患に対するFontan手術後、遠隔期に肝合併症を来たし、肝硬変・肝細胞癌などの肝合併症(Fontan-associated liver disease: FALD)が問題になっています。この論文では、FALD症例に対して肝静脈波形計測を行い、波形パターンが心係数(CI)の評価に有用であったことと、FALD症例に対するElastography評価に影響を及ぼす因子について解析し報告しています。先天性心疾患症例などで病態評価にお困りの際には、大学へご紹介下さい。
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