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お知らせ
 

11月2020

当科の今村良樹先生が第28回JDDWで若手奨励賞を受賞しました。
(完全に投稿することを失念していたことにより、報告が遅くなりました。)

演題名:門脈圧亢進症による膵硬度上昇とインスリン分泌能への影響

受賞した際のイメージ画像です。
(賞状などは届いていないようですので、以前の写真を流用しました。)

以下、今村先生からのコメントです。

先日神戸で開催されました第28回JDDWにて、「門脈圧亢進症による膵硬度上昇とインスリン分泌能への影響」について発表し、若手奨励賞を頂きました。
Shear Wave Elastographyを用いて測定した膵硬度が門脈圧亢進症の影響で上昇しており、インスリン分泌能と相関していたという内容です。肝硬変患者において、Shear Wave Elastographyという簡便な方法で膵硬度を測定するとインスリン分泌能の評価につなげることができる可能性があります。また、その機序には低酸素が関与していることを示しました。今回Webでの発表だったこともあり、現地での発表よりも緊張せず迎えることができました。
このような賞を頂けましたのも、黒田先生、日浅教授、また、指導頂きました諸先生方や胆膵グループなど多くのサポートがあってのことであり、この場をかりて厚く御礼申し上げます。

CATEGORY : お知らせ 

済生会今治病院の村上慶匡先生が入局されました。

以下、済生会今治病院内視鏡センター長の川崎敬太郎先生からメッセージが届ています。

村上慶匡先生の入局に際し一筆とのことで、簡単ではありますが紹介させていただきます。

村上慶匡先生は、今治西高校・愛媛大学卒業後、地元今治の済生会今治病院に初期研修医として赴任され、現在も後期研修医として勤務されています。

仕事に対して熱心で、患者さんに接する態度も丁寧で優しく評判の良い先生です。

性格は凝り性で一つのことをとことんやるタイプですが、広い視野も持ち合わせています。
今は下部消化管内視鏡検査を楽しそうにやっています。

個人的には、医局旅行で東北に2年連続で行ったことや新潟県の村上市に行ったことがよく思い出されます。

大分県の野口病院での研修がとても楽しかったとのことで将来は内分泌を中心に働きたいそうで、三宅先生も大変喜んでおられます。
野口病院の村上司先生・檜垣先生ありがとうございました。

今後の活躍を期待しています。

左から三宅先生、徳本先生、日浅教授、村上慶匡先生、川崎先生

CATEGORY : お知らせ 

〇糖尿病に合併する眼疾患診療
日時:12月1日(火) 19:30~20:30
会場:ANAクラウンプラザホテル松山3階「ローズルーム」
◆ハイブリッド形式での開催

  講演  

松山赤十字病院 眼科
第一眼科部長 上甲 武志 先生

【WEB配信でも参加頂けます。参加登録方法は下記の添付資料を参照】
糖尿病に関連する眼疾患診療案内状

〇愛媛肝疾患連携セミナー
日時:12月2日(水) 19:00~20:30
会場:ANAクラウンプラザホテル松山南館2階「サファイア」
◆ハイブリッド形式での開催

  講演Ⅰ  

愛媛大学大学院 医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学
助教(特任講師)渡辺 崇夫 先生

  講演Ⅱ  

松山赤十字病院肝臓・胆のう・膵臓内科
部長 眞柴 寿枝 先生

【WEB配信でも参加頂けます。参加登録方法は下記の添付資料を参照】
愛媛肝疾患連携セミナー

〇第49回愛媛内分泌代謝疾患懇話会
日時:12月7日(月) 19:00~20:35
会場:ANAクラウンプラザホテル松山南館3階「サファイヤ」
サテライト:リーガロイヤルホテル新居浜 2階「宝の間」
      サブライムホール 2階「GRAVIS」

 特別講演  ※京都からWEB配信となります。

京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学
教授 稲垣 暢也 先生

第49回愛媛内分泌代謝疾患懇話会

〇G-STATION Plus
日時:12月9日(水) 19:00~19:40
◆医師向け情報サイト G-STATION Plus から視聴

  講演  

愛媛大学大学院 医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学
教授 日浅 陽一 先生

【視聴にはG-STATION Plusへの会員登録が必要です。】
登録方法は下記の案内状を参照ください。
G-STATION Plus
 

〇GLP-1 Update Forum in EHIME
日時:12月10日(木) 19:00~20:00
◆Teamsライブイベントにて実施

  講演  

関西電力病院 総長
関西電力医学研究所 所長 清野 裕 先生

【Teamsを利用したweb講演会へのアクセス方法】
下記の案内状を参照ください。
GLP-1 Update Forum in EHIME
 

〇Sys-Loco therapy Meeting in 愛媛
日時:12月10日(木) 19:00~20:40
◆Zoomにて実施

  講演  

近畿大学医学部 消化器内科 主任教授 工藤 正俊 先生

【Zoomを利用したweb講演会への視聴申し込み方法】
下記の案内状を参照ください。
Sys-Loco therapy MT in 愛媛

 

〇第5回愛媛肝代謝病態研究会
日時:12月11日(金) 19:00~20:40
◆Zoom配信に変更になりました。

  特別講演  

原土井病院 院長 野村 秀幸先生

【Zoomを利用したweb講演会への視聴申し込み方法】
下記の案内状を参照ください。
第5回愛媛肝代謝病態研究会プログラム

 

〇高血圧治療 Webフォーラム
日時:12月16日(水) 19:00~20:00
◆Teamsライブイベントにて実施

  特別講演  

大分大学医学部 内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座
教授 柴田 洋孝 先生

高血圧治療web

 

松山赤十字病院 越智裕紀先生の論文がJournal of Gastroenterologyにアクセプトされました。

論文名 Direct-acting antivirals improve survival and recurrence rates after treatment of hepatocellular carcinoma within the Milan criteria.

著者名 Hironori Ochi, Atsushi Hiraoka, Masashi Hirooka, Yohei Koizumi, Michiko Amano, Nobuaki Azemoto, Takao Watanabe, Osamu Yoshida, Yoshio Tokumoto, Toshie Mashiba, Tomoyuki Yokota, Masanori Abe, Kojiro Michitaka, Yoichi Hiasa, Kouji Joko

以下、越智先生からのコメントです。

本論文は「Child-Pugh Aのミラノ基準内の初発肝細胞癌」でHCC治療後にDAAを使用した群(DAA群)と使用してない群(untreated群)でpropensity score matchingをして、DAA群とuntreated群間で様々な比較をした後ろ向きの研究です。データを松山赤十字病院と愛媛大学と県立中央病院の3施設からご協力頂き論文を作成して、日本消化器病学会の英文誌のjournal of gastroenterologyにacceptされました。

結果としてはDAA群のほうが
・生存期間を延長させる
・無再発生存期間を延長させる(特に初回治療2年後以降の無再発生存期間を延長させる)
・予備能(ALBI score)の悪化を防ぐ
・治療後の初回再発でミラノ基準外再発を少なくする。
という結果でありました。

HCC治療後のDAAについては、アメリカ(Gastroenterology 2019)、ヨーロッパ(Journal of Hepatology 2019)から報告がでていますが、日本で同様の検討はありませんでした。DAA使用するとHCC治療後でも再発が抑制され、予備能が維持されて予後が伸びる印象はあったので、このような検討をしようと思いました。inclusion & exclusion criteriaや統計方法に頭を使いましたが、実臨床で感じていた印象とほぼ同様の結果でした。日本のHCCサーベイランスの素晴らしさをせたこと、また愛媛の日常臨床から日本のデータを出せたことが大変よかったです。

最後に大変お忙しい中で論文指導を頂きました上甲先生、日浅先生、データ集計で大変お手数をおかけしました広岡先生、平岡先生、小泉洋平先生、また日常臨床で支えていただいてます同門の先生方と松山日赤の当科の全先生方に、この場をおかりして深く感謝いたします。
今後どもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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