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お知らせ
 

3月2016

先日、今月末まで当科で研修中の吉田沙希子先生が入局されました。
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満面の笑みの吉田先生と日浅教授。
初期研修はあいプログラムを選択され、1年目を松山赤十字病院、2年目を大学病院で研修されました。2年目の一時期を甲状腺専門病院としては全国でも有数の野口病院で研修された内分泌疾患診療に虜の先生です。内分泌疾患、特に甲状腺疾患の診療に熱い面々の影響もあり、迷いなく当科の門を叩いて下さいました。
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専門医の山本先生および非専門医の熊木先生も加わり撮影。
頭脳明晰な吉田先生には、内分泌疾患の矢印があっちこっち行く負荷試験がピッタリです。とは言え、あまり負荷が掛かり過ぎない程度で、後期研修も新天地であります松山市民病院で頑張って下さい。市民病院にも熱い先生がいらっしゃいますので、まずは弟子入りして下さい。
今後の活躍を楽しみにしております!
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論文名:Development and Validation of a Scoring System to Predict Outcomes of Patients With Primary Biliary Cirrhosis Receiving Ursodeoxycholic Acid Therapy.
著者:Lammers WJ, Hirschfield GM, Corpechot C, Nevens F, Lindor KD, Janssen HL, Floreani A, Ponsioen CY, Mayo MJ, Invernizzi P, Battezzati PM, Parés A, Burroughs AK, Mason AL, Kowdley KV, Kumagi T, Harms MH, Trivedi PJ, Poupon R, Cheung A, Lleo A, Caballeria L, Hansen BE, van Buuren HR; Global PBC Study Group.
掲載誌:Gastroenterology. 2015 Dec;149(7):1804-1812.
 
以下、熊木先生からのコメントです。
 
Another paper into Gastroenterology!
またまたやりました、多国籍軍による共同研究の続報!内科学では世界最高峰の一つであるJAMAには再びマ◎アックすぎると言われ蹴られましたが、消化器病学最高峰のGastroenterologyに再びacceptされました。
 
論文内容
原発性胆汁性肝硬変(原発性胆汁性胆管炎へ名称変更)の長期予後に胆道系酵素の血清アルカリフォスファターゼ値および黄疸の指標である血清ビリルビン値が重要であることを報告して参りましたが、さらに他の因子(年齢、アルブミン値、血小板数)を加えたGLOBE scoreと呼ばれる予後予測計算式を樹立しました。
 
GLOBE score
ウルソデオキシコール酸(UDCA)による治療の不要な患者さん、肝移植を見据えた上で経過観察をしなければならない患者さんなど、世界中のPBC患者さんの日常診療に指針を与えるものです。
 
稀少疾患と多施設共同研究
稀な慢性疾患の臨床研究ではendpointの設定が難しく、単施設では症例も少ないためになかなか物を言えません。その点を多施設共同研究が解決してくれます。
 
The Global PBC Study Group
トロントでの診療時代の臨床研究(Am J Gastroenterol. 2010;105:2186-94.)がイギリス・ドイツとの共同研究(J Hepatol. 2014;60:1249-58.)に広がり、さらにはthe Global PBC Study Groupへと発展しました(Gastroenterology. 2014;147:1338-49.)。The Global PBC Study Groupはメガデータで臨床研究を推し進めており、今回の臨床研究が2作目ですが、これからも日々の診療に役に立つ情報を世界に発信して行きたいと思います。
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〇インスリン診療学術講演会
日時:3月16日(水)19:00~
ホテルJALシティ松山

特別講演  

川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 教授 金藤 秀明先生

 

〇第144回愛媛糖尿病同好会
日時:3月25日(水)18:50~
松山全日空ホテル 南館4階 「エメラルドルーム」

特別講演  

東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 主任教授 宇都宮 一典先生

 

〇機能性ディスペプシアを考える会(COME)
日時:3月30日(水)19:00~
松山市総合コミュニティセンター 第一会議室

特別講演  

川崎医科大学 検査診断学(内視鏡・超音波) 講師 眞部 紀明先生

 

〇糖尿病学術講演会
日時:3月31日(木)19:15~
松山全日空ホテル 南館4階 「エメラルドルーム」

特別講演  

聖マリアンナ医科大学 代謝・内分泌内科 教授 田中 逸先生

 

〇第18回四国肝不全研究会
日時:4月2日(土)15:00~
高松国際ホテル 新館2階 「瀬戸東の間」

特別講演Ⅰ  

東京大学大学院医学系研究科 消化器内科学 教授 小池 和彦先生

特別講演Ⅱ  

旭川医科大学 外科学講座 消化器病態外科学分野 教授 古川 博之先生

兼光先生が入局されました。

現在、JA尾道総合病院で研修中の兼光梢先生が入局されました。先日、松山市内で会食しながら、和やかな雰囲気の中、挨拶が交わされました。
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満面の笑みの兼光先生と日浅教授
初期研修はあいプログラムを選択され、1年目を大学病院、2年目の一時期を済生会今治病院で研修されました。ちょうどその頃、非常勤医師として毎週火曜日に勤務していたK先生の道場に入門し、教育回診に参加していました。行本先生(現市立宇和島)、丹下先生(現松山赤十字)もその頃の門下生でした。そのまま済生会今治病院で後期研修を開始しました。まもなくすると、H先生が常勤医師として赴任して参りました。とにかく波長が合い、公私にわたり師弟関係を築きあげました。
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師匠も加わり撮影。
ところが、他の分野にも関心を持たれており、いったん別の進路を選ばれました。しかし、やはり師匠とのご縁、消化器内科への関心を忘れられず、再び消化器内科の門を叩くことになりました。そして、師匠を追いかけ、4月からは市立宇和島病院での勤務が決まっております。
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市立宇和島病院で活躍されている肉肉大臣、道場を開いていたK先生が加わっての撮影。
兼光先生は研究も希望されており、将来がとても楽しみな先生です。まずは再度弟子入りして下さい。
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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