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お知らせ
 

5月2024

済生会今治病院の八木先生と総合健康センターの古川先生が、潰瘍性大腸炎とABO血液型との関連性をまとめ、Cureusに論文がAcceptされました。
以下、八木専先生よりコメントです。

ABO血液型はいくつかの消化器疾患と関連していることが報告されています。クローン病患者におけるABO血液型と臨床的症状との関連の報告はいくつかありますが、潰瘍性大腸炎(UC)におけるABO血液型との関連性は依然として不明です。そこで私たちは、愛媛潰瘍性大腸炎研究を用いて日本人におけるUC患者のABO血液型と臨床的特徴との関連について検討を行いました。
A型は109人(39.2%)、B型は52人(18.7%)、O型は81人(29.1%)、AB型は36人(13.0%)でありました。血液型に分けて、それぞれ臨床的寛解、内視鏡的寛解、内視鏡的部分寛解の検討を行いましたがどの血液型にも優位な差はみられませんでした。
今回のこの論文は、日本におけるABO血液型とUC患者との関連性を示す初めての報告です。しかし、血液型によるUCの有病率、粘膜治癒について関連性はありませんでした。
古川先生のご尽力のもと、Negative dataではありますが、CureusでAcceptされました。報告させていただきます。

6月 講演会・研究会案内

〇第4 回 治療と仕事の両立支援セミナー 
日時:6月4 日(火) 19:00~20:00
Web形式 (Zoom による Web 配信)

参加ご希望の場合は事前登録をお願いいたします。
 特別講演 
産業医科大学病院両立支援科 両立支援コーディネーター
細田 悦子 先生

〇DKD重症化予防セミナーin愛媛 
日時:6月14日(金) 19:00~20:15
ハイブリッド形式

 講演1 
愛媛大学大学院消化器・内分泌・代謝内科学講座 
講師 三宅映己 先生

 講演2 
大分大学医学部内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座
教授 柴田洋孝 先生

第4回 治療と仕事の両立支援セミナー
DKD重症化予防セミナーin愛媛

 
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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