第3内科に新たなメンバーが増えました!
研修医の齋藤舞先生が入局のご挨拶に来られました。齋藤舞先生は愛媛県立中央病院で研修をされ、消化器疾患に興味を示されました。
入局にあたり、県立中央病院で指導にあたってくださった松岡海南先生からコメントをいただきましたのでUPさせていただきます。
入局おめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。
以下松岡海南先生からいただきましたコメントと入局時の写真です。
齋藤先生
ご入局おめでとうございます!
齋藤先生は愛媛県立中央病院で2年間初期研修を行っており、2年目に2ヶ月間消化器内科をローテートし、消化器内科の道を選んでいただきました。
本当に優しくて温厚で、どんなに忙しくても穏やかで、細やかな気遣いをみせてくださります。患者さんだけでなく私たち周りのスタッフも癒されることが多いです。
そして検査や治療も積極的にこなす芯の強さもあり、メキメキと腕をあげています!
今後も一緒に消化器内科医として楽しく頑張っていきましょう!


当科内分泌グループの先生方が多く携わった日本内分泌学会四国支部 市民公開講座が開催され、盛会となりました!
日本内分泌学会四国支部 市民公開講座は、「ホルモンを知って,みんなで健康!」のテーマで、令和7年2月16日(日) 10時から、愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホールで、愛媛大学 総合健康センターの古川慎哉教授の世話人のもとで開催されました。
まず、日本内分泌学会四国支部長/愛媛大学 内科の松浦文三先生から、「ホルモンとは」の概説の後、松山赤十字病院 内科の山本晋先生から、「甲状腺ホルモンが過剰な場合と不足している場合の症状や甲状腺の腫れ」について、愛媛大学 内科の三宅映己先生から、「肥満の合併症と治療法,やせの注意点」について、そして愛媛大学 総合健康センターの古川先生から、「夜間頻尿の原因,合併症とその治療」についてわかりやすく講演をいただきました。各講演の後には、多くの質問をいただき、各先生に丁寧に答えていただきました。
30名以上の参加を得て,盛会裏に終了しました。今後も機会を作って、「内分泌」の市民講座を開催したいと存じます。

市立宇和島病院の先生方から楽しそうな近況報告と熱いメッセージが届きました!
以下、期待のホープ、和泉先生からいただきました文面とお写真です(HP担当としては、HY先生の凛々しいお顔が見れてとても嬉しかったです)。
こんにちは!市立宇和島病院で勤務しております和泉翔太です。この度市立宇和島病院消化器内科スクラブが完成しました!記念にこの場をお借りして報告させて頂きます。
折角の機会ですので市立宇和島病院 消化器内科をご紹介させて頂きます。
私は2024年4月より市立宇和島病院で勤務しており、4月から10月の半年間で上部消化管内視鏡検査約400件、大腸内視鏡検査約80件と多くの経験を積ませて頂きました。またERCPも60件程度施行しており、ESDやEVLなどの処置にも主実施医として携わらせて頂いております。当院は消化器病・消化器内視鏡・肝臓学会の認定施設であり、症例の蓄積がそのまま専門医取得に直結するということも、県内でも指折りの恵まれた環境です。
また、消化器内科としての勤務だけではなく、救急診療にも関わる機会が多く1次救急から3次救急まで幅広い経験ができることも本病院の特徴です。
ここまで聞くとただただ激務と思われるかもしれませんが、複数主治医制+待機制の導入といった余暇をしっかりとれるような制度も導入され、オンオフのはっきりした日常を過ごすことができるような仕組み作りも進めて頂いております。
内視鏡スキルを向上したい、種々の専門医を取得したい、一般内科としての救急スキルを磨きたい、夜間や休日は自分の時間を過ごしたいなど、多くのニーズに応えられる施設ではないかと勝手ながら思っております。
もしよろしければ第三内科への入局、そしてゆくゆくは市立宇和島病院での勤務してみませんか??
興味を持って下さった方は、ぜひ第三内科の見学をお申込み下さい。
一緒に働ける日を紺色のスクラブに身を包んでお待ちしています。


文責:和泉翔太
●医局HPでは、近況の報告等、随時受け付けております●
●関連病院の先生方、HPで連絡したいことなどがございましたら、いつでも医局、あるいはHP担当丹下まで直接ご連絡ください●
〇伊予医師会学術講演会
日時:2025年3月13日(木)19:00~20:00
ハイブリッド開催
会場:ウェルピア伊予 「橘」
特別講演
藤田医科大学病院 内分泌・代謝・糖尿病内科 准教授
清野 祐介 先生
〇JB Web Seminar
日時:2025年3月13日(木)19:00~20:00
ハイブリッド開催
会場:TKPガーデンシティPREMIUM札幌大通 カンファレンスルーム7D
講演
愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 教授
日浅 陽一 先生
〇アルブミン全国Web講演会
日時:2025年3月18日(火)18:00~19:00
WEB配信
講演
愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 教授
日浅 陽一 先生
〇マンジャロ講演会 in 中四国
日時:2025年3月19日(水)19:00~20:05
オンライン講演会
Special Lecture
坂出市立病院 糖尿病内科 部長
大工原 裕之 先生
〇循環器疾患から便秘を考える会
日時:2025年3月19日(水)19:00~20:00
ハイブリッド開催
会場:松山市民病院 永頼会館 2階 会議室
講演
松山市民病院 消化器内科 医長
花山 雅一 先生
〇New Strategy for Gastric Camcer in Ehime
日時:2025年3月25日(火)19:00~20:30
現地開催
会場:TKP松山市駅前カンファレンスセンター2F ホール2D
一般講演
愛媛大学医学部附属病院 光学医療診療部 特任講師
山本 安則 先生
特別講演
市立豊中病院 副院長 外科/消化器外科主任部長
今村 博司 先生
20250313_伊予医師会学術講演会
20250313_JB Web Seminar
20250318_アルブミン全国Web講演会
20250319_マンジャロ講演会 in 中四国
20250319_循環器疾患から便秘を考える会
20250325_New Strategy for Gastric Camcer in Ehime
愛媛県立中央病院 消化管グループの論文が JGH open (IF:1.7) にアクセプトされました.
以下,first author Sからのコメントです.
愛媛県立中央病院 消化器グループが投稿しておりました,悪性腫瘍による成人腸重積の臨床的特徴についての論文”Characteristics of adult intussusception due to malignancy in Japanese patients”が JGH open (IF:1.7) にアクセプトされました.
成人腸重積症は小児の成人腸重積と異なり,器質性疾患が原因となることが多いとされています.しかし稀な疾患のため,まとまった解析がこれまでされておらず,悪性腫瘍による成人腸重積の臨床的特徴は明らかにされていませんでした.そこで今回,悪性腫瘍による成人腸重積とその他の原因による成人腸重積の臨床的特徴を比較検討しました.2013年から2021年までに愛媛県立中央病院で成人腸重積(20歳以上)と診断された54名を対象として,2つのグループ(悪性腫瘍群n=26、その他の疾患群n=28)に分けて臨床的特徴について多変量ロジスティック回帰分析を用いて評価しました.多変量解析の結果より,64歳以上・慢性症状・結腸型が悪性腫瘍による成人腸重積と独立して関連していました(adjusted odds ratio [OR] 16.00, 95%CI 1.23–208.00; adjusted OR 32.70, 95% CI 1.50–712.00; adjusted OR 31.20, 95%CI 2.68–363.00, respectively).結論として,高齢者(64歳以上)・慢性症状・結腸型の成人腸重積は悪性腫瘍によるAIの特徴であることがわかりました.そのため上記特徴を持つ成人腸重積では保存的に腸重積が改善しても悪性疾患の存在を疑って原因精査が必要であることが示唆されました.
本研究は消化器内科診療に携わる先生方や医療スタッフのご協力によって行うことができました.深い感謝を申し上げます.