〇第17回 日本内分泌学会 四国支部学術集会
日時:9月2日(土)10:00~
香川大学 医学部 臨床講義棟2階
〇愛媛消化器超音波カンファレンス
日時:9月2日(土)15:30~18:00
愛媛大学医学部 重信キャンパス 第2臨床講堂
特別講演
愛媛大学大学院医学系研究科 地域医療学講座准教授 熊木 天児先生
〇Next Symposium2017 in Matsuyama
日時:9月4日(月)19:30~21:00
松山全日空ホテル 南館4階「エメラルドルーム」
特別講演Ⅰ
中村・平井・田邉法律事務所 医師・弁護士 田邉 昇先生
特別講演Ⅱ
島根大学医学部 内科学講座第二 木下 芳一先生
〇Liver Sciences Forum in愛媛
日時:9月7日(木)19:00~20:40
松山全日空ホテル 南館4階「エメラルドルーム」
特別講演
大垣病院 副院長 熊田 卓先生
〇第18回愛媛GIフォーラム
日時:9月12日(火)19:00~21:10
ふなや 3階「光輪の間」
特別講演
鳥取大学医学部 機能病態内科学分野 教授 磯本 一先生
〇第23回愛媛NST研究会
日時:9月16日(土)14:00~17:30
南海放送 本町会館
特別講演Ⅰ
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
もの忘れセンター長 櫻井 孝先生
特別講演Ⅱ
徳島大学医学部 疾患治療栄養学分野 教授 濱田 康弘先生
〇肝臓がんの画像診断と治療の最前線
日時:9月21日(土)19:00~20:30
伊予鉄会館 3階「ロビンルーム」
特別講演Ⅰ
松山赤十字病院 副院長・肝胆膵センター所長 上甲 康二先生
特別講演Ⅱ
近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線診断学部門 教授 村上 卓道先生
〇第43回 愛媛内分泌代謝疾患懇話会
日時:9月22日(金)19:00~
松山全日空ホテル 本館4階「ダイヤモンドボールルーム」
特別講演
東北大学大学院医学系研究科 糖尿病代謝内科学分野 教授 片桐 秀樹先生
当院,愛媛県立中央病院消化器病センター,松山赤十字病院肝胆膵センターの多施設で行ったRFAの論文がAm J Roentgenology誌にアクセプトされました.
論文名 Chemoembolization with or without radiofrequency ablation: outcomes in BCLC-B hepatocellular carcinoma
以下,筆頭著者の廣岡先生からのコメントです.
当院、愛媛県立中央病院消化器病センター、松山赤十字病院肝胆膵センターでの多施設共同研究がAJRに採用されました。欧米ではBCLC intermediate stageの肝癌にはTAEが標準的治療として推奨されていますが、今回の研究では特にintermediate stageの早い段階のものにおいてRFAがTAEを凌駕していることが明らかになりました。肝疾患ではEKENにより愛媛県のデータが集約・解析されやすい状況です。今後もエビデンスの構築に寄与できる論文が発信できるように励みたいと思います。
先日、初期研修2年目の矢野怜先生が上甲康二先生(松山赤十字病院副院長)とともに入局のご挨拶に来られました。矢野先生は愛媛大学卒業後、松山赤十字病院で研修中です。消化器内科医であるお父様の影響もあり、学生時代より消化器疾患(特に肝胆膵領域)に関心を持っておりました。
集合写真
矢野先生はとてもモチベーションが高く、6年生の春には日本消化器病学会四国地方会で発表しました。本学会での医学生による発表は初めてでしたが、柔道で鍛えた持ち前の大きな体で堂々とした発表されました。また、質疑応答も難なくクリアし、学会会場を震撼させていました。
学会会場で指導医の熊木先生とともに(2015年6月、高松にて)
また、目的意識がしっかりとしており、将来は専門医取得とともに大学院への進学も考えておられます。今後の活躍がとても楽しみな先生に入局して頂き、スタッフ一同喜んでおります。
日浅先生とともに
第3内科日浅丸就航後4年が過ぎましたが、その間に50人の新入局員を迎えることができました。これからも多くの方を迎え入れられる様、さらに後進の指導に力を入れられる体制を構築していきたいと思います。
内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)の実態調査(愛大医病倫 1705002号)
愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテを利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。
【研究課題名】内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)の実態調査
【研究機関】愛媛大学医学部附属病院 消化器・内分泌・代謝内科学(第3内科)
【研究責任者】日浅陽一(消化器・内分泌・代謝内科学 教授)
【研究担当者】小泉光仁(消化器・内分泌・代謝内科学 助教)
【研究の目的】
過去に当院でERCP検査・治療をうけた患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、有効性や安全性について評価する研究を行うことといたしました。この研究はERCP検査をうける患者さんの有効性や安全性の検討を目的としたものであり、皆様の今後の診療にも役立つことができると考えています。
【研究の方法】
(対象となる患者さん)2014年4月から2017年5月に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうちERCP検査・治療をうけた患者さん
(利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、身体所見、血液検査データ、画像検査データ、治療状況 等
【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院消化器・内分泌.代謝内科学 小泉光仁
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5308
画像検査と血液検査を用いた甲状腺疾患の診断に寄与する因子の検討(愛大医病倫 1612007号)
愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さまのカルテの記録や通常の診療で行った検査の後に保管されている残った試料(血液・細胞・手術検体など)を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテや保管されている試料(血液・細胞・手術検体など)を利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。
【研究機関】愛媛大学医学部附属病院 消化器・内分泌・代謝内科
【研究責任者】山本 晋(愛媛大学大学院 地域生活習慣病・内分泌学 助教)
【研究代表者】松浦文三(愛媛大学大学院 地域生活習慣病・内分泌学 教授)
【研究の目的】
過去に受診された各種甲状腺疾患の患者さまの診療録(カルテ)の情報を収集し、診断方法や病期分類などついて評価する研究を行うことといたしました。この研究は各種甲状腺疾患における有効な診断方法や病気分類の検討を目的としたものであり、皆様の今後の診療にも役立つことができると考えています。
【研究の方法】
(対象となる患者さま)2012年4月から2016年3月に愛媛大学医学部附属病院にて各種甲状腺疾患で手術加療を受けられた患者さま
(利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、身体所見、血液検査データ、画像検査データ、治療状況 等
(利用する試料)通常の診療で使用した後に残った試料(血液・細胞・手術検体など)
【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さまを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さまの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
【お問い合わせ先】
愛媛大学大学院 地域生活習慣病・内分泌学 山本 晋
消化器・内分泌・代謝内科学 三宅映己
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-089-960-5308
宇都宮先生の学位論文が,日本消化器病学会の英文誌であるJournal of Gastroenterology(JG)誌の表紙に選ばれました.
Upregulated absorption of dietary palmitic acids with changes in intestinal transporters in non-alcoholic steatohepatitis (NASH).
Utsunomiya H, Yamamoto Y, Takeshita E, Tokumoto Y, Tada F, Miyake T, Hirooka M, Abe M, Kumagi T, Matsuura B, Ikeda Y, Hiasa Y.
J Gastroenterol. 2017 Aug;52(8):940-954. PMID:28062946
以下,宇都宮先生からのコメントです.
この度は私の学位論文をJournal of Gastroenterology誌の表紙に選んで頂き、誠に光栄に感じております。NASHの病因や進展に関しては未だ未解明な部分も多く、この研究がNASH解明の一翼を担えるように発展していくことを切に願っています。今後は本研究で得られた知見を基礎研究に昇華していくことで、更なるメカニズムの詳細な解析や治療ターゲットの特定を研究テーマに邁進したい所存でございます。最後になりましたが、本研究に多大なるご協力を頂きました山本先生、日浅先生をはじめとした諸先生方に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
〇第68回 愛媛肝胆膵研究会
日時:8月19日(土)16:00~
愛媛大学医学部 重信キャンパス
特別講演Ⅰ
武蔵野赤十字病院 消化器科 部長 黒崎 雅之先生
特別講演Ⅱ
東京医科大学東京医科大学病院 消化器内科 診療科長 糸井 隆夫先生
〇Ehime Liver Forum
日時:8月25日(金)19:00~21:00
松山全日空ホテル
特別講演
岐阜大学大学院医学系研究科 消化器病態学 教授 清水 雅仁先生
〇愛媛内分泌学術講演会
日時:8月30日(水)19:30~21:00
ふなや 3階「光輪の間」
特別講演
埼玉医科大学 内分泌・糖尿病内科 教授 野田 光彦先生
7月30日にホテルマイステイズ松山にて日本肝臓学会市民公開講座を開催しました。
今回は、猛暑の中82名の方々に参加をいただきました。どうもありがとうございました。
会長の阿部先生のあいさつのあと、日浅先生から最新のC型肝炎についての話がありました。最近のC型肝炎治療の成績は目覚ましいため、治療を受ければ治ります。肝炎検査をうけずに検査を機会を逃すことは絶対にやめましょうと力説されました。次に愛媛県立中央病院の道堯先生からB型肝炎の話がありました。B肝炎ウイルスの遺伝子型と人類のグレートジャーニーの関連のお話は圧巻でした。次に栄養部の竹島先生から肝疾患と食事についてのお話があり、毎日の食事について意識してみようと呼びかけました。休憩の後、阿部先生から自己免疫性肝疾患について、難しい内容を分かりやすく解説していただきました。特に女性では決してまれな病気ではないと話されました。次に松山赤十字病院の上甲先生から肝癌の内科的治療について動画を交えてお話しがありました。ごく最近の話題についても触れられ、進歩の著しさを実感しました。最後に当院肝胆膵移植外科の高田先生から肝癌の外科治療についてお話があり、肝移植という最後の砦のような高度な医療が愛媛県で受けられることに患者様は心強く感じたことでしょう。
閉会のあいさつとして日本肝臓学会顧問の箱守様よりお言葉をいただきました。日浅先生と同様、治療がよくなっている今こそ、肝炎ウイルス検査を受ける重要性を強調されました。
協賛いただいた愛媛県、愛媛県医師会、愛媛新聞社、協会けんぽ愛媛支部の皆様に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
今年も肝疾患啓発運動として7月29日に6回目となる街頭キャンペーンを行いました。
場所は昨年と同様、伊予鉄高島屋前の坊ちゃん広場周辺で行いました。毎年のことながら猛暑の中をたくさんの方々に参加いただきました。参加してくだる皆様も増えてきて年々盛り上がってきているようだと複数の方からお褒めの言葉をいただいております。大学からは肝疾患診療相談センター、看護部 (消化器疾患病棟、内科外来)、総合診療サポートセンター、栄養部から参加していただきました。大学外からは愛媛県健康増進課、全国健康保険協会 (協会けんぽ)愛媛支部、松山市保健所、愛媛新聞、さらには患者さんたちにも参加していただきました。
またえひめ国体の準備で多忙の中、昨年同様、みきゃん、だーくみきゃんもかけつけてくれました。もちろん愛媛大学医学部附属病院からあいちゃん、だいちゃんも参加です。
また今年は初の試みとして愛媛県の協力により、坊ちゃん広場に近い「ギャラリー黒猫」にて無料肝炎ウイルス検査と相談を行いました。開始前から並んでくださっていた方もおられ、全部で39名の方々が受検されました。
*7月28日は、世界保健機構(WHO)がウイルス性肝炎のまん延防止と差別・偏見の解消を図ることを目的として世界肝炎デーに制定しました。日本でも厚生労働省が、同日を日本肝炎デーと定め、肝炎デーを含む1週間を肝臓週間として肝疾患に関する正しい知識の普及と予防の重要性を知っていただくための啓発活動の強化期間としています。今年も7月28日にはいよてつ高島屋のくるりんと松山城が肝炎デーのシンボルカラーであるライトブルーにライトアップされました。