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お知らせ
 

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WEB講演にて開催いたします。
〇肝臓WEBセミナー

日時:7月28日(火) 18:30~19:30

会場:WEB開催
特別講演
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野
教授 寺井 崇二 先生
 

【演題確定】肝臓病WEBセミナー 20200728


7月開催予定の下記の研究会・講演会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期となりました。新たな開催日が決まり次第ご案内いたします。

【延期】
7月14日(火) 糖尿病講演会
7月17日(金) IBD Expert Meeting


◆6月予定の研究会・講演会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止および延期となりました。新たな開催日が決まり次第ご案内いたします。

【中止】
6月25日(木) 第3回愛媛内分泌カンファレンス
6月27日(土) 肝胆膵疾患治療フォーラム

【延期】
6月11日(木) HBV FORUM 2020
6月22日(月) 愛媛GIフォーラム
6月30日(火) 愛媛県慢性便秘治療研究会

熊木天児先生の論文が愛媛大学大学院医学系研究科優秀論文賞(最優秀)に選出されました。

論文名:Early Detection of Pancreatic Cancer in Patients With Chronic Liver Disease Under Hepatocellular Carcinoma Surveillance.

著者:Kumagi T, Terao T, Yokota T, Azemoto N, Kuroda T, Imamura Y, Uesugi K, Kisaka Y, Tanaka Y, Shibata N, Koizumi M, Ohno Y, Yukimoto A, Tange K, Nishiyama M, Kanemitsu K, Miyake T, Miyata H, Ishii H, Hiasa Y; Ehime Pancreato-Cholangiology (EPOCH) Study Group.

掲載誌(英語):Mayo Clin Proc. 2019 Oct;94(10):2004-2010.

論文概要(英語):Youtube(Mayo Clinic Proceedings)

論文概要(日本語):マスコミ、非医療従事者向けの解説

以下、熊木先生からのコメントです。

この度、愛媛胆膵疾患研究グループ(EPOCH Study Group)の膵癌に関するMayo Clinic Proceedings論文が、栄えある愛媛大学大学院医学系研究科最優秀論文賞に選出されました。愛媛大学主導で行われた研究論文が応募の条件であり、まさに愛媛胆膵疾患研究グループ(EPOCH Study Group)の結束が成就したものだと思います。私が代表で受賞しましたが、グループメンバーのご協力の賜物です。本当にありがとうございました。グループが設立されてから10年が経ちましたが、10年前には想像できなかっただけに感無量です。私自身、4月より総合臨床研修センター長を拝命しました。今後どれだけ研究に従事できる時間があるか分かりませんが、可能な限り関わり続けたいと思います。引き続きEPOCH Study Groupの診療、教育、研究、学術活動にご協力のほど、よろしくお願い致します。

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広岡昌史先生の論文がHepatology researchにアクセプトされました。

論文名:Efficacy of combining electric-field and C-plane imaging to obtain ultrasound–ultrasound fusion images in monopolar radiofrequency ablation for patients with liver cancer

著者:Masashi Hirooka, Yohei Koizumi, Takaaki Tanaka, Yoshiko Nakamura, Yoshio Tokumoto, Masanori Abe, Yoichi Hiasa

以下、広岡先生からのコメントです。

本論文は過去と現在の超音波画像を同期するUS-US fusion imagingにおいて広岡らが特許取得したC-plane技術を活用し、このC-plane imaging上に焼灼範囲シミュレーション技術 E-fieldを用いることで有効かつ安全な肝癌治療を行うという内容です。このたび日本肝臓学会の英文誌Hepatology Researchに採用されることになりました。この超音波fusion imagingシステムは愛媛大学、日立製作所、大阪赤十字病院において共同開発を行い、現在日立製作所の超音波フラッグシップモデルArietta850に搭載され販売されています。今年度の診療報酬改定によりラジオ波焼灼時に本論文のようなfusion imagingシステムを使用することにより200点の診療報酬が加算されることになっています。是非本システムをご活用ください。

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渡辺崇夫先生の論文がJournal of Medical Virologyにアクセプトされました。

論文名:Sex difference in the development of hepatocellular carcinoma after direct-acting antiviral therapy in patients with HCV infection.

著者名:Takao Watanabe, Yoshio Tokumoto, Kouji Joko, Kojiro Michitaka, Norio Horiike, Yoshinori Tanaka, Fujimasa Tada, Yoshiyasu Kisaka, Seiji Nakanishi, Kazuhiko Yamauchi, Atsushi Yukimoto, Yoshiko Nakamura, Masashi Hirooka, Masanori Abe, Yoichi Hiasa

以下渡辺先生からのコメントです。

このたび「Sex difference in the development of hepatocellular carcinoma after direct-acting antiviral therapy in patients with HCV infection.」と題した論文が、Journal of Medical Virologyにアクセプトされました。
本論文は、Ehime Kan-en Network所属の関連病院の先生方の多大は御協力により、C型肝炎に対するDAA治療終了後の肝発癌を解析した論文です。以前、全体での解析はHepatology Researchに掲載されておりますが、本論文はその続きで、男女に分けて発癌を比べました。その結果、男性では女性に比べ明らかに発癌が多く、その危険因子として男女とも治療終了後AFPが抽出されましたが、カットオフ値が女性では6.0 ng/ml, 男性では3.5 ng/mlであり、男性では治療終了時AFPがより低値でも肝発癌が見られるため、経過観察には注意を有するという内容です。いつもながら大変お忙しい中、EKENの先生方には集計に多大な御協力をいただき1438例という大きな症例数を解析できたことが評価されたと考えており、心より感謝申し上げます。論文作成にあたり御指導いただきました徳本先生、日浅先生にも感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

今後とも、より一層精進し、成果を挙げたいと存じますので御指導のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。

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当科の竹下英次先生の論文が日本門脈圧亢進症学会雑誌に掲載されました!

以下、竹下先生よりコメントをいただいています。

「原発性胆汁性胆管炎における門脈圧亢進症性胃症合併の意義」(日本門脈圧亢進症学会雑誌 2020;26:35-40.)と題した論文が日本門脈圧亢進症学会雑誌に掲載されました。和文ではありますが折角紙面を頂きましたので報告致します。本論文の主旨は以下の通りです。

原発性胆汁性胆管炎(PBC)における食道胃静脈瘤評価の重要性・意義は現在においては言うまでもありません。一方、食道胃静脈瘤発生に先行して門脈圧亢進症性胃症(PHG)を合併する無症候性PBC症例が散見されます。これらはPHGの存在から門脈圧亢進状態、食道胃静脈瘤合併例に近い病態、すなわち症候性への進展、消化管出血のリスクが高いと予想されますがその臨床像などの詳細は明らかではありません。今回の研究で無症候性PBCにおいてPHGを確実に診断することにより、門脈圧亢進が軽度な症例、食道胃静脈瘤合併がない症例においても門脈圧亢進症例を囲い込めること、さらに無症候性PBCにおけるPHG合併はその後の症候性移行への危険因子であることが明らかになりました。結論としては、それら結果より「PBCにおいて(食道胃静脈瘤のみでなく)PHGの確実な診断と診断後の慎重な経過観察が必要である」としました。
本研究にあたっては、データ収集・解析にあたり、山本安則先生に多大なサポートを、論文作成時には日浅教授、池田先生に御指導を頂きました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。今後も門脈圧亢進症関連で論文が作成出来れば報告したいと思います。今後とも御協力、御指導のほど宜しくお願い申し上げます。

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◆5月予定の研究会・講演会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止および延期となりました。新たな開催日が決まり次第ご案内いたします。

【中止】
5月28日(木) 第4回愛媛消化管機能フォーラム

【延期】
5月15日(金) 愛媛UCフォーラム
5月30日(土) 愛媛NST研究会

令和2年4月1日から愛媛大学医学部附属病院において炎症性腸疾患(IBD)センターが設置されましたので報告致します.

近年,本邦における炎症性腸疾患(IBD)の患者数は潰瘍性大腸炎で20万人,クローン病で7万人以上が見込まれ,潰瘍性大腸炎は特定疾患の中で最多となっております.また,特定疾患医療受給者数からの推移では制度の変更もあり最近は一見頭打ちになっているようにみえますが,実際の患者数の増加傾向は今後も続くと予想されています.

炎症性腸疾患に対する治療は,近年では生物学的製剤やJAK阻害薬等の免疫調節剤の登場など進歩が著しく,薬物療法以外にも血球除去療法や栄養療法など多岐にわたります.そのため治療が複雑化し,より高い専門性が求められるようになってきました.

これらの背景から,炎症性腸疾患をはじめとした自己免疫に起因する消化器疾患の専門性の高い治療の提供や研究・治療開発を目的とし2016年4月から西条市の寄付講座として地域消化器免疫医療学が設立されました.同講座は西条市の地域医療支援の他,炎症性腸疾患の研究や免疫治療法の開発などの研究を行っております.

今回,現行の治療・研究の継続に加え,以下の項目をより強化することを目的とし,愛媛大学医学部附属病院での症性腸疾患(IBD)センター設置に至りました.
① 紹介窓口の明確化による紹介・受診の円滑化.
② 各部門との連携強化による全人的医療の提供.
③ 診療科間の連携強化による迅速で高度な医療の提供.

また,当院の理念は「患者から学び、患者に還元する病院」ですが,集約化により診療・研究をレベルアップし,それを患者さんへ還元するように出来ればと思っておりますので御理解・御協力宜しくお願い申し上げます.

紹介等に関しましては,従来通りでFAX紹介等の紹介受診に関する相談は総合診療サポートセンター(TMSC)まで,その他,外来受診に関する相談は内科外来にご連絡頂ければと存じます.

炎症性腸疾患(IBD)センター     竹下英次

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この度、小泉光仁先生の生体肝移植後胆管狭窄に対する内視鏡治療に関する論文がBMC Gastroenterologyにacceptされました。

 

論文名:Endoscopic stent placement above the sphincter of Oddi for biliary strictures after living donor liver transplantation.

著者:Mitsuhito Koizumi, Teru Kumagi, Taira Kuroda, Yoshiki Imamura, Kozue Kanemitsu, Kohei Ogawa, Yasutsugu Takada, Yoichi Hiasa.

掲載誌:BMC Gastroenterology 2020;20(1):92.

https://bmcgastroenterol.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12876-020-01226-x?fbclid=IwAR1jCwOOVEUKhIFQdetNiw7zc59Ic1_MYQfGox9c8v33DVoYWrhLdStRlbA

 

【要旨】

【背景】生体肝移植後の胆管狭窄は頻度の高い胆道合併症の一つである。胆管狭窄に対して内視鏡治療・胆管ステント留置が第一選択とされることが多いが、胆管狭窄に対する胆管ステント留置の方法や期間については一定の見解が得られていない。

【目的】生体肝移植後の胆管吻合部狭窄に対する胆管ステント留置(胆管内留置法)の有用性と問題点を明らかにする。

【方法】当院で生体肝移植後(胆管-胆管吻合後)の胆管吻合部狭窄に対して内視鏡的治療を施行した16例を対象として治療成績と合併症を検討した。ERCP回数は中央値7回(1-14回)、計98回のERCPを対象にしてステント下端が十二指腸乳頭から出る従来法と十二指腸乳頭から出ない胆管内留置法にわけてステント開存率、合併症を比較検討した。当院では胆管狭窄に対するステント留置後、経過が良ければ6-12か月後のERCPで胆管狭窄が残存していれば再度胆管ステントを留置する方針としている。

【結果】内視鏡的治療は16例中14例(88%)で成功した。内視鏡的治療が困難であった2例は胆管空腸吻合術が施行された。内視鏡治療が可能であった14例のうち、7例はステントフリーとなったが7例はステント胆管内留置を継続中である。ERCP98回の内訳はステント留置87回(胆管内留置法77回、従来法10回)。ステント留置法の比較ではステント逸脱が胆管内留置法で13回(16%)みられたが、従来法ではみられなかった。ステント開存期間は胆管内留置法: 222日、従来法: 99日であった。またステント閉塞は胆管内留置法で有意に少なかった。

【結論】生体肝移植後の胆管吻合部狭窄に対して、胆管内留置法は有用である。

 

【小泉先生からのコメント】

外科の先生方にご協力いただきながら、熊木先生、日浅先生のご指導のもと、何とか論文を形にすることができました。ありがとうございました。引き続き、基礎・臨床の論文を作成していきたいと思います。

 

【熊木先生からのコメント】

まずは、おめでとうございます。悪戦苦闘すること1年10ヶ月。思い起こせば懐かしいですね。1つ目はrejectながら29個のコメント。不貞腐れることなくreviseして次に挑戦。残念ながらコメントなしの不合格続き。そして、5つ目で21個のコメントに応えてゴール。

 

Never give up!!!

完全に粘り勝ちですね。

 

胆膵グループのモットーでもある「学会発表=論文作成」を常に意識しながら、引き続き学術活動に邁進して下さい。

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2020年3月24日付けの毎日新聞朝刊の「四国健康ナビ」欄に松浦先生の減量に関する記事が掲載されています。

ご自身の体形や健康にご不安のある方は是非ご一読ください。

 

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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
Department of Gastroenterology and Metabology, Ehime University Graduate School of Medicine
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愛媛大学医学部本館8F
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