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お知らせ
 

4月2020

5月 研究会・講演会のお知らせ


◆5月予定の研究会・講演会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止および延期となりました。新たな開催日が決まり次第ご案内いたします。

【中止】
5月28日(木) 第4回愛媛消化管機能フォーラム

【延期】
5月15日(金) 愛媛UCフォーラム
5月30日(土) 愛媛NST研究会

令和2年4月1日から愛媛大学医学部附属病院において炎症性腸疾患(IBD)センターが設置されましたので報告致します.

近年,本邦における炎症性腸疾患(IBD)の患者数は潰瘍性大腸炎で20万人,クローン病で7万人以上が見込まれ,潰瘍性大腸炎は特定疾患の中で最多となっております.また,特定疾患医療受給者数からの推移では制度の変更もあり最近は一見頭打ちになっているようにみえますが,実際の患者数の増加傾向は今後も続くと予想されています.

炎症性腸疾患に対する治療は,近年では生物学的製剤やJAK阻害薬等の免疫調節剤の登場など進歩が著しく,薬物療法以外にも血球除去療法や栄養療法など多岐にわたります.そのため治療が複雑化し,より高い専門性が求められるようになってきました.

これらの背景から,炎症性腸疾患をはじめとした自己免疫に起因する消化器疾患の専門性の高い治療の提供や研究・治療開発を目的とし2016年4月から西条市の寄付講座として地域消化器免疫医療学が設立されました.同講座は西条市の地域医療支援の他,炎症性腸疾患の研究や免疫治療法の開発などの研究を行っております.

今回,現行の治療・研究の継続に加え,以下の項目をより強化することを目的とし,愛媛大学医学部附属病院での症性腸疾患(IBD)センター設置に至りました.
① 紹介窓口の明確化による紹介・受診の円滑化.
② 各部門との連携強化による全人的医療の提供.
③ 診療科間の連携強化による迅速で高度な医療の提供.

また,当院の理念は「患者から学び、患者に還元する病院」ですが,集約化により診療・研究をレベルアップし,それを患者さんへ還元するように出来ればと思っておりますので御理解・御協力宜しくお願い申し上げます.

紹介等に関しましては,従来通りでFAX紹介等の紹介受診に関する相談は総合診療サポートセンター(TMSC)まで,その他,外来受診に関する相談は内科外来にご連絡頂ければと存じます.

炎症性腸疾患(IBD)センター     竹下英次

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この度、小泉光仁先生の生体肝移植後胆管狭窄に対する内視鏡治療に関する論文がBMC Gastroenterologyにacceptされました。

 

論文名:Endoscopic stent placement above the sphincter of Oddi for biliary strictures after living donor liver transplantation.

著者:Mitsuhito Koizumi, Teru Kumagi, Taira Kuroda, Yoshiki Imamura, Kozue Kanemitsu, Kohei Ogawa, Yasutsugu Takada, Yoichi Hiasa.

掲載誌:BMC Gastroenterology 2020;20(1):92.

https://bmcgastroenterol.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12876-020-01226-x?fbclid=IwAR1jCwOOVEUKhIFQdetNiw7zc59Ic1_MYQfGox9c8v33DVoYWrhLdStRlbA

 

【要旨】

【背景】生体肝移植後の胆管狭窄は頻度の高い胆道合併症の一つである。胆管狭窄に対して内視鏡治療・胆管ステント留置が第一選択とされることが多いが、胆管狭窄に対する胆管ステント留置の方法や期間については一定の見解が得られていない。

【目的】生体肝移植後の胆管吻合部狭窄に対する胆管ステント留置(胆管内留置法)の有用性と問題点を明らかにする。

【方法】当院で生体肝移植後(胆管-胆管吻合後)の胆管吻合部狭窄に対して内視鏡的治療を施行した16例を対象として治療成績と合併症を検討した。ERCP回数は中央値7回(1-14回)、計98回のERCPを対象にしてステント下端が十二指腸乳頭から出る従来法と十二指腸乳頭から出ない胆管内留置法にわけてステント開存率、合併症を比較検討した。当院では胆管狭窄に対するステント留置後、経過が良ければ6-12か月後のERCPで胆管狭窄が残存していれば再度胆管ステントを留置する方針としている。

【結果】内視鏡的治療は16例中14例(88%)で成功した。内視鏡的治療が困難であった2例は胆管空腸吻合術が施行された。内視鏡治療が可能であった14例のうち、7例はステントフリーとなったが7例はステント胆管内留置を継続中である。ERCP98回の内訳はステント留置87回(胆管内留置法77回、従来法10回)。ステント留置法の比較ではステント逸脱が胆管内留置法で13回(16%)みられたが、従来法ではみられなかった。ステント開存期間は胆管内留置法: 222日、従来法: 99日であった。またステント閉塞は胆管内留置法で有意に少なかった。

【結論】生体肝移植後の胆管吻合部狭窄に対して、胆管内留置法は有用である。

 

【小泉先生からのコメント】

外科の先生方にご協力いただきながら、熊木先生、日浅先生のご指導のもと、何とか論文を形にすることができました。ありがとうございました。引き続き、基礎・臨床の論文を作成していきたいと思います。

 

【熊木先生からのコメント】

まずは、おめでとうございます。悪戦苦闘すること1年10ヶ月。思い起こせば懐かしいですね。1つ目はrejectながら29個のコメント。不貞腐れることなくreviseして次に挑戦。残念ながらコメントなしの不合格続き。そして、5つ目で21個のコメントに応えてゴール。

 

Never give up!!!

完全に粘り勝ちですね。

 

胆膵グループのモットーでもある「学会発表=論文作成」を常に意識しながら、引き続き学術活動に邁進して下さい。

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2020年3月24日付けの毎日新聞朝刊の「四国健康ナビ」欄に松浦先生の減量に関する記事が掲載されています。

ご自身の体形や健康にご不安のある方は是非ご一読ください。

 

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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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