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お知らせ
 

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「B型肝炎に対するHBs-Lハイブリッド抗原(HBs-Lh抗原)を用いた経鼻投与治療・予防ワクチンの開発」プロジェクトの御紹介

Introduce our project entitled “Development of intranasal therapeutic and prophylactic vaccine containing HBs-L hybrid (HBs-Lh) antigen for hepatitis B”.

現在、B型肝炎の長期治療目標として、HBs抗原の消失ならびに機能的治癒(functional cure)が掲げられています。しかし、治療第一選択薬である核酸アナログ製剤での実現は5年で3%以下と難しい状況です。当科では、HBs抗原+HBc抗原を用いた経鼻治療ワクチンを開発し、AMEDの支援を受けて第IIa相臨床試験を行い、13.8%のB型肝炎患者でHBs抗原の消失を得ています。当科を中心とした研究班では、さらにより強い抗ウイルス効果を求めて、HBs抗原を、従来のS領域のみのHBs-S抗原に換えて、genotypeの異なる全領域のHBs-L抗原を同一脂質粒子上に表出するハイブリッド型抗原であるHBs-Lh抗原を開発しています。同抗原により、いずれのgenotypeに対しても高い抗原中和能を持つ中和抗体を誘導できます。AMEDの支援をいただき、既にGMPグレードのHBs-Lh抗原およびHBc抗原の試製造を行っており、創薬に向けて検討しています。現在、HBs-Lh抗原+HBc抗原を用いた経鼻投与による治療ワクチン開発を目指しており、抗原製造ならびに前臨床試験、および臨床試験の実施に協力いただける企業との共同研究を模索しています。興味をお持ちいただけましたら、ぜひ当科にご連絡ください。

The treatment goals for hepatitis B are the elimination of HBs antigen and functional cure, however these are difficult to achieve with the first-line treatment of nucleoside analogues. The Japanese Ministry of Health, Labour and Welfare has set a target of improving the cumulative 5-year HBs antigen clearance rate from 3% to 5%. Our research group has developed a nasal treatment vaccine using HBs antigen + HBc antigen, and conducted a Phase IIa clinical trial with support from AMED in Japan, resulting in HBs antigen clearance in 13.8% of hepatitis B patients. In order to achieve an even stronger antiviral effect, we developed the HBs-Lh antigen, a hybrid antigen that expresses the entire HBs antigen of a different genotype on the same lipid particle, replacing the conventional HBs-S antigen, which only expresses the S region. This antigen can induce neutralizing antibodies with high neutralizing activity against all genotypes. In addition, we have confirmed that the addition of HBc antigen to HBs-Lh antigen has a stronger effect on enhancing cellular immunity. We have completed trial production of GMP-grade HBs-Lh antigen and HBc antigen. As a nasal vaccine, it has a higher level of safety and tolerability, and we have confirmed that it has a better immune therapeutic effect than subcutaneous administration. We would like to collaborate with a company that can help us with the production of the antigen, preclinical trials, and Phase I clinical trials, in order to develop a therapeutic vaccine using HBs-Lh antigen + HBc antigen for nasal administration.

BioJapan_2024_愛媛大学_日浅_日本語ムービー

BioJapan_2024_Ehime Unv_hiasa_English movie

碓井亨先生が入局されました!大変嬉しい出来事を共有させていただきます。
以下、県立中央病院で指導されたS先生より入局に際していただきましたコメントです。

みなさま,こんにちは.
医局に新たな風が吹き込みます.
消化器領域で新進気鋭の碓井 亨先生が入局することになりました!
おめでとうございます!
仕事は緻密で正確.性格は温厚で冷静.
病棟業務も内視鏡検査もスマートにこなし,プライベートでは誰も気が付かない間に素敵なパートナーを見つけるなど,抜け目がありません.
大学時代の硬式テニス部でも周りへの細やかな配慮とリーダーシップでTEAMをまとめてくれました.消化器内科においても,的確な診断力,行動力を存分に発揮してくれることを楽しみにしています.
愛媛県立中央病院で研修後,広島で研鑽を積み,愛媛に戻ってくるか悩んだ末,ついに愛媛の医療を担うことを決めてくれました!
共に最高の消化管TEAMを作り上げていきましょう!

CATEGORY : お知らせ その他 

10月 講演会・研究会案内

〇Upper GI Expert Seminar
日時:10月8日(火)19:00~20:30
現地聴講
Web 同時配信
会場:ANA クラウンプラザホテル松山 3F 『 ローズ 』

 講演1 
愛媛大学医学部附属病院 光学医療診療部 特任講師
山本 安則 先生

 講演2 
愛媛大学大学院 医学系研究科 消化管・腫瘍外科学講座 准教授
古賀 繁宏 先生

 特別講演 
慶應義塾大学医学部 外科学 教授
北川 雄光 先生

〇第3回 DiaMond Seminar in 四国
日時:10月10日(木)19:00~20:00
オンライン配信

 講演1 
愛媛大学大学院医学系研究科 地域生活習慣病・内分泌学 教授
松浦 文三 先生

 講演2 
高知大学医学部 内分泌代謝・腎臓内科学 教授
藤本 新平 先生

20241008_Upper GI Expert Seminar
20241010_第3回 DiaMond Seminar in 四国

第24回日本内分泌学会四国支部学術集会において、総合健康センター 古川慎哉教授が会長を務められ、盛会に終了いたしました。以下、古川先生よりいただきましたコメントです。

第24回日本内分泌学会 四国支部学術集会を終えて
愛媛大学 総合健康センター 教授
古川慎哉

2024年9月6日土曜日に愛媛大学医学部40周年記念講堂において,第24回日本内分泌学会四国支部学術集会の会長を務めさせていただきました。今回の学会では,例年にも増して26題の一般演題をご登録いただきました。特に教室員及び同門会員の先生方からは,多くの演題登録をいただき,ありがとうございました。特別講演では,公衆衛生学講座時代にご指導いただいた現順天堂大学公衆衛生学講座の谷川武先生に「睡眠時無呼吸症候群とスクリーニングの意義~安全と健康に資する睡眠面からの取り組み」をご講演いただきました。また,教育講演では東北支部長で東北大学の菅原明先生(写真1)に「災害時の内分泌・代謝疾患~東日本大震災時の東北大学の取組み」を,JES We Can企画の講演では2024年4月に関東支部から香川大学の教授に来られた岩部(岡田)美紀先生(写真2)に「多角的アプローチ・異分野融合方研究による内分泌代謝学の魅力」を,ランチョンセミナーでは北里大学の宮塚健先生に「糖尿病治療の変遷と展望-GIP/GLP1 dual agonistが拓く可能性」を,ご講演いただきました。
今年の学会賞(優秀演題賞)は,和田あゆみ先生(徳島赤十字病院 糖尿病・内分泌内科)が「診断・薬物(ジアゾキシド)治療・手術までの血糖変動をisCGMで確認しえたインスリノーマの1例」で,小林俊博先生(香川大学 内分泌代謝内科)が「高齢2型糖尿病患者における骨格筋量と身体動作に関する検討」で,受賞されました(写真3)。
学会運営には不慣れな面も多々ありましたが,無事終了して安堵しております。多くのご協力をいただきました先生方およびスタッフの皆さんに感謝申し上げます。

写真1

写真2

写真3

潰瘍性大腸炎の粘膜治癒と夜間頻尿の関連についての論文がNeurourology and Urodynamics(IF 1.8)にアクセプトされました!

以下,first author Sからのコメントです.

愛媛県立中央病院 消化器内科と愛媛大学総合健康センターの古川慎哉教授が共同で投稿しておりました,潰瘍性大腸炎の粘膜治癒と夜間頻尿の関連についての論文がNeurourology and Urodynamics (IF 1.8) にアクセプトされました.

以前からIBD診療をしている先生の間で潰瘍性大腸炎の患者は夜中にトイレ(排尿)に行くことが多い気がする…という都市伝説のようなものがありました.

夜間頻尿はQOLに影響を与えるため,患者にとって重要な症状となります.骨盤内臓器クロストークを介して,腸疾患と下部尿路症候群,子宮疾患には密接な関係があることが報告されていますが,潰瘍性大腸炎患者における夜間頻尿の検討はほとんどありません.今回,潰瘍性大腸炎患者における疾患活動性と夜間頻尿の関連を明らかにすることを目的としました.2015年から2019年の間に愛媛大学および愛媛県内の関連病院を受診したUC患者(N=287)を対象に夜間頻尿と粘膜治癒および臨床的寛解の有病率との関連について多変量ロジスティック回帰分析を用いて評価を行いました.結果として夜間頻尿2回以上は,粘膜治癒と独立して逆相関していました (調整オッズ比[OR]: 0.31,95%信頼区間[CI]: 0.13-0.73).非高齢者(70歳未満)および臨床的寛解の患者においても,夜間頻尿2回以上と粘膜治癒は逆相関していました (非高齢者: 調整オッズ比: 0.27,95%CI: 0.09-0.72、CRのみ: 調整オッズ比: 0.34,95%CI: 0.12-0.90).結論として日本人の潰瘍性大腸炎患者では,夜間頻尿は粘膜治癒と独立して逆相関していました.

本研究はIBD診療に携わる愛媛大学および県内関連病院の先生方や愛媛大学総合健康センタースタッフのご協力によって行うことができました.深い感謝を申し上げます.

Neurourol Urodyn. 2024 Aug 22. doi: 10.1002/nau.25570. Online ahead of print.

肝臓グループの島本豊伎先生が前任の松山赤十字病院で経験した症例報告2篇がこの度アクセプトされました。
以下島本先生よりコメントです。

前任地の松山赤十字病院在籍中から執筆していた症例報告2篇がこの度アクセプトされましたのでご報告させていただきます。

“腫瘍破裂を契機に診断され、術後腹膜播種再発した混合型肝癌の一例” 
混合型肝癌は単一腫瘍内に肝細胞癌と肝内胆管癌の両成分が混在している腫瘍です。肝細胞癌では腫瘍径の大きな病変や肝外に突出する形態の病変、増大速度が速い病変などで腫瘍破裂を起こすことがありますが、混合型肝癌の破裂例は非常に稀です。本症例は胆管癌成分主体の混合型肝癌で、乏血性腫瘍であるにも関わらず腫瘍破裂を起こした点でも非典型的な症例で、血管塞栓による止血後に外科的切除を行いました。術後12か月で肝内に再発が疑われ、単発病変であったため外科的切除を行うと肝内再発ではなく腹膜播種巣の肝癒着であることが判明しました。混合型肝癌においては治療方針について明確な指針が存在せず、症例毎に検討する必要があります。腫瘍破裂後の症例では腹膜播種の可能性も念頭に置いて画像評価や方針決定を行うことが重要と考えられました。

“GLUT-1-negative choroidal malignant melanoma with liver metastasis recurrence 12 years after surgery without FDG accumulation in the recurrent lesion on FDG-PET/CT: A case report”
眼原発悪性黒色腫は悪性黒色腫全体の約1%と非常に稀な疾患です。本症例は脈絡膜原発悪性黒色腫に対して眼球摘出術後の症例で、年1回腹部エコーで再発のスクリーニングを行っていましたが術後12年目に肝腫瘤を指摘されました。転移再発を疑い、FDG-PET/CTを撮影しましたが肝病変にFDG集積が見られませんでした。単発病変であったため診断的治療として肝切除を行い、悪性黒色腫肝転移と確定診断しました。FDG-PET/CTは腫瘍細胞内へFDG(Fluorodeoxyglucose)が取り込まれ、集積することを利用して画像評価を行っていますが、FDG取り込みに関与する膜蛋白がGLUT(glucose transporter)です。中でもGLUT-1が重要な役割を果たしており、GLUT-1発現の程度が予後にも関与することが先行研究で示されています。本症例で免疫染色を行うと原発巣、転移巣ともにGLUT-1陰性であり、FDG集積が見られなかった原因と考えられました。腫瘍増大やFDG集積とGLUT-1発現との関連性に着目して考察しています。

論文執筆にあたりご指導いただいた横田先生、越智先生をはじめ、ご協力いただいた松山赤十字病院の先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。大学院での研究はまだまだこれからですが、臨床についても常にアンテナを張って学会発表や論文執筆につながるような診療をしていきたいと思います。

Accept後、まだPDF化されていない状況ではございますが、報告させていただきます。
島本先生、貴重な報告をありがとうございました。おめでとうございます。 HP担当

9月 講演会・研究会案内

〇第8回愛媛消化管機能フォーラム
日時:9月6日(金)19:00~20:20
ハイブリッド形式
会場:オールドイングランド道後山の手ホテル 2階 山の手倶楽部

 講演1 
松山市民病院 消化器内科 医長
花山 雅一 先生

 講演2 
鳥取大学医学部 総合内科医学講座 消化器・腎臓内科学分野 教授
磯本 一 先生

〇糖尿病の支持療法を考える in 愛媛
日時:9月6日(金)19:00~20:05
ハイブリッド開催
会場:ろうきんビル (R-2番町ビル) 5 階 会議室

 講演1 
愛媛労災病院
大沢 由香 看護師

 講演2 
東北大学大学院医学系研究科 分子内分泌学分野 教授
菅原 明 先生

〇Incretin Summit in Ehime
日時:9月11日(水)19:00~20:00
オンライン開催

 特別講演 
三浦中央医院 院長
瀧端 正博 先生

〇HBV FORUM 2024 in Ehime
日時:9月12日(木)19:00~20:00
会場:ANA クラウンプラザホテル松山 本館 3階 ローズルーム
(WEB同時配信)

 講演 
国家公務員共済組合連合会 顧問
虎の門病院分院 名誉院長
熊田 博光 先生

〇愛媛IBD Seminar
日時:9月13日(金)19:00~20:20
会場:ホテルマイステイズ松山2F 『エテルノ』

 一般講演 
松山市民病院消化器内科 医⾧
花山 雅一 先生

 特別講演 
慶應義塾大学医学部内科学 (消化器)
金井 隆典 先生

〇第174回愛媛消化器疾患懇話会
日時:9月14日(土)16:30~18:30
ハイブリッド開催
会場:TKP 松山市駅カンファレンスセンター4F 「カンファレンスルーム4B」

 特別講演 
大阪医科薬科大学 消化器内科 教授
西川 浩樹 先生

20240906_第8回愛媛消化管機能フォーラム
20240906_糖尿病の支持療法を考える in 愛媛
20240911_Incretin Summit in Ehime
20240912_HBV FORUM 2024 in Ehime
20240913_愛媛IBD Seminar
20240914_第174回愛媛消化器疾患懇話会

8月 講演会・研究会案内

〇肝細胞癌 最新情報カンファレンス in 愛媛
日時:8月5日(月)19:00~20:20
Web開催

 一般講演 
愛媛大学大学院 消化器・内分泌・代謝内科学 准教授
廣岡 昌史 先生

 一般講演 
愛媛大学大学院 消化器・内分泌・代謝内科学 准教授
徳本 良雄 先生

 特別講演 
愛媛大学大学院 肝胆膵・乳腺外科学 教授
楳田 祐三 先生

〇エプクルーサ配合錠オンライン講演会
日時:8月22日(木)19:00~19:50
Web開催

 演題1 
愛媛大学医学部附属 薬剤部 副薬剤部長
越智 理香 先生

 演題2 
愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 教授
日浅 陽一 先生

〇第25回愛媛消化器超音波カンファレンス
日時:8月24日(土)14:30~17:00
会場:四国労金サービス(R-2番町ビル)5階会議室

 ハンズオンセミナー・特別講演・ライブデモンストレーション 
飯田市立病院 診療技幹/内視鏡センター長
岡庭 信司 先生

〇JAK阻害薬を考える会in愛媛
日時:8月28日(水)19:00~20:00
ハイブリッド形式
会場:ANA クラウンプラザホテル松山 3階「ローズルーム」

 特別講演 
大阪医科薬科大学 第2内科 専門教授
中村 志郎 先生

〇Ehime HCC Expert Meeting 2024
日時:8月29日(木)19:00~20:30
Web形式(視聴会場はございません)
台風の影響のためWeb形式へ変更させていただきます。

 基調講演 
愛媛大学医学部附属病院 第3内科
矢野 怜 先生

愛媛県立中央病院 消化器内科 部長
多田 藤政先生

 特別講演 
近畿大学医学部 消化器内科学 主任教授
工藤 正俊 先生

20240805_肝細胞癌 最新情報カンファレンスin愛媛
20240822_エプクルーサ配合錠オンライン講演会
20240824_第25回愛媛消化器超音波カンファレンス
20240828_JAK阻害薬を考える会in愛媛
20240829_Ehime HCC Expert Meeting 2024 

第90回愛媛大学ヘルスアカデミー/日本内分泌学会四国支部市民講座が,「肥満とやせと健康と」のテーマで,令和6年6月30日(日) 13時から,いよてつ高島屋9階ローズホールにおいて,愛媛大学 地域生活習慣病・内分泌学講座の松浦文三教授の世話人のもと,開催されました。
松浦先生より以下のコメントをいただきました。

70名以上の参加を得て,5題の講演とともに,多数のQ & Aで,盛会裏に終了しました。市民の皆様の「肥満とやせ」に対する関心の高さが感じられました。
第1部の講演の部では,まず愛媛大学内科の中口博允先生から,「肥満とやせの健康障害」について,肥満もやせも万病のもとであることを多くのデータをもとに講演いただいた。愛媛大学栄養部の竹島美香先生からは,「肥満とやせの食事療法」について,規則正しく適切な量をバランスよく食べることの重要性を講演いただいた。松山市民病院リハビリ科の中田亮輔先生からは,肥満もやせも筋量・筋力を維持することの重要性,日常生活の中で活動量,筋肉運動を増やすコツについて講演いただいた。松山市民病院内科の仙波英徳先生からは,最近使用可能となったウゴービとアライを中心に,保険診療として処方される薬と薬局で自費購入の薬,糖尿病のある患者のみで使用できる薬と糖尿病のない患者でも使用できる薬,作用機序や効果の強さの違い,注意すべき副作用,などについて講演いただいた。愛媛大学外科の吉田素平先生からは,肥満の外科治療の適応となる患者,手術術式,術後の合併症,などについて講演いただいた。
第2部のQ & Aコーナーでは,会場からの多くの質問をいただいた。「個人にとっての適正体重とは」「二次性肥満ややせについて」「食事摂取量が少ない場合の工夫点」「栄養補助食品の使い方」「〇〇ダイエットの落とし穴」「運動は持久運動が良いのか筋トレが良いのか」「事務仕事中でもできる運動」「ウゴービが使用できる条件」「減量/代謝改善手術が可能な施設」「術後のリバウンド」などについて,講演いただいた先生方に答えていただいた。
今後も機会を作って,市民講座を企画したいと思います。

内分泌グループの三宅映己先生が愛媛大学大学院医学系研究科長優秀論文賞を受賞されました。
以下、受賞に際して三宅先生よりコメントです。

この度、愛媛大学大学院医学系研究科長優秀論文賞を受賞させて頂きました。
論文名は「Glycemic Control Is Associated with Histological Findings of Nonalcoholic Fatty Liver Disease」です。血糖値とNAFLD(現在はMASLDです)の組織学的な関係を解析し、血糖コントロール状況はNAFLDの増悪と関連しており、血糖コントロールの軽度の悪化(6.5%~7.4%)であってもNAFLDの進行に寄与するすることを報告しました。同門会を中心とした多くの先生方からご紹介頂きました一つ一つの貴重な症例の積み重ねが、今回の受賞につながったと思います。ありがとうございました。引き続き、糖尿病とNAFLDの興味深い関係に注目し研究を進めたいと思います。

(Diabetes Metab J. 2024;48:440-448.)

 
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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