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お知らせ
 

5月2023

小西史哲先生の論文がHepatology ResearchにAcceptされました。

1年生から6年生まで第三内科に通い、少しずつデータを整理し、何とか卒業までに投稿できました。
Acceptのお祝いの電話で「自分のHepatology Researchの冊子をもって、第三内科へ挨拶に来いきます!」と言った?、言わされた言葉を期待して待っています(笑)。
これからも、頑張って下さい!

みやけてるき

6月 講演会・研究会案内

〇第3回 治療と仕事の両立支援セミナー
日時:6月6日(火) 19:00~20:30
Web形式(Zoom)
配信会場:ANAクラウンプラザホテル松山 本館3階「ローズ」 
個人視聴参加のみとなります。聴講会場は用意しておりません。
参加申し込み:6月2日まで

 基調講演 
松山赤十字病院 副院長
藤﨑 智明 先生

愛媛産業保健総合支援センター(両立支援促進員)
社会保険労務士 米子 真理 先生

 特別講演 
伊那中央病院 腫瘍内科 部長
黒澤 彩子 先生

〇FD診療を考える会
日時:6月28日(水) 19:00~20:00
Web形式(Zoomウェビナー)
参加ご希望の場合は、事前申し込みをお願いいたします。

 講演 
愛媛大学医学部附属病院 光学医療診療部
特任講師 山本 安則 先生

6.6開催【案内状FIX単位あり】第3回 治療と仕事の両立支援セミナー
6.28 FD診療を考える会

山本先生、古川先生、おめでとうございます。

以下、古川先生からのコメントです。

愛媛大学医学部附属病院光学医療診療部の山本先生と一緒にまとめた運動習慣と過敏性腸症候群に関する論文がEuropean Journal of Gastrotenterology and Hepatology(IF 2.586)にアクセプトされました。愛媛大学の健診データを活用して解析を実施しました。
過去にすでに消化器疾患と診断されたものおよび治療中の対象者、体重減少などの身体症状があるものを除外したためかもしれませんが、今回のコホートでの過敏性腸症候群の有病率は6.5%とやや過去の報告よりも低値でした。
運動の頻度、主たる運動の強度、運動パートナーの存在と過敏性腸症候群との関連性を検討したところ、運動頻度は中等度で有意に低く(調整後OR 0.65 (95% confidence interval, CI: 0.51–0.83)で、主たる運動強度は強い(調整後OR0.62 [95% CI: 0.48–0.78])、および中等度(調整後OR0.76 [95% CI: 0.61–0.95])と負の関連性がありました。また、友人(調整後OR 0.71 [95% CI: 0.54–0.93])やグループ(調整後0.53 [95% CI: 0.40–0.70])での運動はそれぞれ負の関連性がありました。
すでに機能性ディスペプシアでも同様な検証をしており、機能性胃腸障害は運動の頻度、強度、一緒に運動する友人及び集団が負の関連性を持つことが示されました。
日本でも運動量を増加させたところ、過敏性腸症候群の症状が緩和した報告があることから、矛盾しないと考えられます。
引き続きさまざまな生活習慣と消化器疾患との関連性についても解析をすすめる予定です。引き続きよろしくお願いいたします。

 
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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