臨床研究へのご協力のお願い
当院では、慢性肝疾患の患者さんにおける筋肉量・筋質の評価方法を検討するため、通常診療で得られたカルテ情報や検査データを用いた臨床研究を行っています。
慢性肝疾患では、筋肉量の減少や筋力低下がみられることがあり、日常生活の活動性や治療経過に影響する可能性があります。本研究では、超音波検査で測定した大腿直筋の断面積、筋厚、エコー輝度などが、握力、体組成検査結果、血液検査結果、CTで測定した筋肉量、栄養状態などとどのように関連するかを調べ、より簡便で負担の少ない筋肉評価方法の確立を目指します。
本研究では、診療の中で既に得られているカルテ情報、血液検査結果、体成分分析、握力測定、超音波検査画像および測定値、CT検査の測定値などを使用します。新たな検査や採血は行わず、患者さんに追加の費用負担や健康被害はありません。
研究に使用する情報は、個人が特定されないよう適切に管理します。研究結果は学会や論文などで公表されることがありますが、その場合でも個人が特定されることはありません。
ご自身の情報を本研究に利用してほしくない方、または研究内容について詳しく知りたい方は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。情報の利用を拒否された場合でも、診療上の不利益を受けることはありません。ただし、研究結果が既に公表された後など、データから除外できない場合がありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
愛媛大学医学部附属病院 消化器・内分泌・代謝内科学 矢野 怜
〒791-0295 愛媛県東温市志津川 454 Tel: 089-960-5308
筋肉量・筋質の評価 オプトアウト文書
肝臓グループの中村由子先生が、日本超音波医学会の伊藤賞と、第33回日本肝がん分子標的治療研究会の演題賞を受賞されました!
受賞にあたり、中村先生よりコメントをいただきましたので紹介させていただきます。
以下、コメントです。
日本超音波医学会第21回伊東賞(論文賞)に寄せて
先日開催されました第99回日本超音波医学学術集会に授賞式において第21回伊藤賞を受賞いたしました。これは、前年に発刊された日本超音波医学会機関誌に掲載された原著論文の中から選考される論文賞です。選考いただいた論文は「Diagnostic accuracy of ultrasound-derived fat fraction for the detection and quantification of hepatic steatosis in patients with liver biopsy」です。これは、減衰と後方散乱を加味して行う肝脂肪の定量評価の有用性を検討したものになります。
なんと過去に小泉洋平先生(現こいずみ内科・消化器内科クリニック)が2度受賞され、当教室からは3度目になります。このような栄誉ある賞をいただく事ができ、大変光栄に思います。これも日浅先生、廣岡先生の御指導あってのこと、また日々エコー室で鍛錬しています矢野先生の尽力あってのことと深く感謝しています。今後とも御指導御鞭撻のほどをお願いもうしあげます。

日本肝がん分子標的治療研究会第33回最優秀演題Awardに寄せて
本年1月に山形県天童で開催されました第33回日本肝がん分子標的治療研究会において一般演題から選考されます最優秀演題Awardを受賞いたしました。日浅教授が当番世話人を務めます第34回大会の授賞式で発表いただきました。
演題は「デジタルツールを活用したirAEマネージメントに対する多職種との取り組み」になります。当院腫瘍センターや外来化学療法室との取り組みを中心に発表させていただき、雑誌肝胆膵にも寄稿させていただく予定です。
今後もICIレジメンは増加すると考えられ、irAE管理は重要な課題の一つであり、大学病院の取り組みを広く評価いただいたものと思っています。また発表と寄稿にあたり御指導いただきました腫瘍センターの薬師神芳洋先生、日浅先生、廣岡先生、外来化学療法室の皆様に深謝しています。引き続き御指導のほどを何卒宜しくお願い申し上げます。

中村先生、この度は誠におめでとうございます。益々のご活躍を祈念申し上げます。