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お知らせ
 

2月2016

渡辺崇夫先生が第7回愛媛医学会奨励賞を受賞されました、おめでとうございます!

以下、渡辺先生からのコメントです

このたび、第7回愛媛医学会奨励賞を受賞いたしました。

受賞いたしました論文は、愛媛医学第33巻 1号 2014に掲載されました「60歳以上のC型肝炎患者に対するTelaprevir/Pegylated-interferon/Ribavirin併用療法の安全性と治療効果」です。愛媛県内の関連施設で組織しておりますEKEN study groupの先生に多大な御協力をいただき、愛媛県全体の同治療の治療成績についてまとめたものです。同治療では、60歳以上の高齢の症例は60歳未満の症例と比べて副作用による中止例が多く、そのため治療効果も低くなるということを報告しました。

論文執筆にあたり直接御指導いただいた徳本先生、日浅教授はじめ、お忙しい中、症例の集計に御協力いただいた同門の先生方にこの場をかりて厚く御礼申し上げます。今後もEKEN study groupとして研究を続けてまいりますので御協力、御指導のほど、どうかよろしくお願い申しあげます。この賞は若手を対象とした賞であり、私自身対象となるぎりぎりの年齢となりました。今後は愛媛医学会賞をいただけるようなレベルの高い研究成果をあげられるよう努力していく所存です。

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医学部のホームページに合わせてアップ予定でしたが、全くアップされる気配がありませんので……。

おめでとうございます!
昨年末、第11回愛媛大学医学部医学科Best
Teacher賞の臨床実習(いわゆるポリクリ)部門で、熊木天児先生が4年連続して選ばれました。月曜日および金曜日は地域医療学講座サテライトセンターであります久万高原町立病院で、火曜日〜木曜日は大学病院で熱く学生の指導にあたられております。

kumagi

以下、熊木先生からのコメントです。

またまた今年も選んで頂き、嬉しい限りです。最新ニュースになりますが、新専門医制度導入を見据えて当院でも3月1日から総合診療科外来が新設され、開設日(火曜日担当)にトップバッターとして診療にあたることになっており、とても楽しみにしております。まだ実習などのカリキュラムには取り入れられておりませんが、学生や研修医が注目している、世の中で求められている重要な分野です。これからも熱く後進の指導にあたりつつ、共に学んで行きたいと思います。

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八木専先生の学位論文が投稿していたInflammatory Bowel Diseasesにacceptされました。しかも、special acceptというほぼ聞くことのない、一発acceptの特別バージョンです。すなわち、編集委員から外部の専門家へ査読が回ることのないacceptです。

Wow! アンビリーバボ~!
yagi

メールを受け取った日浅教授と八木先生自身も半信半疑でした。見て下さい、この満面の笑みを。無事、大学院卒業ですよ。

八木先生、おめでとうございます!

以下、八木先生およびオーベンの阿部先生からのコメントです。

八木先生:

森先生、山西先生、阿部先生、池田先生、日浅先生をはじめとした第三内科の先生、免疫学の山下先生、さらには菅原さん、藤野さん、谷本さんをはじめとした技官さん、本当に大きな大きなバックアップに助けられ一つの形になったこと、今は感謝の言葉しか見つかりません。

内容としては「炎症性腸疾患モデルマウスを用いた炭酸脱水酵素Iエピトープの同定とその腸炎抑制効果」という論文です。潰瘍性大腸炎は今や日本は世界第2位の患者登録数となり増加の歯止めがきかない状態になっています。我々はこれまで炎症性腸疾患の病態に主要な腸内細菌抗原である炭酸脱水酵素I (Carbonic anhydrase I:CA I)が関与していることを同定し、同抗原でパルスした制御性樹状細胞を用いた細胞療法と経口免疫寛容療法が、炎症性腸疾患モデルマウスにおける腸炎抑制に有用であることを報告してきました。本研究では、同抗原による免疫治療の開発を想定して、CA Iのアミノ酸配列の中で免疫寛容を誘導するエピトープ領域を同定し、同CA Iペプチドによる腸炎抑制効果をみることを目的として研究したものになります。

今回の成果はほんの一握りですが、これまでこの実験を築き上げていただいた村上英広先生、山西浩文先生、森健一郎先生から受けついだバトンをまたさらに磨いて次へバトンを渡せるよう努力していきたいと思っています。繰り返しにはなりますが、今回一番お世話になりました阿部雅則先生にこの場をお借りしまして深く感謝申し上げます。今後も初志貫徹、大学院の経験を生かし精進して参りたいと思いますのでご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。

 

阿部先生:

八木先生おめでとうございます。本研究成果については、八木先生自身の努力は言うまでもありませんが、御指導を頂いた免疫学 山下政克教授や実験を手伝って頂いた技官の皆様のお陰と思っております。CA-Iと炎症性腸疾患に関する研究は恩地森一前教授時代に村上英広先生の発案で始まり、山西浩文先生、森健一郎先生が発展させてきたもので、諸先生方の御尽力により教室の研究の大きな柱の一つになってきました。八木先生には今後も研究を発展して臨床応用に向けて大きく飛躍してほしいと思います。

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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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